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アウディTT洗車。台風直後を走行したために路上の汚れを拾い、フェンダー内が大変なことに

2017/10/30

|台風の後に走ったらホイールハウス内が大変なことになった|

アウディTT洗車。
台風が過ぎたのちに出かける用事があり、やむなくTTで出動。
台風が過ぎたすぐ後ということで、、かつぼくの家は比較的山あいにあるため、道路の上は台風で飛散した木の枝や葉っぱで埋め尽くされ、まるで「緑のじゅうたん」状態に。

道路はこんな状態。
濡れた葉っぱが道路上に散乱していますが、こういった極めて滑りやすい状況でもさすがにアウディの4WDシステム「クワトロ」は安定感抜群。

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VWアウディグループの車のフェンダー内側に使用されるフェルト。これに汚れが付着すると除去しにくい

ただしこういった状況の中で出かけ、家に戻って見るとホイールハウスの内側にはこんな感じで「びっしりと」草や葉っぱ、小枝が付着しているのを発見することに。
ある程度は「葉っぱが付着しているだろう」とは考えたものの、ここまでの量は全く予想外で、「どうするよコレ」と頭を抱えた次第です。

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なお、過去にも何度か同様の経験がありますが、さすがに「ここまで」の汚れは経験はなく、しかし放っておくことはできないので、とりあえず洗車することにします。

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ちなみに欧州車のホイールハウス内には「フェルト」が用いられていることが多く、これは「軽量な割に遮音性が期待できる」ためだとぼくは推測しています(再生可能なので環境にも優しい)。
多くの車ではここにツルンとした「樹脂パネル」が使用されているのですが、特にフォルクスワーゲン・アウディグループの車にはこの「フェルト」仕様が高い頻度で見られるようですね。

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完全にこれを取り除くのは無理。自然に落ちるのを待つことに

確かにフェルトは軽量ではあるのですが、問題が一つあって、それはこういった感じで「葉っぱや木の枝」が付着しやすいこと。
ツルリとした樹脂のインナーであれば、こういった付着物も簡単に洗い流すことができるのですが、フェルトは毛足が長く、その毛足と葉っぱや小枝が絡まってしまい、「一つ一つ手で取らないと」完全には除去できないのですね。

これがけっこう面倒で、これまでの車にて何度か苦労したことも。
実際に今回のTTにおいても「大きな塊」はとれるものの、どうしても細かい葉っぱは下の画像のように除去できず、しかしこれをちょっとづつ手で取るのも面倒なので、「葉っぱが朽ち果てて勝手に落ちてゆく」まで放っておこうと思います。

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なお、「樹脂のインナーだと付着物がすぐに落ちる」と記載しましたが、その場合はメンテナンス性が高いものの「遮音性」に劣るのは事実。
そこで、最近では「樹脂性のインナーパネルに起毛処理を施す(起毛っぽくなる材質を吹き付けフロック加工を行う)」ことでメンテナンス(清掃)性と遮音性の両方を確保しているハイブリッド型パネルも出現。※フロック処理なので毛足が短く、葉っぱや木の枝が絡みつくことはない
これはBMWに採用されることが多いようですが(i3にも採用されていた)、実際のところかなり便利だと思います。

自動車に採用される技術には(同じ部位であっても)多種多様なものがあり、そしてメーカーによって使用する材質が変わるのは面白く、その理由を考えるのもまた楽しいものですね。

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