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ロレックス・サブマリーナがモデルチェンジによって”007”に登場したビッグクラウン化するのでは?というウワサ

2020/03/12

| ビッグクラウン化は一見なさそうだが「ある」と思える部分も |

ロレックスが2020年のニューモデルとして、サブマリーナ「ビッグクラウン」を復活させるのでは、というウワサ。
このサブマリーナ・ビッグクラウンは正式名称ではなく、単にクラウン(リュウズ)が大きいからそう呼ばれているだけで、日本だと「デカリューズ」と呼ばれることも(ただ、最近では日本独特のロレックスに関する呼称は一般的ではなくなり、世界基準に統一される傾向にある)。

現行サブマリーナは登場して10年が経過し、そろそろモデルチェンジも噂されていますが、現行サブマリーナに採用されるリューズガードは「ダイバーズウォッチとしての実用時計」にはなくてはならないもので、ロレックスがこれを無くすとは考えられず、よってビッグクラウンが登場するとなると「別シリーズ」かも。

ロレックス・サブマリーナ「ビッグクラウン」はこんな腕時計

ロレックス・サブマリーナには、現行モデルのようなリューズガードを持たず、現行エクスプローラーのような「リューズがケースから飛び出ている」デザインが与えられていた時期があり、これはRef.6538 / Ref.5510に採用されていたと言われます。
なお、リューズが大きいのは「潜水用腕時計」ということで、グローブを装着した状態でも操作できるように配慮したからなのかもしれません(水中では操作できませんが)。※通常サブマリーナのリューズ直径は通常6ミリ、ビッグクラウンは8ミリ直径

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そしてこのサブマリーナ・ビッグクラウンが一躍有名になったのは映画「007 ゴールドフィンガー(1964)」「007 サンダーボール作戦(1965)」にてショーン・コネリーが身につけたため。※ロジャー・ムーア、ジョージ・レーゼンビー、ティモシー・ダルトンもサブマリーナを身に着けているが、こちらはリューズガード付きのRef.5513

ちなみにジェームズ・ボンドは英国海軍将校という設定で、当時は実際に海軍将校に対しサブマリーナが支給されていたそうですが、これらの「軍サブ/ミリタリーサブ」にはダイヤモンド針が採用されていたこと、そもそもリューズガードのついているRef.5513/5517であったことから、映画ではとくに「忠実に事実を再現しようとした」わけではないようですね。

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その後サブマリーナにはリューズガードが設けられ、このデザインが現行モデルに至るまで続きます。

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そして今回ウワサとなっているのが、過去モデルへのオマージュとして、このビッグクラウンが復活するのではないかということ。
ビッグクラウンにはベゼルの12時位置の三角にレッドが用いられているモデルも存在するようですが、これもあわせて再現されるという話もあるようです。
さらには「SUBMARINER」の文字がレッドになり、Ref.1680のごく一部にのみ存在する「赤サブ」復活というのも多くのマニアが予想するところ。

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そしてこちらが予想CG。
左が予想モデル、右が現行モデル。
実用性をウリとするロレックスがリューズガードを廃止するとは考えにくく、かつダイバーズウォッチにポイントではなく「アラビア数字」を採用するとも思えませんが、こういったモデルが登場するんじゃないかと考えるだけでも楽しいものだ、と思います。

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反面、ビッグクラウンが登場するんじゃないかと思えるところもあって、というのもチューダーのダイバーズウォッチ、ブラックベイにはロレックス・サブマリーナ”ビッグクラウン”を彷彿とさせる仕様となっているため。
ビッグクラウン採用、そして風防はドーム型という当時のロレックス・サブマリーナそのままで、しかもレッドポイントつき。
これはどこからどう見ても「サブマリーナ・ビッグクラウン」を意識しているだろうと思えるところですね。

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加えて、同じくタフな実用時計でもあるエクスプローラにはリューズガードがなく、これを見るとロレックスは「リューズガードを必須だとは考えていない」可能性も。

なお、ビッグクラウンは非常に流通量が少なく、価格のつけようがないほどのレアモデルなので、それが復刻されるとなると、ロレックス史上かつてないほどのプレミアがつく可能性もありそうです。

実際にはどうなるのかわかりませんが、楽しみにサブマリーナのモデルチェンジを待ちたいところですね。

VIA:IDGuy

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