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アウディが「TTクラブスポーツ・ターボコンセプト」発表。全幅2メートル、600馬力のモンスターTT

2017/11/01

= なぜにあえて「ターボ」の名を?もともとTTは全車ターボエンジン採用 =

アウディスポーツが「TTクラブスポーツ・ターボコンセプト(TT Clubsport Turbo Concept)をSEMAショーにて公開。
これは以前に「アウディTTS/TTRS向けのモータースポーツ対応パーツ」としてアウディスポーツが発表したオプションパーツを組み込んだコンプリートカーで、TTRSとR8との間を埋めるもの。
エンジンは2.5リッター5気筒ターボと形式こそTTRSと同じですが、その出力はなんと一気に600馬力にまでパワーアップ。
0-100キロ加速は3.6秒、最高速度は時速310キロをマークする「スーパーカー顔負けの」高性能車です。

TT史上最速、兄貴分のR8をさえ脅かすパフォーマンス

なお、アウディR8 V10は出力540馬力、0-100キロ加速は3.5秒。
今回のTTクラブスポーツ・ターボコンセプトは60馬力これを上回ることになりますが、0-100キロ加速は3.6秒、とR8 V10に0.1秒遅れるタイム。
これはおそらく「R8に配慮」したもので、実際は、もっと速いであろうことが容易に想像できますね。

外装については、これまでに紹介されたパーツを装着しただけなので特段目新しいものはありませんが、エアロダイナミクス向上を目的に装着されたフロントスプリッターやカナード、リアウイングは壮観のひとこと。
加えて左右で15センチ拡大されたフェンダーも大迫力ですね(これによって全幅はR8を超えて2メートルくらいに)。

その他の装備としては補強のためのカーボン製バー、アクラポヴィッチ製エキゾーストシステム、調整式サスペンション、強化ブレーキなど。

現段階において、このTTクラブスポーツ・ターボコンセプトは文字通り「コンセプトモデル」にとどまるものの、パーツ自体は販売されることになるため、自分でこの「TTクラブスポーツ・ターボコンセプトと同じ」車を作ることはできそうですね(エンジンのチューニングに関しては発表されていないので、パワーは600馬力にはなりませんが)。

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毎年恒例、オーストリアで行われる「Wörthersee VW show(ヴェルターゼ・チューニング・フェスティバル)」にて、アウディが600馬力のTTクラブスポーツ・ターボを登場させるようです。

過激なオーバーフェンダーとリアウイングで武装し、2.5リッター5気筒エンジンは電気式ターボで加給。
0−100キロ加速は3.6秒と俊足でトップスピードは時速310キロ。
電気式ターボのために48Vシステムを積んでいるとのことで、これらの技術は将来的に他のアウディ車にもフィードバックされる見込み(まずはアウディSQ7に搭載されると言われる)だそうです。

外装については1980年代のIMSAをイメージしたそうで、実に14センチもワイド化しており、上から見ると正方形に近づいていますね。

関連投稿:アウディがTTクラブスポーツ・ターボ・コンセプトの画像を追加公開

Fahraufnahme

アウディがTT Clubsport Turbo Conceptの画像を追加公開。
細部のわかるものとなっていますが、思っていたよりかなりスパルタン。
サイドマフラーも大迫力です。
シンプルですが、その分生粋のレーシングカー、という印象がありますね。

アウディTTクラブスポーツ・ターボは2.5リッターエンジンながらも48ボルトの電動ターボで加給するのが特徴で、通常のターボに比べてずっと早い段階で加給を開始する、とのこと。

0-100キロ加速は3.6秒、最高時速は310キロ。

Innenraum Detail Fahraufnahme Detail

https://www.youtube.com/watch?v=ptNpgZqfENU

関連投稿:重量わずか1125キロ。アウディTTスポーツカップ・レーシングカー

アウディTTスポーツカップ用のレースカーが公開に。
310馬力、重量1125キロ(公道走行可能なモデルより300キロも軽い)という刺激的なスペックです。

なお4WDですがフロントTのトラクションはコクピットからコントロールできるとのこと。

そういえばTTは5ドアやSUVのバリエーションが展開されるという話でしたが、いまのところそれらの噂は出ていないようですね。

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