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ついにルノー「4」が戻ってきた。新型ルノー5と同じ車体とパワートレーンを採用し、しかしより「実用的な」クロスオーバーに

ついにルノー「4」が戻ってきた。新型ルノー5と同じ車体とパワートレーンを採用し、しかしより「実用的な」SUVに

Image:Renault

| ルノー4 Eテックは「価格次第」ではルノー5 Eテック同様に大きなヒットになるものと思われる |

日本への導入次期、そして価格は現時点では未定

さて、ルノーが待望の「4(キャトル)」のリバイバル版、”ルノー4 E-Tech”を発表。

オリジナルのルノー4は8,135,424台を(30年間、100か国以上で)販売しており、その初登場は1961年。

もともとはシトロエン2CVへの対抗として登場し1994年まで生産され、そして今や正式に復活したわけですが、過去の「4」とはいくつかの点において異なります。

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新型ルノー4 E-Techはこんなクルマ

そこでこのルノー4 E-Techを見てみると、まず数年前に発表された「4everトロフィーコンセプト」に通じるルックスを持っており、構造的には(少し前に)復活したルノー5のクロスオーバーバージョン。

スマートな外観、ハッチバックスタイル、リフトアップされたサスペンションとプラスチック製のボディクラッディングを装備し、小型SUVとしての役割を果たします。

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まず目立つ魅力的な特徴は、長い歴史を持つ先祖を彷彿とさせる電動スライディングファブリックルーフに・・・。

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クラシックな丸形ヘッドライト。

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ボディ形状は元祖「4」を連想させるボクシーなスタイルを持ち、インスピレーションの源を表すかように縦に配置された3分割のテールライトも。

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クラシックモデルのテールゲートは実用性を高めるために下まで伸びていましたが、新しい4のリアハッチはリアバンパーまで続いており、この開口部は地面からわずか61cmなので、ルノーは新型4に高い実用性を与えてきたということになりそうですね。

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ボディサイズは全長4.14メートル、全幅1.8メートル、全校1.57メートルという「ちょうどいい」サイズを持ち、最低地上高は18センチなので使い勝手も良さそう。

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ホイールサイズは全グレードにおいて18インチ、そしてサスペンションは前後マルチリンク(このセグメントで前後マルチリンクを採用する例は珍しい)。

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採用されるプラットフォームはルノー5 E-テックと同じ「アンペラスモール」、搭載されるエレクトリックモーターは121馬力もしくは148馬力、そしてバッテリーサイズは40kWhと52kWhの2種類で、大きなほうだとおおよそ400km、小さな方では300kmの(満充電あたり)航続距離を見込んでいるといい、15%から80%に充電するのにかかる時間は30分。※車体重量は1,410kg

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新型ルノー 4 Eテックのインテリアはこうなっている

新型ルノー4 Eテックのインテリアは親しみやすく、ルノー5 Eテックから大部分が引き継がれて、しかしホイールベースが2.62メートルに引き伸ばされたことで室内空間に大きな余裕が生じ後部座席の足元スペースも広がることに。

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そしてルノー5 E-テック同様、ダッシュボードには10.1インチのデジタルドライバーディスプレイと10インチのタッチスクリーンが配置され、中央エアベントの下には物理ボタンも残っています。

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