| 相変わらずメルセデス・ベンツは凄まじい人気 |
さて、メルセデスミー大阪へ新型Eクラス・ステーションワゴンへ見に行ってきました。
展示されているのはメルセデスAMG E53 4MATIC+ステーションワゴン(ヒヤシンスレッドの個体)、メルセデス・ベンツEクラスE220dステーションワゴン(ハイテックシルバーの個体)の2台。
まずはメルセデスAMG E53 4MATIC+ステーションワゴンのほうですが、パナメリカーナグリルを採用しているせいで、前から見た印象は「メルセデスAMG GT 4ドアクーペ」と見まごうほど。
顔つきの変更で印象は随分変わる
この新型Eクラスはフェイスリフト(マイナーチェンジ)版となるものの、フロントグリルやヘッドライトが「現在のメルセデス・ベンツ顔に」変更されることで一気に雰囲気が変わり、かつグリルが(ほぼ)フレームレスとなることで一気に近代的な雰囲気へ。
フロントグリルが前に突き出すことになり、シャークノーズがより強調されたという印象です。
パナメリカーナグリルの縦スリットは「ダブル」。
シルバーアクセントは「マット」。
ホイールはブラックにシルバーの切削加工。
ヘッドライト単体でもメチャクチャに高いんだろうな、と思わせるのが最近のメルセデス・ベンツ(このプロジェクター部分は単にオブジェとして部屋に欲しい)。
マフラーエンドはフェイクではなくちゃんと「貫通」。
NOT GUILTY!
こちらはメルセデス・ベンツ E220d。
グリルは「ダイヤモンド」。
トリムはクローム仕様。
ホイールはこれまでにない新形状。
おそらくはエアロ効果を狙ったものだと思われます(新型SLのプロトタイプにも同様の形状が見られる)。
ちなみに裏に手を突っ込んでみるとこの輪っか部分は平坦ではなく、断面は「コの字」型となっている模様。
ここ最近のメルセデス・ベンツはホイールの空力性能を追求しており、ディッシュっぽいエアロ形状ホイールを導入していますね。
このところのメルセデス・ベンツというと段差や角を廃止した「官能的純粋」なるデザイン言語が採用されているものの、新型Eクラスではこういった明確なプレスラインが見られます。
おそらくはフェイスリフトにて「ここを平坦にするほどコストを割くことができなかった」のかもしれません。
テールランプは今回のフェイスリフトにて、セダンを含めてEクラス全バリエーションにて「横長」に。
新型メルセデス・ベンツEクラスの内装はこうなっている
そしてこちらが新型メルセデス・ベンツEクラスのインタエリア。
重歯変更点としては「MBUXが最新世代になり、ステアリングホイール他操作系が新しくなった」ということ。
こちらはE220dのインテリアですが、「AMGインテリアパッケージ」が装着されています。
操作系がインフォテイメントシステムん集中しているためにセンターコンソールがすっきり。
シートのステッチは2色。
ナッパレザーが使用されています。
こちらはメルセデスAMG E53のインテリア。
カラーはブラウンです。
これが「ダブルデッカー」ステアリングホイール。
水平方向のスポークを二段にすることで表面積を増やし、スイッチの数を増やすことによって「手元で操作できる範囲」を拡大したものです。
なお、このスイッチは「タッチ式」に見えて実際に押し込むタッチを持っています。
表面仕上げは「ピアノブラック」ですが、やはり指紋がつきやすく、とくに試乗車や展示車であれば指紋の跡が多く残り、見栄えが(衛生的にも)よろしくないので、もしかすると今後の改良対象となるのかもしれません。
なお、新型メルセデス・ベンツEクラスの展示については、グランフロント大阪内のメルセデスミーに加え、その前のイベントスペース(ナレッジプラザ)を使用して行っており、それだけ人々の関心が高いとメルセデス・ベンツ側が予想したということに。
実際のところ(これまでのほかのメルセデス・ベンツ新型車に加え)多くの人が新型Eクラスを見に訪れており、高い注目度が伺えます。
なお、タイトリストとの共同展示となっており、「メルセデス・ベンツオーナー=合流布を好む」という傾向が強いのでしょうね(オーナー向け機関誌を見ても、なんとなくそれは理解できる)。
他の画像はFacebookのアルバム「メルセデス・ベンツEクラス」に保存しています。