![ミニが国際女性デーにちなみ「スターリング・モスの妹」が1962年にレースを走り優勝したミニをモチーフにした「パット・モス・エディション」発売!横ストライプがカッコいい](https://intensive911.com/wp-content/uploads/2022/03/mini-cooper-pat-moss-edition-1.jpg)
| ミニ・パット・モスのボディカラーはブラックとホワイトのみ、両方に同じくレッドとホワイトのアクセントが用いられる |
ミニに「横ストライプ」とは珍しい
さて、本日は「国際女性デー」であり、それにあわせてミニが新しい限定モデル「パット・モス・エディション」を発表。
この「パット・モス」って誰?ということになりますが、彼女はなんと、かのスターリング・モスの実の妹なのだそう(兄妹でレーシングドライバーというのは珍しい)。
かくしてパット・モスは1962年の国際ラリーにて優勝を飾ることになり、その60年後に登場したのがミニ「パット・モス・エディション」ということになりますね。
![mini-cooper-pat-moss-edition (2)](https://live.staticflickr.com/65535/51924005002_e1dfe1bdb0_c.jpg)
ミニ・パット・モス・エディションはこんな仕様を持っている
そしてこのミニ・パット・モス・エディションについて、彼女とコ・パイロットのアン・ウィズダムが参戦し優勝したチューリップ・ラリーに敬意をしたビジュアル・アップグレードが施されていることが最大の特徴です。
![mini-cooper-pat-moss-edition (3)](https://live.staticflickr.com/65535/51925609460_6eb0126721_c.jpg)
ボディカラーはミッドナイトブラックメタリックとペッパーホワイトの2色のみで、おそらくはミニの限定モデルで「初」となる横ストライプが入っており、これはミニ全般として見たときにもかなり珍しい仕様なんじゃないかと思います(ミニというと、ボンネットサイドや、センターストライプがほとんどでもある)。
この「横」ストライプは、往年のジャガーやフェラーリなど「フロントにV12エンジンを積む」、つまりロングノーズを持つレーシングカーに見られた仕様ではありますが、「ストライプ好き」のぼくとしてはけっこう憧れるデザイン。
ただ、これまでロングノーズのクルマに乗ってきたことがなく、今に至るまで「横ストライプ」を実現できずにいますが、今回のパット・モス・エディションを見ると「ロングノーズでなくても似合うんだな・・・」と目からウロコ状態となっています。
![mini-cooper-pat-moss-edition (6)](https://live.staticflickr.com/65535/51924980181_66959debd6_c.jpg)
そしてペッパーホワイトのほうにも「ホワイト」のストライプ入り。
![mini-cooper-pat-moss-edition (9)](https://live.staticflickr.com/65535/51925609325_39f38930f1_c.jpg)
サイドスカットルはパット・モス専用で、その下には、パット・モスとアン・ウィズダムがデンマークからフランスのリベラを往復したレースに関する情報が表示されることになりますが、こちらもバンパーの「PAT MOSS」文字同様、ミッドナイトブラックであっても、ペッパーホワイトであっても「ホワイト」にて文字が入るようですね(レースでの総走行距離は2,500kmにも及ぶ)。
![mini-cooper-pat-moss-edition (8)](https://live.staticflickr.com/65535/51924004917_0996854298_c.jpg)
そしてやはりボディカラーにかかわらず、ドアミラーはレッド、そしてルーフはチリレッド~メルティングシルバー~ジェットブラックへと変化するグラデーションルーフが採用されています。
![mini-cooper-pat-moss-edition (4)](https://live.staticflickr.com/65535/51924004967_ca1c2d32b5_c.jpg)
そのほか、Cピラー、サイドスカットル、ホイールハブカバーにはチューリップのモチーフがあしらわれることに。
![mini-cooper-pat-moss-edition (7)](https://live.staticflickr.com/65535/51925072103_32a0d3f0c9_c.jpg)
設定されるのは3ドアハッチバックの「ジョン・クーパー・ワークス」のみで(地域によっては5ドアも用意されるらしい)、2023年秋から納車されるといい、限定台数はわずか800台(日本での発売や価格、納車時期は現時点で未発表)。
パーキングアシスト、アダプティブクルーズコントロールが標準装備され、6速マニュアルもしくは8速オートマチック・トランスミッションが選択可能です。
ミニ・パット・モス・エディションのインテリアはこうなっている
そしてこちらはミニ・パット・モス・エディションのインテリア。
レーシングカーがモチーフであるせいかブラック一色というスパルタンな仕様ですが、ステアリングホイールのスポークにはパット・モスのサインとチューリップのグラフィック入り。
![mini-cooper-pat-moss-edition (11)](https://live.staticflickr.com/65535/51924005017_323ddbb0f3_c.jpg)
ドアシルプレートにもパット・モスのサインが入ります。
![mini-cooper-pat-moss-edition (10)](https://live.staticflickr.com/65535/51924004887_66657cc7d1_c.jpg)
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