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かなり珍しいリコール3連発。「スターターボタンのフォント(アウディ)」「ガラスがちゃんと割れない(トヨタ)」「リコール対象が一台だけ(ベンツ)」

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| とくにアウディのリコールは前代未聞 |

さて、今週に入りいくつかのメーカーが国土交通省にリコールを届け出ていますが、その内容が「ちょっと珍しい」ため、ここで紹介してみたいと思います。

まずはアウディですが、「エンジンスターターボタンの「フォント」が不適切。
一瞬「読めないということか」と思ったのですが、表面に施してあるコーティングが剥がれる可能性がある、とのこと。

意外にこの問題は多かった

今回アウディが国土交通省に届け出た「状況と原因」は下記の通り。
対策としては「全車両のスターターボタンを点検し、必要があれば交換する」。

エンジン始動/停止スイッチにおいて、表面に記載されている文字の字体が不適切なため、 手汗などの油脂成分が付着すると、表面に施されたクロームコーティングの接着性が低下し、 当該コーティングの一部が剥がれるものがある。そのため、スイッチを操作する際に文字の 鋭角部分に触れると、指先が負傷するおそれがある。

VIA:国土交通省

実際に発生した不具合件数は85件、これによる事故は幸いにもゼロ。
発見の動機は「市場からの情報および国土交通省からの指摘による」としており、おそらくはクレームが連続し、国土交通省が「リコールを行え」とアウディに指示したという流れなのだと思われます。

なお、輸入車の場合、「発見の動機」の多くは「本国メーカーからの情報による」というもので、つまりは本社から情報が降りてくるというものですが(日本は販売台数が少ないので、日本発の問題はそんなに多くない)、今回はそうではなく、「日本市場特有」の問題である可能性も。

「いやいや剥がれるなら世界共通やん?」ということにもなりそうですが、日本人の「汗」が非常に特殊であるという例をぼくは他に知っているわけですね。

その例とは、「日本人の汗で、腕時計のブラックコーティングが剥がれる」というもの。
ルイ・ヴィトン・タンブールのケースに一時期採用されていたブラックコートが、なぜか日本人が装着した場合のみ剥がれるという不思議現象があり、そのため「日本だけ特例で」ブラックコートが剥がれた場合に無償対応してもらえるということがあったわけですね。

これは実際にルイ・ヴィトンの店舗で聞いた話なので都市伝説のたぐいではありませんが、「とにかく原因は不明だが、日本人の汗は特別らしい」という結論に落ち着いたようです。

ずいぶん話がそれたものの、今回対象となるモデルはかなり多く、A1、A3、Q3、A4、S4、A5、S5、Q5、A6、S6、A7、S7、Q7(RSモデルは入ってない)。

輸入対象期間は平成19年7月10日~平成25年10月21日。
対象台数はなんと54,606台という大規模リコールです。

トヨタのリコールは「ガラスがちゃんと割れない」

そしてもうひとつ「はじめて見た」のがトヨタ・ヴィッツに関するリコール「ガラスがちゃんと割れない」。
その内容は下記のとおりです。

助手席側後席ドアガラスにおいて、生産設備のプログラムが不適切なため、冷 却不良となり、ガラスの破砕要件を満たしていないものがある。そのため、当該 ガラスが損傷した場合、破片が粉々にならず、保安基準第29条(窓ガラスの基 準)に抵触するおそれがある。

VIA:国土交通省

なお、対応としてはガラスの交換が必要で、該当車輌の製作期間は平成31年1月22日~平成31年2月7日。
対象となる台数は2,169台、発見の動機は「仕入先からの情報」。

こういったガラス類は、仕入先つまりサプライヤーがトヨタに納入することになりますが、通常だと問題があっても自主的に言おうとは思わず、むしろ隠したがるもの。
ただ、トヨタの場合はこの他にもサプライヤーがトヨタに対しスピーディーに自主的に報告を行う例が多く見られ、つまりそれだけトヨタはサプライヤーをしっかりコントロールしているということになりそうです(問題を隠していて、あとでその問題が発覚したら、問答無用で取引停止、リコール費用強制負担など)。

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メルセデス・ベンツは「最悪の場合、炎上」

そしてメルセデス・ベンツはハイブリッドモデル(C350e ステーションワゴン)のみにリコール届け出。
内容としては「ワイヤーの被膜が削れて発火の可能性」という、ほかメーカーにも見られるもの。

ただし注意をひくのは、対象が「たった一台」ということで、つまり「C350e ステーションワゴンは一台しか売れてなかったのか・・・」と思うわけですね。
リコールの台数を見ると販売台数を推測でき(もちろん同じ輸入期間でも対象外となる車両もあるので、販売台数全部を示しているわけではないが)、これはこれで重要な情報かもしれません。

ハイブリッド車両の電気配線において、部品組み付け時の作業指示が不適切なため、車両フ レームに電気配線が干渉しているものがある。そのため、走行時の振動等で被覆が削れ、車 両フレームに短絡し、最悪の場合、火災に至るおそれがある。

VIA:国土交通省
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フォルクスワーゲンはビートルにリコール届け出

そしてフォルクスワーゲンはビートルのみにリコール届け出(これはさほど珍しい内容ではない)。
メーターの表示不具合という内容で、対象となるのは1,601台、輸入期間は平成30年10月18日~平成31年3月23日。
対応としては、プログラムの書き換えで終了する、とのこと。

コンビネーションメーターの制御プログラムが不適切なため、ブレーキシステムに異 常が発生した場合、警告灯が作動せず、不具合を認知できないおそれがある。

VIA:国土交通省
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管理人:JUN

ランボルギーニ/ポルシェ/ホンダオーナー。 ハイパフォーマンスカーを中心に、それにまつわる話、気になるクルマやバイク、モノ、出来事などを紹介します。

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