まさに「タンク」。核戦争後でも生き残れそうだ
レズバニ(レズヴァニ/REZVANI)が先日よりティーザー画像を公開していた新型SUV、「タンク」について、その画像やスペックが公開に。
テーマはズバリ「ミリタリー」で、6.4リッターV8エンジン(500馬力)を搭載し、オプションで赤外線カメラ、防弾仕様も選択可能。
「究極の」そして「豪華な」オフローダーを目指したといい、見事にそのコンセプトは実現できている、と言えそうですね。
軍用車に「未来」をプラス
レズバニによると、イメージは軍用車ながらも、そこに「未来」をプラスした、とのこと。
たしかに他のラインアップ「ビースト」も未来感あふれるデザインを持っており、そこが他社との差別化要素となりそうです。
前後オーバーハングは極端に短く、そのためアプローチ/デパーチャーアングルもかなり大きく取れそうですね。
このガレージは「バットマン」に出てきたところと同じようです。
オーバーハングは「短い」というよりは「無い」に近いレベル。
最低地上高も「かなり」の余裕があります。
オプションで6インチアップのショックを装着可能で、「Dynatrac ProRock 44/60アクスル」や37インチサイズのオフロードタイヤの用意も。
画像を見るに駆動系はシンプルで、サスペンションは左右独立でなない模様。
同じくオプションの「バリスティック・アーマー・パッケージ」はケブラー外装、防弾ガラス、軍用スペックのランフラットタイヤ、燃料タンク/ラジエター/フロアパンの強化ガードが含まれる、とのこと。
ルーフにはLEDバーが装着され、フロントバンパーにはLEDフォグランプが見えます。
ドアは観音開き。
「ビースト」の”サイドワインダードア”もそうですが、レズバニはドアの開き方にもこだわるメーカーですね。
とにかくルックスは未来的かつコンセプトカー的。
こんな車が走っていたら驚くこと間違い無しで、ある意味でスーパーカーよりもインパクトがあると思います。
マフラーもブラック。
購入時には様々なカスタムが可能なのだと思いますが(”ビースト”はシフトノブやブレーキのメーカーまで選べる)、今回公開された個体は「全身ブラック」のイカツイ仕様。
価格は約2000万円(意外とやすいように思える)、予約は現在から開始。
納車は年末からを予定している、とのこと。
「タンク」の内装は意外と豪華
そのマッスルな外装に反し、内装はけっこう豪華。
レザーシートはもちろん、タッチ式インフォテイメントシステム(アップル・CarPlay/アンドロイドオート対応)など最新のデバイスを装備しているようですね。
こちらはリアシート。