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デザインは「ヴァルキリー似」。アストンマーティンも「航空機事業」に参入?

2018/07/22

| ちょっとヴァルキリーに似てる |

アストンマーティンは以前に「潜水艦」をリリースしていますが、今回は「飛行機」をコンセプトとして公開。
潜水艦については潜水艦メーカー「トリトン・サブマリン」社と提携しており、今回の飛行機についてはクランフィールド大学そしてロールスロイスとの共同開発(航空機部門のロールスロイスであり、BMWが保有する自動車部門とは別会社)となり、「個人向けの高級移動手段」をイメージした、とのこと。

アストンマーティンらしさ満載

なお、この飛行機の名称は「ヴォランテ・ヴィジョン・コンセプト」と命名。
「ヴォランテ」はアストンマーティンにおいてオープンモデルの意味ですが、”Volante”は「飛ぶ」という意味のイタリア語だそうで、オープンモデルにおいてはそれが「空」を、今回のコンセプトにおいてはそのまま「飛ぶ」ということを示しているのだと思われます。

アストンマーティンによると「都心部に置ける人口集中は加速しており、過密になってきている。我々はその過密状況の解決策として空中の移動が効果的だと考えており、ヴォランテ・ヴィジョン・コンセプトは究極のラグジュアリーな移動手段だ。人々は平均して1時間を通勤に費やしており、そのソリューションでもある。そして我々のドリームチームは新次元の自由、そして未来の移動手段を提供する」とのこと。

なお、ここでは「ラグジュアリー」というとことがポイントで、というのもアストンマーティンは自動車のみならず「高級」ビジネスに乗り出しているため。

潜水艦も富裕層に向けた「レジャー用」ですし、現在マイアミに超高級マンションも建設中。
つまり「高級車を購入する人々は、他の高級品も購入する」という意図のもと、アストンマーティンの顧客が要望するものは全て取り揃えよう(もしくは、それによってアストンマーティンへと新規顧客を呼び込む)ということなのでしょうね。

現在「空中」に活路を見出す会社も多く、アウディ(とイタルデザイン、エアバス)、デロリアン、メルセデス・ベンツもそういったメーカー。
一方で航空宇宙産業会社(スペースX)を別に持っているテスラCEO、イーロン・マスク氏は「空中での移動は無意味」とバッサリ。

実際のところ空中は「不確定要素」が大きく、それは天候であったりほかの機体との接触であったりするわけで、さらには発着に要する場所も必要であり、結局はそこまで/そこからの移動も必要だということに。
アウディが考えるのは「シームレス」に地上から空へと移行することでさらに移動時間を短縮しようというものですが、これも「ひっきりなしに」離着陸できるとは考えられず、まだまだ道路を走ったほうが早いのかもしれません。

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