
| ドバイのクルマ好きは毎日が楽しそうだ |
さて、先般よりアップしているドバイ旅行編。
今回はドバイの砂漠にサファリツアーの様子についてですが、そこはまさにカーガイの溜まり場。
ドバイには愛すべき車バカが多数いるということが判明し、今回その様子をお届けしたいと思います。
なお、この「砂漠ツアー」はドバイでは(観光客に)非常に人気のあるアクティビティであるようですね。
ドバイの市内から砂漠へ
このツアーは日本からでも、そして現地でも予約が可能で、予約しておけばホテルまでガイドが迎えに来てくれます。
そしてガイドの運転する4WD車に乗って砂漠に向かうことになるのですが、ここは砂漠に到着するまでの最後の休憩所で、ツアー用の車に加えて現地の人々が続々登場。
ほとんどはランクルではあるものの、中には日産パトロールの姿も(それでも90%くらいはランドクルーザー)。

とにかくランドクルーザーだらけで、ちょっと壮観。
ここで皆タイヤの空気圧を下げ、砂漠の走行に備えたりしています。

中にはバギーを牽引してくる人も。
牽引しているのは日本の誇りであるジムニーです。

集まった車を眺めていると、ウエストゲートの「プシャアアアア!!!」というひときわ大きな音を立てて入ってきた日産の4WDが一台。
一見ポンコツですが、ドライバーの人がおもむろにボンネットを開くと、そこには巨大なターボ。
ドライバーの人(ハキムさん:仮名)曰く、「これはカスタムターボだ。そんじょそこらのターボとは違う。お前は日本人か?日本車は最高だ」。

とにかくこんな感じでカスタムカーが勢ぞろいですが、どうもポン付けタービン、直管が主なカスタムである模様。
なお自動車ディーラー街に行くとカンナム(バギーなどを作っている会社)のディーラーがあり、なんでカンナムなど売っているんだろうと考えていたのですが、どうもここへ集結していたようですね。

その後はぼくらもここで休憩を済ませて砂漠へ。
見渡す限りの砂漠で、日本にすむぼくにとってはちょっと信じられない風景でもあります。

砂はかなりサラサラで、場所によっては靴が足首まで埋まって歩けないほど。

砂丘を登るのにもかなり体力を要し、「こんなところを車で走れるのか」と思うのですが、さすがはランクル、どんな坂でも登り、そしてサクッと何もなく走破。

画像ではあまり立体感が伝わりませんが、とにかく起伏の激しい場所もあり(そんなところでは停車できないので写真を撮れなかった)、「ランクルすげえ。日本に帰ったらランクル買うわ」と思うほどです。

現地の人はこんな感じで横に並んで「ヨーイドン」し、砂上でその速さを競うグループも。

RAV4の姿も見られ、バギーを除くと走っているのは日本車のみ。
ほとんどはランクルで、他は日産パトロール、あとはジムニー、そして他のトヨタ車。
とにかくトヨタ車の優秀さがわかった経験です。

そして本日の車バカその2。
FJクルーザーに乗るシャリフさん(仮名)。
直管のような音を出すFJクルーザーに乗って砂漠をドリフトしまくり。
その後ぼくの前までやってきて、「ニイハオ!お前は日本人か?トヨタ最高!」と声をかけてきたのですが、やはり中国と日本との区別はついていないようですね。

こちらがシャリフさんが思いっきりアクセルを吹かす動画。
多分排気漏れしていると思うのですが、あまり気にしていないみたいです。