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BMW i3洗車、所要時間は2時間くらい。所感や注意事項を記載してみる

2016/10/11

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BMW i3洗車。
久しぶりの洗車です。
最近はよくi3にトラブルが発生しており、都度都度ディーラーさんに預ける事態になっていたのですが、修理の度ディーラーさん(BMW大阪さん)が洗車してくれていたので自分で洗う機会が少なくなっていたのですね。
なおBMW大阪さんの洗車技術はぼくの知る限り(ディーラーでは)一、二を争うレベルでピカイチと言って良いでしょう。
ホイールの裏側やホイールボルトとホイールの隙間までピカピカにしていただいており、ぼくが洗うよりもはるかに綺麗になるので助かっています。

それはさておき今回は自分での洗車ですが、おおよそ所要時間は2時間くらい。
BMW i3は非常に汚れにくい車で、一つはタイヤが非常に細くタイヤカスがあまりでないということ、おそらくタイヤの耐摩耗性も高く、タイヤそのものがあまり削れないのではないかということ、そして雨の中を走っても水をあまり巻き上げない構造であること。
ただしぼくのi3は低ダストブレーキパッドに交換しているので「汚れにくい」と表現できますが、交換前はブレーキダストに大いに悩まされたものです。
「水を巻き上げない」ということについては、一番上の画像の通りi3のボディサイドには「く」の時形状のプレスラインがありますが、これがエラのように張り出していて路面からの巻き上げを防止(「く」の字の下半分で汚れが止まり、それより上に汚れが飛ばない)してくれるのですね。

さらにはフロントのホイールハウス後ろにはマッドガードに近い役割を果たす形状のパネルがあり、これもフロントタイヤからの巻き上げを最小限にとどめてくれます。

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リアホイールハウスの前も構造的に「張り出した」形状ですが、これはストーンガードの役目を果たしていて、これも「ここで」泥や石を食い止めてボディ塗装面が汚れない構造になっています。

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他、i3はエンジンを持たないので排気管がなく、リアバンパーにススがつかず、車体後部も非常に汚れにくい車です。
そしておそらくは空気抵抗や整流についてはかなりこだわっているためか、空気が滞留する部分が少なく、そのために汚れや埃が溜まったり積もったりする場所がほとんどありません。
正直なところ、ぼくが今まで所有してきた車の中では「最も汚れにくい」車と断言できます。

それでも洗車する必要があるのには変わりがなく、ホイールがあまりに汚れた頃を見計らって洗車するようにしていますが、i3はカーボンや樹脂の骨格に、これまた樹脂製のパネルを貼り付けたという特殊な構造を持っています。
そのための通常の車とは異なる「水の流れ」があるようで、パネルの継ぎ目、ドアなどのパーツの隙間からは結構水が出てきます。

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よって、洗車を終えた後に拭きあげに移る前にはドア、フロントフード、給油口、充電口、リアフードなど開けることができるところは全て開け、水を流しておくのが良いですね。
でないとこれらを閉じたままボディを拭き上げ、その後にドアやフードを開けたり車を動かしたりした時に盛大に水が流れ出てきてボディを汚すことに(ただし油分を含んだ水が出てくるわけではなく、ここはまだ拭き取りやすい)。

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他の注意点というか気になるのはホイールアーチの内側。
欧州車の多くは(おそらく)吸音を目的にホイールハウス内部に起毛処理を施した樹脂製パネルを使用していますが、これに台風が過ぎ去った後の葉っぱや木の枝が付着するとかなり面倒で、なかなか取れないことがあります。
ただ、これは素材の性質に起因するのでi3特有のものではなく、やむをえない部分ではありますね。
その(取れない)場合は葉っぱや木の枝が乾燥してホロリと自分から落ちてくれるのを待つしかなく、これは無理に取らずにぼくは放置するようにしています。

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繰り返しになりますがBMW i3は非常に汚れにくく、そこにはデザインや構造に関わる部分もあり、またEVという性質に起因するものもあります。

i3は横壊れたりしてちょっと腹がたつこともありますが、接していると「よくできているなあ」と感心する部分の方が多く、意外や「もうちょっとこうだったら」というマイナーな不満が少ない車ですね(大体の車は多かれ少なかれ、構造的な不満などが洗車していると出てくる)。

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