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イタリア・ボローニャにて。「マッジョーレ広場」「ボローニャの斜塔」など観光スポットへ行ってみた

2020/09/27

イタリア・ボローニャのマッジョーレ広場」。

「ボローニャといえばマッジョーレ広場」というほどの有名なスポットですが、まさにボローニャの中心に位置しています。

南は聖ペトロニオ大聖堂、向かいにポデスタ宮殿、西には市庁舎という感じで、建築に関する見どころもこの地域へと集約されているようですね。

このマッジョーレ広場については西暦1200年くらいにこれらの建築が始まったとされ、日本ではまさに見ることができないたぐいの歴史的建築物はまさに壮観。

この広場には(マセラティのエンブレムの期限となったことでも)有名な「ネプチューンの噴水」があるのですが、訪問時は改装中で見ることができなかったのが残念です。

マッジョーレ広場付近はこうなっている

この広場を中心に様々な建物が広がり、商業施設も多数存在。

ギャップ、アップルストア、エルメス、ルイ・ヴィトンなどもあり、しかし大々的に看板を出しているわけではないので、そこを通りがかって初めて「その店だと」わかる、という感じですね(おそらくは規制によって派手な看板を出せない)。

広場のそばにはレストラン、たばこ店、オブジェなども。※タバコ店では缶入りの飲料なども売られているものの、割高なケースが多い

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なおボローニャの街中にはこういった「回廊(ポルティコ、柱廊)」がたくさんあるのも特徴。

この回廊のおかげで大して雨に濡れることがなく街中を散策することができます。

回廊の構造や天井(柄)は建物によって異なり、いろいろな仕様、種類があるようですね。

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広場をちょっと奥に入るとこんな感じ。

ルイ・ヴィトン、エルメス、マクドナルド、ナイキ、コンバース、ティンバーランドなどいろいろなお店があります。

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昔ながらの仕立て屋、たばこ店(雑貨店のようなもの)、パン、ハムやソーセージ、チーズなどの食料品店、カフェ、ピッツェリア、リストランテ、オステリアも多数。

コンビニっぽい感じのお店は少なく、食料品などはスーパーや専門店で購入する場合が多いようですね。

近隣には二つの斜塔もあり、ここを中心に観光をするケースも多いと思われ、この近辺でホテルを取っておくと「歩いての」便利な観光ができそうです(もちろん他地域のホテルよりはちょっと高くなりますが、利便性を考えると納得できる範囲)。

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こちらは夜のマッジョーレ広場。

昼のマッジョーレ広場もいいですが、夜の広場も美しい、と思います。

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広場の設備や標識、近隣のお店などの表示はほぼイタリア語のみなので要注意。

イタリア語に明るくない場合はスマホなどで翻訳を行いながら見て行くと良さそうです。

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マッジョーレ広場のすぐ近くにある、「サン・ステファノ教会群」。

小さな教会がいくつも位置している部分です。

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市内を一望できる”ボローニャの斜塔”に登ってきた

そしてこちらは「ボローニャの斜塔」。

文字通り傾いた塔が二本あり、片方の名はアジネッリ、もう一方はガリゼンダ。

建造は12世紀だそうですが、登ることができるのはアジネッリ(97メートル)の方だけ。

実際のところ最盛期には200本以上の塔があったものの現在残るのは20本、そして最も有名なのがこの2本だそうです。

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当時、塔を建設するのは権力の象徴とされ、富と財力のある家が塔を建てまくっていた、とのこと。

この二つの斜塔はマッジョーレ広場のすぐ近くにあり、塔の上からはボローニャの街を一望できるのでオススメです。

入り口は塔の横にありますがかなり狭く、「え?これが入り口?」という感じ。

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そこを入ると料金所を示す表示。

階段をちょっと登ったところにあり、ひとり3ユーロです。

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そしてお金を払って登りますが、階段は498段あって、ところどころ幅が狭くなっているのでゴツい靴を履いているとかなり登りにくく、さらに階段は木製の部分が多いため、雨の日は階段が滑りやすくなるので要注意。

何箇所か休憩できるスペースもありますが、階段そのものはすれ違うのが難しいほど狭くなっています。

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やっと塔のてっぺんに出たところで、これが塔の上からの眺め。

天気が悪いので遠くまでは見通せませんが、晴れた日はさぞ見晴らしが良いのだろう、と思います。

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こちらは塔の内部を上から見たところ。

登るときよりも降りるときのほうが怖く感じます。

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ボローニャの書店に行ってみた。料理・自動車が人気、日本の小説や漫画も

さて、ボローニャにて、オシャレな書店があったのでちょっと様子を見に。

ざっと置いておある本を見てみると、さすがはイタリアらしく料理の本が多数おいてあり、表紙を見ているだけでも美味しそうな料理を作れそうに思えてくるのが不思議です。

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そしてやはり多いのが自動車関連。

子供向けから大人向けまで多数あります。

地元の誇りであるランボルギーニ、フェラーリ、ドゥカティの本も。

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ピザ型のピザ本。

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フィアットのチョコも。

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ボローニャには本を売っているお店が多く、大規模なものから小規模なものまで。

書店の有無・多寡はその地域の知的レベルを表しているとぼくは考えており、その意味ではボローニャの知的レベルは高そうです(ボローニャには欧州最古の大学や、人類最初の解剖が行われたという部屋もある)。

これは別の書店ですが、日本の漫画を売っているお店も多数。

翻訳されているものもあれば原書のまま、そして漫画の解説本なども多く売られています。

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こちらは日本の小説。

左は夏目漱石(吾輩は猫である)、右は桐野夏生(”OUT”のイタリア語版)。

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