| メルセデス・ベンツはもはやガソリンエンジンをお荷物としか思ってない? |
さて、先日メルセデス・ベンツは「マイバッハのV12モデル」を予告していましたが、今回「こっそりと」そのV12モデル、マイバッハS680を発表することに。
なお、このマイバッハS680はフラッグシップということになりますが、にもかかわらずなぜ「こっそり」なのかは不明で、しかし推測するに「現在EQシリーズを中心に電動化を進めるメルセデス・ベンツにとって、V12エンジンという”環境にあまりよろしくない”モデルを全面に押し出すこと」は、会社として推奨できないということなのかもしれません。※テスラの人気が高いのは、「エレクトリックカー=エコなクルマ」しか作っていないからだとされ、いかにメルセデス・ベンツやフォルクスワーゲンがEVを拡充しようとも、ガソリン車を作っている限りはテスラに敵わない部分だと言われる
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まさに「ひっそり」登場
なお、このメルセデス・マイバッハS680について、ダイムラー社のメディアサイトに一連の画像がひっそりと掲載され、さらに説明は一切ナシ。
これを見てもメルセデス・ベンツはやはりV12モデルのマイバッハを押し出したくないのかもしれません(メルセデス・ベンツはなんとしても会社的にクリーンなイメージを押し出してゆきたい)。
なお、その外観は2020年11月に発表されたV8モデルとほぼ同じルックスとカラーを持つように見え、しかしクロームの使用面積やホイールデザインに相違があるようですね。
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メルセデス・マイバッハ「V12」S680はこう違う
そして今回公開された画像を見ると、V8モデルのマイバッハとはいくつか異なるところも。
上述のホイールやクロームパーツのほか、V12バッジやS680バッジといったところにも相違があるようですね。
エンジンはもちろんV12ですが、出力は現時点では公開されておらず、しかし先代マイバッハの621馬力を超えているのではないかと思われます。
駆動方式についてはもちろん4WDだと考えて良さそうですね。
メルセデス・マイバッハS680のインテリアはこうなっている
そしてこちらはメルセデス・マイバッハS680のインテリア。
こちらもV8モデルのメルセデス・マイバッハと大きくは変わらないようですね。
こちらはリアシート。
やはりV8モデルとほぼ同じ。
そしてオフィシャルサイトには「マイバッハグッズ」も。
なお、マイバッハは腕時計やバッグについてメジャーブランドとのコラボレーションを行っていないように思われ、しかし今後はなんらかの動きがあるかもしれませんね。
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