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コンデジはこれしかない。2台目のSONY DSC-RX100 M3を購入する

2015/07/15

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フィリピン・マニラでRX100 M3を迂闊にも紛失し、その後も何かカメラを購入しようと考えて色々調べたのですが、やはりそれまでの性能に満足していたRX100 M3を再度購入することに。

RX100シリーズは「RX100」続いて「RX100 M3」を使用してきており、そのサイズ、バッテリーの持ち時間、USB給電(荷物を減らせて車の中でも充電できる)、起動の早さ、記録の早さ、画質等総合的に考えてコンパクトデジタルカメラの中では非常に高いコストパフォーマンスを誇っているとぼくは考えています。

よって上位モデルの「RX1」の購入も考えたのですが、これはどう考えても高すぎ、これを購入するのであればメインのデジイチを買い換えたほうがいいのではないかと考えてRX100 M3に落ち着いた次第です。

RXシリーズはRX100/RX100 M2/RX100 M3があり、そしてRX100 M4も発売されますが、これも価格の問題からM3を選択。
なおM2を選ばなかったのはレンズの関係で、M3はF値1.8で、しかも24ミリという広い画角を持ちます。
M2はRX100にはないチルト画面を持ちますが、画角は28ミリ(F値は1.8)。M3はM2の画角が拡がったものと考えるとわかりやすいですが、この画角は非常に重要で、画質以上に差が大きいものだとぼくは考えています。

ちなみにRX100 M3で改善して欲しい点は2つ。
ひとつはISOの設定です。
現在は「固定」か「自動的に調整し、場合によっては上限まで上昇」の二つしかないのですが、できれば後者の「上限」を設定できると便利だと思うのですね。
ISOを上げると暗いシーンでの撮影は有利になりますが、そのぶんノイズリダクションを利用してもザラついた画質になることは避けられず、であれば明るさと画質で「許容できるバランス」を自分で設定したい、と考えるのです。
そしてもうひとつは「AFポイント」。
これはRX100が勝手にポイントをあわせるのですが、できれば「固定」を選べるようにしてほしいのですね。
カメラ側で勝手に意にそぐわないところにピントを合わせることがあり、それを防ぎたい、と考えるわけです。

なおぼくは上述のようにメインはデジタル一眼(キャノンEOS 7D)、そしてサブ機としてコンデジ(DSC-RX100 M3)を使用しています。

サブ機としてはRX100のほか、リコーGR IIを使用した時期が長く、しかしこれは操作系の問題や拡張性の低さ、「GRブルー」と呼ばれる青っぽい画質がどうしても作意っぽく感じられ、RX100に移ったのちはリコーに戻っていません。
それまでもキャノン、ニコン、フジ等のミドル以上のコンデジを使用してきましたが、やはりRX100系以上のものはない、と考えています。

一方コンデジではなくミラーレス一眼をサブ機として使用していた時期も長く、SONY NEX-3やNEX-7、キャノンEOS M2/M3を使用した経験があります。
その中でも記憶に残るのはNEX-7で、これは利便性や画質ともに非常に優れたものでした。
ぼくはキャノンのデジイチを使用しているので、レンズの使い回しが出来るという観点からはEOS M2/M3のほうが便利なはずなのですが、それを抜きにしても標準レンズ装着のSONY NEX-7のほうがいい絵が撮れていたように思います(なぜかEOS Mの画像はモッサリしているように感じた)。

ミラーレス一眼の問題としては、画質とのトレードオフになりますが、その重量、質量、音。
サイズが大きく「サっと取り出して撮る」には不向きで、シャッターを押したときの「カシャッ」という音も雰囲気を壊す場合があります。
よって、その画質を優先してずいぶん長くミラーレス一眼を使用してきたのですが、その画質に近く(一緒でもなく超えることもできないけれど)しかし遥かに利便性の高いRX100の使用開始以後はどうしてもRX100の利用頻度が高くなり、ミラーレス一眼を手放すことに。

なお、今回RX100 M3の購入にあたって比較検討したのはリコーGRとシグマdp2Quattro、LUMIX DMC-LX100。
リコーGRは利便性の点でRX100にやや劣り総合得点でもRX100に敵わず、ルミックスも同様でドロップ。
非常に興味があったのはSIGMA dp Quattro(ちょうど価格も同じくらい)。
ただレンズは30ミリ、というのがちょっと難しく、今回はまず安心感のあるRX100 M3を選んだ次第です。

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