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「かつてマクラーレンGTだった物体」が販売予定!完全に燃え尽きた車体でも需要はあるのか?

2021/05/19

マクラーレンGT

| どう考えてもこの状態のマクラーレンGTに需要があるとは思えないが |

それでも買い手があるとなると、おそらくは車台番号が目当てか

さて、かつてマクラーレンGTだった物体が販売開始予定。

販売を行なうのはCopartですが、同社は北米やドバイに拠点を構え、事故のほか、火災や水没等にて走行不能となった個体を多く販売しています。

ちなみにこの物体が出品されているのはテキサス州ヒューストン。

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なぜこうなったのかはわからない

なお、Copartに表示されているステータスは「火災」、ダメージの範囲は「全身」とあり、しかしなぜこうなったのかは明かされず。

事故によって炎上したのか、単に車輌から発火したのか、それとも保管中の家屋や出先にて駐車していたところ火事に遭ったのかどうかは不明ではありますが、とにかく見ての通り「全焼」しています。

フロントからリアまでまんべんなく焼けており、ここまでクルマが燃えるのか・・・と空恐ろしくなるほどですね。

McLaren-GT-6

画像を見ると、毛バタキのような、モフっとした物体が見えますが、これはおそらくカーボン製フレームの「繊維」。

金属に加え、カーボンファイバーを成形する樹脂が完全に燃えてしまい、しかしカーボン「ファイバー」のみは燃えずに残り、その繊維だけがバラけた結果がこれなのだと思われます。

McLaren-GT-9

果たしてこの状態でも需要はあるのか?

カーボンバスタブシャシーを持つスーパーカーは燃えてしまうと、こんな感じで「完全に」形を失ってしまうということになりますが、ちょっと気になるのが「この状態でも車台番号は残っているのか」。

McLaren-GT-3

この状態だと誰がどう見ても復元は不可能ではあるものの、それでも車台番号は生きているのか、それとも登録を抹消しない限りは復元可能かどうかに関係なく車台番号を残せるのかはちょっと謎。

McLaren-GT-7

ただ、Copartは過去に何度も「もう絶対に復元できない」スーパーカーを何度か販売しており、ちゃんと買い手がついているので、こんな状態でも需要があるのだと思われ、その需要とはつまり車台番号なのだと思われます。

McLaren-GT-8

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参照:Copart

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