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今まで不明だったマスタング・シェルビーGT500の出力が「760馬力」に確定。フォード史上もっともハイパワー、V8史上もっともリッターあたりの出力が高いエンジンに

| フォードはシボレー、ダッジに比べるとこれまで「それほどマッスル」ではなかった |

フォードが「マスタング・シェルビーGT500」のスペックを公開。
車両そのものは今年早々に発表されていたものの、スペックは明かされておらず、「出力700馬力以上」「0-100キロ加速3秒台半ば」という曖昧な数字が語られていた程度です。

そして今回ついにそのスペックが明らかになったということですが、その出力はなんと760馬力で、これは「647馬力」のフォードGTを超えて”フォードのロードカー史上最強モデル”に。

まさか普通に700馬力、800馬力のクルマが売られる時代になるとは

フォード・マスタング・シェルビーGT500のエンジンは5.2リッターV8スーパーチャージド。
フォードいわく「世界でもっともリッターあたりの出力とトルクの大きなV8スーパーチャージド・エンジン」とのことですが、ダッジ・チャレンジャーSRTデーモンは840馬力ながらも排気量は6.2リッター。

計算してみるとマスタング・シェルビーGT500はリッターあたり146馬力、チャレンジャーSRTデーモンはリッターあたり135馬力。
ただしスーパーチャージャーではなく「ターボ」だと、マクラーレン720Sに積まれる4リッターツインターボが「リッターあたり180馬力」を発生しています。

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なお、馬力を公表してもなおフォードはマスタング・シェルビーGT500の加速性能や最高速については「だんまりを決めたまま」。
いずれはそれらも公表されることになると思われるものの、発表がなされていない、というのはちょっと不思議。

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現時点でわかっているのはトランスミッションは7速DCTのみ、ホイールは20インチ(標準でアルミ、オプションでカーボン製も)、ブレーキはブレンボ製、そしてサスペンションにはマグネライド採用。

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そのほかにもカーボン製プロペラシャフト、マグネシウム製のタワーバーが装着され、オプションの「トラックパック」にはカーボン製ホイール、カーボン製リアウイング、カーボン製インテリアトリム、レカロシートが含まれ、後部座席除去といった軽量化も。

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ボンネット中央には通常「ルーバー」が装着されるものの、画像を見るとルーバーは取り外し可能のようにも見えますね。
そしておそらくは「平常時から」ルーバーを取り外して走行したり、ルーバーと入れ替えて装着するガラスもしくはポリカーボネート製の透明パーツがサードパーティーから出てきそう。

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