
| オメガは「なかなか気が付かない細かいところ」に変化を加えてくる腕時計メーカーである |
今回は珍しい「オレンジ」そして「NATOストラップをプリセット」
さて、オメガがその中核となる腕時計シリーズ、「シーマスター ダイバー300M(SEAMASTER DIVER 300M)」に新作を5モデル投入。
基本的な仕様は2種類で、それぞれストラップ違いがラインアップされることで合計5型番となっていますが、夏らしい「ホワイト」「オレンジ」を使用していることが特徴です。
オメガはシーマスター ダイバー300Mにこんな新作腕時計を追加している
そこでこれらを順に見てゆきたいと思いますが、まずはオレンジのストラップが鮮やかなシーマスター ダイバー300M(210.32.42.20.01.006、979,000円)。
オメガとしては珍しい「オレンジ」が全面に押し出され、文字盤上」だと12時、3時、6時、9時のインデックスに秒針、そして「Seamaster」文字がオレンジに。
なお、文字盤そのものはマイクロブラスト風の「マット」仕上げとなり、つまるところシーマスター特有の「波模様が用いられない」仕様です。
しかしもちろん、もっとも目を引くのはオレンジ色のラバーストラップ。
そしてこちらはミラネーゼ(メッシュ)ブレスバージョン(210.30.42.20.01.018、1,034,000円)で、オレンジストラップに比較するとずいぶんクールな印象ですね。
背面はスケルトン、搭載されるムーブメントはオメガが誇る「キャリバー オメガ8806」。
ケースサイズはいずれも42ミリ、素材はステンレススティールです。
オメガはさらにクールなシーマスター ダイバー300Mを発売
なお、オメガはさらにクールなシーマスター ダイバー300Mを発売しており、こちらは一切色みなしの「モノトーン(210.30.42.20.01.010、1,001,000円)」。
「Seamaster」文字はホワイト、インデックスや針はポリッシュ仕上げを採用し・・・。
興味深いのは文字盤に「波模様」が用いられることで、一見してどれも似たように見えるシーマスター ダイバー300Mではあるものの、細かな部分での相違がもたらされています。
こちらは「ブラックとホワイト」のNATOストラップがはじめからセットされる210.32.42.20.01.005(946,000円)。
オメガはNATO)ストラップを開発した腕時計メーカーとして知られており、そのため「オプション」として様々なNATOストラップを用意していますが、最初からNATOストラップを装着し販売する例はそう多くはなく(現行ラインナップだと3モデルしかない)、しかしその場合は「カラーリングが文字盤とマッチしている」「そのデザインに自信がある」場合が多いようですね。
そしてこちらはブラックのラバーブレスバージョン、210.32.42.20.01.003(946,000円)。
いずれもケース径は42ミリ、素材はステンレススティールです。
合わせて読みたい、オメガ関連投稿
-
-
ゴールドのメッシュブレスが超セクシー。オメガがシーマスター ダイバー300Mに「ブロンズゴールド」を追加
Image:OMEGA | ブロンズゴールド製「メッシュブレス」は高価ではあるものの、それだけの価値はある | ベゼル、インデックス、針、文字盤上のレターなどすべてが「レトロ」 さて、先日もシーマスタ ...
続きを見る
-
-
オメガが新作「プラネットオーシャン」2モデルを発表。ボクはオメガの腕時計の「文字盤の中で繰り広げられる壮大なドラマ」に注目している
Image:Omega | その意味では、オメガはほかの腕時計ブランドとは異なる領域にプライオリティを置いているようだ | よってオメガの腕時計は「味わい深さ」を兼ね備えると考えている さて、オメガが ...
続きを見る
-
-
オメガがスピードマスター、シーマスターに続く「マスター三部作」、新作レイルマスターを発表。当時そのままのヴィンテージルック、ケース径は日本人にも馴染みやすい「38ミリ」
Image:OMEGA | シンプルな3針、そしてレトロなスモールセコンドつきモデル含め4モデルが登場 | この「38ミリ」はビジネスシーンにおいて大きく活躍しそうである さて、オメガがヘリテージモデ ...
続きを見る
参照:Omega