>シボレー(CHEVROLET)

シボレー・ボルトが「燃える」可能性にて全数リコール!シボレー「ガレージに置かないよう」「他の車と15m間隔を開けて駐車して」「充電中は目を離すな」。今後誰も買わなさそうだ・・・

投稿日:2021/09/18 更新日:

シボレー・ボルトの火災

| これだけ大ぴらに報じられて全数リコール、そしてメーカーが不具合を認めたとなると今後の販売はかなり苦しいだろう |

場合によってはEVは自動車メーカーの首を絞めることになりかねない

さて、日本では無縁の話ではありますが、アメリカでいまホットな話題が「シボレー・ボルトの火災」。

シボレー・ボルトはここ最近バッテリーが原因と見られる火災が相次いでおり、GMはすべてのシボレー・ボルトEVとボルトEUVとをリコールすることに決め、10億ドルの対策費を捻出しています。

加えてGMはボルトの使用者に対し、「ボルトを建物内に駐車しないように」そして「夜間の充電を行わないように」「充電する場合は充電ステーションを離れないように(ずっと見ておくように)」ということをアナウンスしていますが、またあらたなるボルトが燃えており、その注意喚起はけして大げさではなかったということですね。

今回の火災はこうやって起きた

そして今回の火災について、現地消防署の投稿によると、このボルトのオーナーは自宅に設置した煙探知機の警報によって火災に気付いた、とのこと。

その後消防に連絡し、消防隊員は家に火が燃え移らないようにボルトをガレージから引っ張り出して消火活動を行ったそうですが、これは消防隊員の勇気ある行動に拍手を贈りたいところ。

その甲斐あって自宅に大きな被害はなく、負傷者も出なかったそうですが、ガレージに収まっていたもう一台のダッジ・ラムには被害が及んだとされています。

241876869_4715615571790658_253472192401297138_n

ボルトはおそらく今後の販売が難しい

なお、シボレー・ボルトについて、バッテリーモジュールの欠陥による火災が報告されており、そのために2020年からリコールが行われていたものの、今年8月下旬に再び炎上した車両が報告されています。

よってGMは再度リコールを開始し、バッテリーサプライヤーのLG Chemと共同で火災の根源となる問題を追求するとし、現在はボルトの生産を停止することとなっていますが、さらに「立体駐車場に駐車する場合には、最上階や、屋根がない”開けた”ところで、他のクルマから15メートル以上離れた場所に駐車するように」という警告をオーナーへと送っており、これによって「火災が発生した場合に、構造物や他の車両の被害を軽減できる」とも。

242014366_4715616188457263_1544729987342976887_n

さらにはリコールの規模を14万台にまで拡大すると追加にて発表し、これによってリコール費用は当初計画の10億ドルから18億ドル以上に膨らむものと見られています。

こういった状況になってしまうと、もう「ボルト=燃える」というイメージが一般に定着してしまい、「夜、寝ているときに燃えるのでは」という恐怖が人々の間に芽生えてしまえばもう誰も買わなくなってしまいそうです。

となれば今後「ハマーEV」「キャデラックのEV」「コルベットのPHEV」にて一気にエレクトリック化を進めるGMにとってはかなりな痛手になるのかもしれません。

241729866_4715616471790568_5849489560605560942_n

「燃える」メーカーがあれば「燃えない」メーカーも

なお、ボルトやヒュンダイ・コナEVのように「けっこうな確率で燃え、全数リコール」となるメーカーもあれば、BMWやメルセデス・ベンツ、ポルシェのように「まだEVが燃えたという話を聞かない」例も。

テスラもいくつかは燃えているものの、販売台数を考慮すればさほど高い比率でもなく、かなり優秀な部類だと言って良さそうです。

ヒュンダイ・コナEV
ヒュンダイが「EVのバッテリーが炎上・爆発する」問題にて10万台のリコールを実施。全車バッテリーを入れ替えることになり、1900億円程度の費用(マツダの利益4年分くらい)がかかるとの報道

| ある程度は織り込み済みと思われるが、また株価が大きく下がることになりそうだ | さて、ヒュンダイが販売したEV/PHEV約10万台のバッテリーを入れ替えるというリコールを実施するという報道。内訳と ...

続きを見る

あわせて読みたい、EVと火災関連投稿

フォルクスワーゲンID3が炎上
【動画】充電完了直後のVW製EV、ID.3が発火→炎上。閑静な住宅地で他車を巻き込んで燃え尽きるも、こういった場合の補償が「自分持ち」だとちょっと怖い

| 自動車メーカーとしては、完全に過失が証明されない限りは補償を行わないものと思われる | もし火災の損害額を自分で負担することになると、それはあまりにも恐ろしい さて、オランダにてフォルクスワーゲン ...

続きを見る

国がEVを推進するのに対して消防署は「EVの事故や火災に対する対処法が不十分」。このままEVが増加すると現場が対応しきれなくなることに

「EV」「ハイブリッドカー」の火災に対するマニュアル拡充が急務 ブルームバーグによると、米国では、EVやハイブリッドカーが火災を起こした際、どう対処するかの対応マニュアルがまだ十分には整備されていない ...

続きを見る

ポルシェ・タイカンのメーター
EVの火災発生率はガソリン車の2倍!かつEVは深刻かつ大規模リコールが多く、メーカーに大きなダメージを与えている模様。消費者にとっては車両コスト高、任意保険高騰など負担増か

| このまま「未体験ゾーン」へと一気に踏み込むと、自動車メーカーを苦しめ、社会的にも大きな問題を引き起こす可能性がありそうだ | やはりもうちょっとエレクトリック化はゆっくり進んだほうがいいのだと思う ...

続きを見る

参照:Cherokee County Fire and Emergency Services, Reuters

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でintensive911をフォローしよう!

->シボレー(CHEVROLET)
-, , , , , ,

© 2021 Life in the FAST LANE. Powered by AFFINGER5