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アルピーヌが水素エンジンを搭載し730馬力を発生するスーパーカー「アルピングロー Hy6」を発表。実際に市販を計画中、どこまでこのオシャレさを維持できるかに期待

アルピーヌが水素エンジンを搭載し730馬力を発生するスーパーカー「アルピングロー Hy6」を発表。実際に市販を計画中、どこまでこのオシャレさを維持できるかに期待

Image:ALPINE

| アルピーヌはこのアルペングロー Hy6の市販化計画を検討している |

ただし実際の発売時には「水素エンジン」が積まれるのかどうかはわからない

さて、現在いくつかの自動車メーカーは「水素」を次世代の燃料(のひとつ)だと捉えていますが、その代表例はトヨタとヒョンデ(ポルシェ、フェラーリも試験的にはテストを行っている)。

そして今回アルピーヌもそこへと加わり、(以前に公開されたアルペングローHy4コンセプトの進化形である)アルペングローHy6を発表することに。

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アルピーヌが水素エンジン搭載のハイパーカー「アルペングローHy4」発表。すでに実走可能、「私たちは水素内燃エンジンが非常に有望な解決策であると考えています」
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アルピーヌ アルペングローHy6の出力は730馬力

今回アルピーヌはアルペングローHy4に積まれていた2リッター4気筒ターボエンジンを3.5リッターV6ターボへと置き換え、これによって以前の340馬力から730馬力 / 770Nmへと大きくパワーアップ。

つまりアルピーヌは水素を利用して発電する燃料電池車としてではなく、水素を燃焼させてパワーを発生させる内燃機関を搭載するクルマとしてアルペングローHy6を設計しています。

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現在アルピーヌはルノーのパフォーマンス部門として(ルノーR.S.のかわりに)機能していますが、同部門はこの6気筒エンジンを9,000開店まで回るように設計しており、燃料としては3つのタンクに保存された水素を使用します。

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2つはサイドポッドに、1つはコックピットの後ろに配置され、全てのタンクは通気性のあるコンパートメントに置かれ、安全上の理由からキャビンから切り離されています。

このエンジンは開発に2年を要した全く新しいもので(つまりガソリンエンジンを転用したものではない)、アルミニウムブロックを使用し、ドライサンプを取り入れることで211馬力/リットルを生成。

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LMP3クラスのカーボンシャシーにミッドマウントにて収められ、シーケンシャルトランスミッションに接続されて後輪を駆動し、理論上のゼロエミッションにて330 km/h)を超える性能を発揮します。

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リアセクションは非常に特徴的で、インコネル製の排気システムはテールライトに組み込まれ、その役割は「水蒸気を放出すること」。

さらにリアウイングには「スケルトン」構造を採用し「ALPINE」の文字が透過して見えるというフランスらしいおしゃれさも持っています。

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アルピーヌはこのスーパーカーの生産計画を確認しているものの、実際の四半時には「水素で動く内燃機関を搭載するのか、完全電動ドライブトレインになるのか」はまったく不明。

一方でアルピーヌは「7つの」ピュアエレクトリックモデルを投入する予定でもあり、様々な手段を用いてCO2の排出を「ゼロ」にすることを考えているのだと思われ、日米の多くの自動車メーカーのように「ハイブリッド」「プラグインハイブリッド」はいっさい考えていないようですね。

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