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ブガッティ初のエレクトリックモデル「Baby II」第一号がドバイ国際空港に納車!VIPの移動用として使用される模様

2021/05/14

ブガッティ初のエレクトリックモデル「Baby II」第一号がドバイ国際空港に納車

| こう見えてもフルカーボンボディ、価格は1000万円近いかも |

さて、ブガッティはキッズ用(大人も乗ることもできる)乗用車「Baby II(ベイビー・ツー)」を発売していますが、その最初の一台がドバイに納車。

なお、このBaby IIはブガッティ・タイプ35をモチーフとしたもので、もともとはブガッティ創業者、エットーレ・ブガッティが自身の息子、ローランド・ブガッティへとプレゼントしたことに端を発します。

そして、その初代Baby IIを見たブガッティの顧客たちが続々とオーダーしたのが「市販版ブガッティ Baby II」のはじまりのようですね。

ちなみにこちらが「ベース」となったブガッティ・タイプ35。

ブガッティBaby IIの納車第一号はドバイ国際空港にてVIPの移動用に使用

このブガッティBaby IIについて、ドバイ国際空港へと納車された個体で、これからVIPセクションへの移動用として使用されるとのこと。

ちなみにこのブガッティBaby IIですが、さすがにブガッティだけあって価格は安くなく、ベースモデルでは30,000ユーロ(邦貨換算で約377万円)、上位モデルのヴィテス(Vitesse)では43,500ユーロ(約547万円)、さらにトップレンジのピュール・サン(Pur Sang)だと58,500ユーロ(735万円)。

ブガッティだけあってそのこだわりようたるやハンパなく、実車のタイプ35をデジタルスキャンし、そのパーツを75%に縮小することで車体を構成。

ホイールは8スポーク、タイヤはミシュラン、シートはレザー、ステアリングホイールは4スポークデザインという仕様です。

なお、今回の個体は「ヴィテス」で、ボディカラーはジェテックス・オレンジ、インテリアカラーはホワイト、そしてLEDヘッドライトにブレーキランプ、マッドガード、フェンダーパッケージ、ツーリングパックを装備しています。

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さらにはナンバープレート、カスタムリフレクティブクロームロゴ、プレミアムレザーシート、ワンオフのトランスポートケース、電動パワートレインのフルパワーを引き出す「スピードキー」も装備されています。

スペックとしては13.4馬力、重量230kg、0−60マイル(96km/h)加速は6秒(速いな!)、最高速度は70km/h、そしてこれに対応すべく油圧ブレーキを装備します。

なお、大人が乗るとこんな感じ。

大人一人であれば問題なく乗ることが可能ですが、これを(ドバイ国際空港の中の)どういった場面にて使用するのかは不明です。

ただ、1台しか納車されておらず、そうポンポン貸し出すこともできないであろうこと、サイズが結構大きいので(安全のため)空港内部を走らせることはないであろうことを鑑みるに、おそらくは空港の建物とプライベートジェットとの間の移動に使用する可能性が高そうですね。

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