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いったいどこをカスタムしたのかわからないほど自然なカスタムカー、ロールス・ロイス・ファントム「アレス・クーペ」登場。実は4ドアのファントムを2ドアに

2023/12/22

いったいどこをカスタムしたのかわからないほど自然なカスタムカー、ロールス・ロイス・ファントム「アレス・クーペ」登場。実は4ドアのファントムを2ドアに

| 価格など詳細については公表されていないが、実際のところ意外と売れそうだ |

アレス・モデナはこれまでにも様々な「クーペ化」を行っている

さて、イタリアのコーチビルダー、アレス・モデナ(旧アレスデザイン)がロールス・ロイス・ファントム・クーペを公開。

正直なところ、その仕上がりがあまりに自然すぎてこのどこがニュースなのかわからないほどですが、ファントムにはクーペが存在せず、「4ドアのファントムを2ドアクーペにしてしまった」ところにその凄さがあり、まさにアレス・モデナならではの作品だと言えるかもしれません。

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「ドア」を弄るのは難しい

なお、こういった「4ドアを2ドアに」というのは思ったよりも難しい作業であり、というのもピラーを移動させるという大工事が必要な上、ドアを延長し、さらにはそのドアをキッチリと他のパネルと合わせ、さらにはそれが経年にて下がってこないようにヒンジに強度を持たせたりする必要があるため。

つまりは手間がかかる割にリターンが少ないカスタムでもあり、よってこれを依頼する顧客、そして実行できるコーチビルダーは非常に少ないとされ、しかしアレス・モデナはその数少ないコーチビルダーのうちのひとつです(そのほかだとマンソリーもドア枚数の変更を行っている)。

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ちなみにアレス・モデナはこれまでにもテスラ・モデルSのクーペ化、ベントレー・ミュルザンヌのクーペ化を行ったことがあり、よってある程度のノウハウを有していると考えられますが、それでもここまで違和感なく仕上げるのはまさに「あっぱれ」。

言われなければ「どこをどうカスタムしたのか」すらわからず、かつ2ドア化されているとわかったとしても「ロールス・ロイスがワンオフで作った車両なのでは」と思ってしまうほどの自然さを持っています。

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このロールス・ロイス・ファントム「アレス・クーペ」は限定にて提供されるといい、ボディカラーは画像のホワイトもしくはブラックのみ、そしてフロントウインドウフレームとボンネットにローズゴールドのアクセントが付与されるのも共通です。

ロールス・ロイス・ファントム「アレス・クーペ」のインテリアはこうなっている

そしてこちらはロールス・ロイス・ファントム「アレス・クーペ」のインテリア。

詳細は公開されておらず「新しい素材と手作りの仕上げ」が施されていると紹介されているものの詳細については不明のままで、しかしシートやダッシュボードといったレザー部分、ダッシュボードのパネルなど「ほぼすべて」に手が入っているように見受けられます。

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画像を見るに「チェック柄っぽい」パネルが一つの特徴でもあるようですね。

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エクステリアカラーに比較するとインテリアカラーの選択肢はまだ豊富であるように見え、そしてシートのヘッドレストやステアリングホイールの「RR」エンブレムはアレス・モデナのロゴへと入れ替えられているもよう。※外装だとフロント以外のロールス・ロイスのエンブレムがアレス・モデナのものへと入れ替えられている

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ロールス・ロイス・ファントム「アレス・クーペ」の価格については公開されていませんが、ロールス・ロイスの提供するワンオフモデルのように「数十億円」とはゆかないまでも、軽く新車価格の倍ほどのコストを要求されるんじゃないかと考えています。

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参照:Ares Modena(Facebook)

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