| スーパーカーオーナーでないとスーパーカーの試乗ができない場合も多い |
試乗の会場はディーラーであったりホテルであったりサーキットであったり様々
さて、今週は岡山国際サーキットにてフェラーリ296GTBの試乗会。
おそらくは一般道の試乗なし、サーキット走行のみのスパルタンな試乗会になるものと思われ、レーシングドライバーの運転に同乗するほか、自身でもステアリングホイールを握ってサーキットを走ることになりそうです。
こういったときには何を身に着けてゆくか迷う
そしてこういったハードコアな試乗会の参加の際に迷うのが「何を身に着けてゆくか」。
服についてはいつものジャージで問題ないとして、ちょっと考えてしまうのが「靴」。
たとえばレーシングシューズを履いてゆくのが「適切」なのかもしれませんが、そうなるとあまりに気合が入りすぎているように見えたり、運転が上手そうに見えたりするのでこれはある意味で諸刃の刃(ぼくは運転が上手くない)。
よって、こういった場ではレーシングシューズではなく、ヒールが巻き上げられているスニーカーを履いてゆくのが「妥当」だと考えていて、ナイキのワッフルトレーナー、アディダスのカントリー、もしくはプーマのスピードキャットをはじめとする「キャット」シリーズがあると便利かと思います。
どうすればスーパーカーに試乗できるのか?
そしてよくお問い合わせをいただくのが「どうすればスーパーカーに試乗できるのか」ということ。
これについては購入検討中であることや購入の意志を明確に見せるしかないと認識していますが、スーパーカーディーラーによっては試乗の資格を設けている場合があり、フェラーリやランボルギーニ、マクラーレン、アストンマーティンなどのスーパーカー、そしてポルシェだと911ターボや911GT3以上のフラッグシップモデルオーナーのみとしているところも多数。
これはその性能や価格帯を考えると「そう簡単にポンポン試乗させることは出来ない」からだと思われ、もちろんこういった制限は当然だと思いますが、そうなると「初めてスーパーカーを買う」人は試乗ができないということになってしまうので、真剣に購入を検討している場合はディーラーと「相談」を行うということになりそうですね。
そして試乗についても、普通のクルマのように、ディーラーのセールスさんと一緒に一般道や高速道路を走ることもあれば、サーキットやクローズドコースにて、レーシングドライバーを招いての試乗イベントを行うケースもあり、その内容についてはまさに「様々」。
さらにはディーラーを拠点として試乗を行う場合もあれば、ホテルなどを借りてそこをメイン会場として試乗を行うケースもあり、これもまた様々なバリエーションが存在する、ということになります。
ただ、最近の傾向としては「新規客のみ」を対象とする試乗会も増えてきていて、これはほかのブランドからそのブランドへと客を呼び込むことを念頭に置いているためだと考えられ、この傾向は今後加速することになるのかもしれません。
なお、こういった試乗イベントについて、付き合いのあるディーラーさんから呼んでいただけることもあれば、メルマガ登録をしているディーラーさんから声がかかることもあり、さらには利用しているカード会社からイベントの案内が届くこともあったりしますが(ホテル試乗会の場合はこれが多い)、さらにぼくは各ディーラーさんのサイトをマメにチェックしたりしてそこから申し込むことも(ただ、返事がないこともある)。
いずれにせよ、スーパーカーを試乗するのはそれなりにハードルが高く、「ひやかし」では難しいということになりそうですね(殆どの場合、事故などの責任はすべて自分が負うという念書にサインする必要があるので、それなりの覚悟がないと試乗は難しいものの、スーパーカーを買おうと本気で考える人であればある程度の覚悟を決めていると思うので、こういったハードルはけして低くはないと感じるはずだと思う)
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