| ランボルギーニ自身が”カウンタックのオマージュ”を計画しているというウワサもあるが |
さて、たびたび紹介しているコンセプトアーティスト、Khyzyl Saleem氏。
同氏は大の日本車ファンだと見受けますが、同様に大好きなのが「ランボルギーニ」のようで、作品中には多くのランボルギーニが見られるのも一つの特徴。
そしてミウラやカウンタックといったクラシックモデルを題材にすることも多く、ここでそれらの一部を紹介したいと思います。
まずは上の画像、「サイバーパンクなランボルギーニ・カウンタック」、E.V.E.XENOXカウンタッック。
ボディラインこそは紛れもないランボルギーニ。カウンタックですが、全体的に「クリーンな」デザインを持っており、より少ない面やパネルで構成されているようです。
フロントスポイラーは2段重ね、そしてライトはアクリル版のような構造を持つ透過式。
フロントフェンダーはウエッジシェイプを強調するかのように後ろが盛り上がり、ドアミラーの代わりにカメラが設置されています。
グラスエリアが拡張うされているよううにも見え、”ムーンルーフ”を採用しているようにも見えますね。
サイドからリアにかけては一層エクストリームな造形を持っていて、カウンタックのデザイン的特徴宇野一つでもあるサイドのNACAダクトがそのままリアフェンダーへと繋がり、リアタイヤが大きく露出することに。
リアエンドの形状もやはり「カウンタック」のままですが、そのディティールは大きく変更され、フロント同様にランプ類はスリムな形状へと変更されています(ルーフからリアセクションにかけては2本のシャークフィンのようなものが見える)。
そのほかにはこんなレンダリングも公開
そしてこちらはE.V.E XENOXカウンタックのレーシングバージョン。
レッドブルっぽいカラーリングへ変更されています。
カウンタック25thアニバーサリーっぽいルックスを持っていますが、ヘッドライトが薄型LEDへと変更され、前後フェンダーのデザインがより「エッジ」の効いたものへ。
こちらはリアから見たところ。
フェンダーのワイドさ、テールランプのスリムさが際立って見えますね。
ランボルギーニ・ディアブロ。
テールランプが現代的に、そしてホイールは「超ディープ」、テールパイプは砲弾型に。
フロントから見るとこう。
ヘッドライトはリトラクタブルを廃してスリムに、そしてフロントスポイラーは大型化。
アドバンカラーをアレンジしたようなグラフィックを持つランボルギーニ・ミウラ。
ヘッドライトはポップアップから固定式となり、半円状に発光しています。
やはりフロントスポイラーは大型化、そしてフェンダーはワイド化されているようですね。
こちらはランボルギーニ・ウラカン。
ノーマルのデザインを踏襲しているものの、ワイドフェンダーが装着されてフロントスポイラーも大型化され、Cピラー上にはカウンタックのようなエアインテークも見られます。
ヘッドライトもスリム化されており、同氏が好む”薄型ヘッドライト”が反映されることに。
ランボルギーニ以外のクルマも「今っぽく」
ここからはランボルギーニ以外のクルマたち。
こちらはフェラーリF40ですが、全体的なディティールが変更され、テールランプは「インフィニティ」に、そしてシャークフィンや大型ディフューザーが追加されています。
デ・トマソ・パンテーラ。
前後フェンダーはボディと一体化した「フレアフェンダー」。
ターボウイングがよりシャープになったポルシェ911。
テールランプは992世代同様の「LEDバー」が用いられ、バンパー下半分は「レス」、そしてタイヤは極太。
全体的にサビっぽいテクスチャが再現されたフォルクスワーゲン・ビートル。
ルーフにはシャークフィン、リアにはレーシングカーばりのディフューザーが追加されていますが、いかにもKhyzyl Saleem氏らしいデザインだと思います。
ワイドフェンダーに加え、ダクト付きボンネット、リアウイング等が追加されたフェラーリF355。
クリーンでツルっとしたフェラーリ512M。
これもまた面白いデザインですね。