>ルノー/アルピーヌ

ルノー5ターボが現代に蘇るとこうなる!クリオ(ルーテシア)をベースにミドシップ化+オーバーフェンダーで武装してみた

2020/08/16

| 残念だが、もはやこういったクルマの登場は望めそうにない |

renault-megane

さて、数々のレンダリングを作成して公開しているレンダリングアーティスト、Khyzyl Saleem氏。

今回はルノー・クリオ(日本ではルーテシア)をベースにしたド派手な改造車を発表しています。

なお、このレンダリングはかつてのルノー5ターボをイメージしたものだと思われ、FFであるクリオのエンジンをリアに移し、ワイドフェンダーによって過激なルックスへ。

ルノー5ターボはこんなクルマ

「ルノー5ターボ」はルノーが1980年に発売したクルマで、ラリー競技のためのホモロゲーションモデル。

当時ラリーで猛威をふるっていたランチア・ストラトスに対抗するため、本来フロントにあるエンジンを車体後部へと移動させて戦闘力を高めています。

ベース車は2ボックスのFFなので、エンジンは「室内に移動」しかも「本来後部座席がある部分へと搭載」されることになり、駆動輪はこれに伴って後輪へ。

FFからMRへとドラスティックな変化を遂げたということになりますが、もっとも恐ろしいのはこのクルマがメーカー純正ということで、「あのルノーが?」と驚かされてしまいますね(日本だとルノー=モータースポーツというよりは、ルノー=オシャレなフランス車メーカーというイメージが強い)。

ルノーきっての変態車、「5(サンク)ターボ2」が競売へ。1200万円の予想

| ルノーはかつてこんな車も作っていた | ルノーが時々発売する変態車(最近は出てこないのが残念ですが)の代表的な一台、「ルノー5(サンク)ターボ2」がオークションに登場。走行距離はわずか5,964キ ...

続きを見る

1985-renault-r5-turbo-2-evolution-2

ただでさえ変態なルノー5ターボの上級モデル、「ルノー5ターボ2EVO」が競売に。まさに変態エボリューション

またまた登場の変態カーが競売に。現在の最高入札額は670万円 1980年台のルノーを象徴する、ルノーR5ターボ2 EVO 今回オークションに登場したのは「ルノー5ターボ2 EVO」。もともと「ルノー5 ...

続きを見る

ルノー・クリオを5ターボ風にしたらこうなった

そしてこちららが今回公開されたルノー・クリオ”KSカスタム”。

5ターボ同様にドライビングランプそしてオーバーフェンダーが装着されており、しかしこれらは「現代風」デザインを持っています。

3

フロントやサイドもかなり過激ですが、リアはそれ以上に過激。

リアウインドウにルーバーが装着され、リアバンパー下はザックリとカットされてリアタイヤとエキゾーストシステムがむき出しに。

室内にはガッチリとロールケージが組まれていますね。

1

アクセントカラーはルノー・スポールらしいイエロー。

9

ヘッドライトやドライビングランプはLED。

フロントフードにはラジエターの熱を抜くためのスリットが設けられています。

7

もはやラリーにおけるトップカテゴリでもあったグループBが消滅してしまったため、現代では5ターボのようなクルマがメーカー純正として登場することはないと思われますが、ホモロゲーションを抜きにしても、純粋にドライビングダイナミクスやパフォーマンスを追求したクルマとして発売してほしいものだと思います。

こちらはややおとなし目の「ロードバージョン」と思われるクリオKSカスタム。

VIA:Khyzyl Saleem

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

->ルノー/アルピーヌ
-, , , , , ,