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ブガッティが方向転換?「2030年まではガソリンエンジンにこだわる。その代わり、ヴェイロンとシロンが出す排ガスをチャラにするだけの植林を開始する」

投稿日:2019/12/04 更新日:

| ブガッティは、少し前までは「エレクトリック化」へ進むと報じられていた |

ここ最近ブガッティの動きが活発化しており、よく聞かれるのが「シロンに続く第二のモデル」を発表するのでは、ということ。
このニューモデルはピュアエレクトリックモデルになるのではというウワサがあり、ブガッティCEOであるステファン・ヴィンケルマンCEOは「第二のモデルを開発するための予算を獲得すべく、親会社であるフォルクスワーゲンと交渉中」だと報じられています。

なお、フォルクスワーゲン傘下となってはじめて発売されたブガッティ・ヴェイロンは「1台売るごとに6億2400万円の損失」だと言われ、つまりは作れば作るほど損であったということも最近明らかになっています。

ブガッティ・ヴェイロンは1台売るごとに6.24億の赤字だった!そのためブガッティのニューモデル投入につき親会社のVWは開発資金提供を渋っている模様

ブガッティは前フォルクスワーゲングループ会長の悲願

なお、ブガッティをフォルクスワーゲンへと収めたのは故フェルディナント・ピエヒ氏。
同氏は「ハイパー」なクルマが大好きで、アウディでは「ローゼマイヤー」など数々のスーパーカーやハイパーカーを計画したことでも知られますね。

こんなコンセプトカーもあった。スチームパンクなアウディ「ローゼマイヤー」

さらにフォルクスワーゲンから「謎の高級車」、フェートンを発売したのもフェルディナント・ピエヒ氏。
これはフォルクスワーゲンなのに12気筒エンジンを積んだ高級車で、もちろん全然売れなかったのに14年も販売し続けられることに。
「売れないのに販売され続けた」理由としては「フェルディナント・ピエヒ氏主導で開発されたから」「その手前、だれも”もうやめよう”と言えなかったから」だと思われ、つまりはそれくらい影響力と権力があった、ということですね。

そしてヴェイロン、シロンもまたフェルディナント・ピエヒ氏の強い要望によって市販されたと思われ、よって、いかに赤字が続こうとも「やめることが許されなかった」のかも。

ポルシェ創業者一族、フェルディナント・ピエヒ氏が亡くなる。アウディ・クワトロ、ブガッティ・シロンなどグループの「顔」をつくり続けた豪傑

そしてブガッティは神通力を失う

その後フェルディナント・ピエヒ氏のリタイヤ、そして死去に伴いブガッティは後ろ盾を失ってしまうことになり、よって現在のフォルクスワーゲンは(フェルディナント・ピエヒ氏に配慮する必要がなくなり)ブガッティに対してお金を出したくないのかも。

そんな感じでちょっと苦しい立場にあるのがブガッティで、今回新たに「2030年まではガソリンエンジンに固執する」という発言が新たに登場。
これまではむしろ「エレクトリック寄り」だったものの、むしろエレクトリック化を否定するような意味も含んでおり「一体何があったのか」と思わされますね(シロンに続く第二のブガッティについてはやはりエレクトリックになると考えられ、ガソリンにこだわるのはシロンとその後継のみだと推測)。

なお、「ガソリンエンジン回帰」はフォルクスワーゲングループ内のいくつかのブランドにおいて同様の傾向が見られ、ポルシェは918スパイダー後継について以前には「ピュアエレクトリック」と述べていたものの、最新の情報では「V6ターボ+ハイブリッド」という話も。

ポルシェ「F1用エンジンを新型ハイパーカーに積むかもしれん」「え?」「実は今までF1用V6ハイブリッドターボを開発していたのだ」

そしてベントレーも「ハイブリッドすら使用しない、ガソリンエンジン(W12)搭載のスピードスター」を発売すると報じられていて、これもまた”エレクトリックブランドになる”としていた今までとは相反する動きでもありますね。

ブガッティ、ポルシェ、ベントレーともフォルクスワーゲングループに属しており、こういった傾向を見ると、グループ内にて「何かあった」のかもしれません。

加えてブガッティは今回、ガソリンエンジンにこだわることを宣言するのに加え、「植林」を行うともアナウンス。
これは「すでに納車したヴェイロンとシロン(700台)の燃費と、オーナーの平均走行距離(1610km)」からCO2排出量を算出し、年間4,000本の木を植えればこれをカバーできるとし、すでにフランスの環境団体との共同作業にてプロジェクトが進行中。

加えて工場のエネルギーにはクリーンガスやグリーンエネルギー(ソーラーや風力発電)を使用することで環境保全を図る、としています。

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