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| 【概要】フルモデルチェンジでより洗練されたCX-5へ |
新型CX-5の開発コンセプトは「新世代エモーショナル・デイリーコンフォート」
累計450万台以上の販売実績を誇るマツダの人気モデル、CX-5が2026年モデルとしてついにフルモデルチェンジ。
欧州での販売開始は2025年末、その他の地域では2026年初頭を予定しており、先代より全体的に大型化され、エクステリア・インテリアともに洗練されたデザインへと進化しています。※発表したのはマツダ・モーター・ヨーロッパ
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【エクステリア】進化した「鼓動」デザインと2トーンボディ
- 新型CX-5はマツダのデザイン言語「鼓動(Kodo)」を継承しつつ、よりシャープでモダンなフロントフェイスへ進化
- 新意匠のグリルとシャープなLEDヘッドライトを採用
- ボディは従来より約114mm長く、ホイールベースも76mm延長(全長4,690mm / 全幅1,860mm / 前高1,695mm)
- リアゲートには新たに「MAZDA」ロゴが配置され、デザインの完成度が高まる
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【インテリア】15.6インチの大型ディスプレイ搭載、Google機能内蔵
- ミニマルなデザインへと刷新されたインテリアは、物理ボタンを大幅に削減し、シンプルで上質な空間を演出
- 15.6インチのインフォテインメントディスプレイはGoogleビルトインで、GoogleマップやPlayストアが利用可能
- 10.25インチのデジタルメーター、7色のアンビエントライト、改良型シート、パノラマサンルーフなどを装備
- 後席の足元スペースも拡大し、荷室容量は61リットル増加
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【パワートレイン】2.5Lガソリンに加え、2027年にハイブリッド登場
- 2026年型には従来と同じ2.5L直列4気筒「Skyactiv-G」エンジン(187馬力)を搭載
- 欧州仕様では24Vマイルドハイブリッド技術が採用されるが、パワーは若干控えめ(140hp)
- 2027年には新開発の「Skyactiv-Z」エンジンを用いた本格ハイブリッドモデルが追加予定
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【まとめ】本格的なプレミアムSUVへと進化する新型CX-5
新型CX-5は従来の魅力を保ちつつ、サイズアップと上質感を武器によりプレミアムなクロスオーバーSUVへと進化。
ハイブリッドの登場は2027年とやや遅れるものの、今後のマツダの世界戦略の柱となるモデルであることは間違いものと思われます。
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全体的なシルエットはこれまでのCX-5とは大きく変わらないものの、そのディティールは大きく変化しており、ざっと見たところではヘッドライトの発光グラフィック、フェンダーアーチのトップにあるアクセント、リアゲートのセンターに配置されるMAZDAロゴなど(このセンターロゴはレクサス、VWも取り入れるなど世界的なトレンドである)、ひと目で「新しい」とわかる意匠も。※ホイールが小さいのはちょっと残念である
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室内だと「パノラマサンルーフ」といった世界的な人気アイテムが取りれられ、マツダが本気で「世界を取りに来た」こともわかります。
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インテリアは非常にシンプルであるものの、直感的に高い品質を備えることが分かる作りを持っているようで、大きなインフォテイメントディスプレイ、さらには進化したヒューマン・マシン・インターフェイス、強化・拡充された通信機能やアプリケーション、先進運転支援システム(ADAS)を持つというので、このあたりは中国のパートナーとの協業によってなにかを学び取った成果なのかもしれません(パノラマサンルーフもまた、中国で好まれる必須装備である)。
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現時点では車両に使用される技術詳細やプラットフォーム、日本での具体的な発売時期や価格についてアナウンスはありませんが、大きな注目が集まるモデルだけに続報には注目したいところですね。
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新型マツダCX-5の公式プロモーション動画はこちら
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