| 今までにない美しさを持つ993になりそう |
ポルシェが993世代の911をレストアする「プロジェクト・ゴールド」を始動させましたが、その動画第二弾を公開。
前回はドンガラ(何もついていない、金属むき出し)のボディからレストアを開始する様子を公開していますが、今回は「ホイール」ペイントと加工の様子を紹介しています。
なお、プロジェクト・ゴールドによって仕上げられた911(993)はアトランタで開催されるポルシェ70周年記念オークションにて販売されるとアナウンスされていますが、今回の動画を見ると、まさに「ゴールド」をカラーとして使用しているようですね。
気になるのはそのカスタム内容
今回のプロジェクト・ゴールドについて、単なるレストアではなく最新の技術を用いたカスタムも盛り込まれるようで、ポルシェ自らが手塩にかけて「たった一台」のみを作るという希少さ、そして昨今の空冷ブームを鑑みるに、相当な高値がつくことになりそう。
まずはゴールドにホイールをペイント。
その上からブラックにペイント。
そしてブースに入れてレーザーでホイールの表面を焼くと下地のゴールドが出現。
ホイール外周、そしてセンターキャップを取り付けるあたりがゴールドとなっています。
ホイールの細いラインはこうやって入れてたんですね(価格が高いのも納得)。
センターキャップをはめ込むとこんな感じ。
なお、ポルシェは「プロジェクト・ゴールド」のコンテンツを順番に公開しており、以下の通り合計で8つ。
8月24日にはその姿が公開される予定となっています(オークション開催は10月27日)。
- ビジョン。発見され、高められる。(公開済み)
- 洗練。ラッカーとレーザー。(公開済み)
- クラフトマンシップ。縫い目とステッチ。(8月3日)
- コーティング。保護と安全。(8月10日)
- マリッジ。エンジンと電気系統。(8月17日)
- 報道機関に公開する時が来ました。(8月24日)
- ワールドプレミア。(9月27日)
- オークション。(10月27日)
それでは動画を見てみよう
こちらが最新の「プロジェクト・ゴールド」進捗動画、「Project Gold - The refinement. Lacquer and laser.」。
ホイールにラインを入れる工程を確認できます。
こちらはプロジェクト・ゴールド第一弾、「Project Gold - The vision. Found and risen.」。