| 現在、国内で売りに出ている唯一の”ブラックの”ホンダNSX |
さて、リバイズさんへとホンダNSXを見に。
ぼくは以前に一度、東京にて展示されていたNSXを見た後は実車を見たことがなく、直接目にするのはこれで「二度目」。
ホンダNSXは鳴り物入りでデビューした割にはイマイチ新車販売が伸びず、ちょっと「残念」な現状です。
NSXを新車で販売できるディーラーは限られ、しかし展示車も試乗車もなく、購入して「生産完了」時に全額を支払う必要があって(通常は受注生産のスーパーカーといえども国内に入ってきて”登録前”に支払う)、そこからアメリカにて船積み〜海上輸送〜国内で作業して登録することになりますが、つまり「お金を払っても2ヶ月くらいしないとクルマが来ない」ということに。
さらにローンを組むにも「残価設定ローンが使えず(フェラーリでもランボルギーニでもマクラーレンでも利用できる)」、とにかく購入するのにハードルが高いクルマだと言えます。
中古だと割安で購入が可能
そんなNSXですが、中古であればかなり「割安」に購入が可能。
そしてリバイズさんに展示されているNSXは現在(カーセンサー上で)唯一の「ブラック」。
こちらはエンジン。
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」に出てくるデロリアンに装備される「次元転移装置」みたいな形状ですね。
なおルーフはカーボン製。
リアディフューザーのフィンは「別体」。
フェラーリやランボルギーニ、マクラーレンのディフューザーについているフィンは基本的に「一体式」なので、このフィンをタイヤ止めなどに当ててしまうと「リヤディフューザーまるごと」交換せねばならず、しかしNSXだと(たぶん)フィンのみで交換ができ、安く修理できそう。
テールランプ。
かなりデザイン性の高い形状を持っていて、センター部は「スモーク」仕上げ。
ドアハンドルはフラッシュマウント。
リアフェンダーには大きなエアインテークがあり、その中にはラジエター(エンジン冷却用か、トランスミッション冷却用か、バッテリー冷却用なのかは不明)。
かなりサイズが大きく、発熱量の大きなクルマであること、その対策が十分に施されていることもわかります。
このドアミラーはなかなかナイス。
アームが長く、かなりスタイリッシュな形状を持っていますね。
ボディカラーがブラックだとわかりにくいのですが、アームとミラー下半分が(ボディカラーにかかわらず)ブラックとなり、そしてアームとミラーの「上半分がボディカラー同色」に。
よって、ブラック以外のボディカラーの場合は「(ブラックの部分が目立たないので)ドアミラーが細く長く」見え、これがコンセプトカーのようなルックスを再現しているわけですね。
フロントは細長いヘッドライトが特徴。
センターのメタル調パーツがかなり未来的かつソリッドな雰囲気を出しています。
日本仕様のナンバープレートはちょっと「突き出た」構造に。
この純正のナンバープレート台座は取り払い、コンパクトなステーと入れ替えたいところ。
LEDレンズは片側6個くらい?
フロントグリル内にもかなり大きなラジエター。
フェラーリ、ランボルギーニ、マクラーレンと比較してもかなり大きなサイズのラジエターだと思います。
ブレーキはオプションの「カーボンセラミック」。
ホイールのスポークはかなり細く、相当に軽そうな形状です。
なおタイヤハウス内側からタイヤの後方へ、そしてボディ外側へとうまくエアを流せるように「段差のない」、そして「滑らかな」形状を持っており、これはレーシングカーっぽいところ。
見れば見るほどよくできているのがホンダNSXだと言えますが、もうちょっと「目にすることができる」機会や、「試乗できる」機会をホンダが作ってくれれば売れそうなのに、と思います。
このホンダNSXはここに展示中
なお、リバイズさんはぼくがランボルギーニ・ガヤルドを買い取ってもらったショップさんで、これまでもガヤルド、アウディTT(8J)、BMW i3、アウディTT(8S)、ボクスター(981)のオーディオやコーディング、そしてブレーキキャリパーペイントでお世話になり、ウラカンににおいてもオーディオや内装ペイント/コーディング、外装のカーボンパーツでお世話に。
スーパーカーや高級車の買取、販売に強く、頼りになるショップさんでもあります。
住所:〒562-0026 大阪府箕面市外院1-2-9
電話:072-726-1297
営業時間:10:00-19:00
定休日:水曜日/日曜日