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【動画】シロンで15万キロを走り490km/hを記録したテストドライバーが語る「シロンの乗り方」!ブガッティ公式ならではの内容を見てみよう

2020/05/01

| これだけシロンのサウンドを堪能できる動画もほかにない |

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さて、ブガッティが「シロンのすべて」を解説する動画シリーズを公開。

動画中にて説明を担当するのはブガッティのオフィシャルテストドライバー、アンディ・ウォレス氏で、同氏はなんとこの数年だけで15万キロ以上をシロンにて走ったとのこと。

そして昨年はに時速490.484キロという、とんでもない記録をシロン・スーパースポーツ300+とともに打ち立てたのもアンディ・ウォレス氏だそう。

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今回公開された動画は5本あり、1本目はシロンの基本的な解説から。

1500馬力という途方も無いパワー、しかしそれを受け止めるのは「5000馬力換算」のブレーキシステムであること、ボディはLMP1レーシングカーよりも強固であること、その独特なクワッドターボシステムについても触れています。

動画ではシロンの特徴を順番に紹介

そして2本目ではいかに快適かを説明。

シロンはロードカーでは最高のパフォーマンスを持つクルマですが、内装は「ストリップされた」スパルタンなものではなく、最高の素材と最高の仕上げをもって作り上げられたもので、十分なスペースがあり、リバースカメラやシートヒーター等も備えた実用性も併せ持つ、と述べています。

ちなみに同氏はル・マン24時間レースとデイトナ24時間レースに21回も出場した経験のある、レース歴30年の元レーシングドライバー(ル・マンとデイトナでは優勝経験もある)ですが、そんな同氏にとっては「ノイズや振動も抑えられ、ウインドウへの反射も抑えられた」、しかしレーシングカーに近いパフォーマンスを持つシロンが驚異的だと目に映るようですね。

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3本目についてはドライブモードについて触れていて、「3つ」のモード、そしてさらに「スピード」モードがある、と語っています。

面白いのは、3つのモードの中に「アウトバーン」モードがあることで、時速180キロを超えると自動でこのモードに入り、車高が20ミリ落ちてサスペンションが固められ、リアウイングはダウンフォースを稼ぐため「10度」の角度にて立ち上がる、とのこと。

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ボタン一つでイージードライブを実現するモードからドリフトも許容するモードまで変更することができ、「誰にでも楽しめる」のもまた、シロンの魅力の一つと言えそうですね。

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4本目はローンチコントロール。

どうやって作動させるかというところから、豪快なサウンドを発して加速する様子も見られます(意外とシロンのフルスロットルサウンドを聞く機会は少ない)。

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そして最後は「スピードキー」。

これはヴェイロン時代から採用されているものですが、ふだんシロンの最高速は時速308キロに制限されており、しかしこのスピードキーを使用すれば420km/hまでそれを引き上げることができるようになる、というもの。

スピードキーを使用するにはいったんクルマを止め、このキーをサイドシルにあるシリンダーへと差し込んで回す必要があるものの、この操作を行うと自己診断機能によって420km/hを出せるかどうかを調べ、可能となると最高速チャレンジを行える体制が整います。

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動画では実際に420km/hで走行していますが、アンディ・ウォレス氏によると「安全で快適」。

そしてフル加速を行うシロンのエキゾーストノート、そして吸気音はめったに聞くことができないもので、この5本目はまさに必見の一本です。

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それでは動画を見てみよう

そしてこちらがその動画シリーズ。

上から順にエピソード1~エピソード5の順です。

VVIA:Bugatti

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