>BMW(ビー・エム・ダブリュー) ■新型車・スパイフォト・ウワサなど

BMWはM4CS、M4CSLだけではなくM3CS、M4GT/H も発表?M3CSは2023年3月から11月間の期間限定生産、M4 GT/Hはハンドメイドのスペシャルモデル

2022/03/25

BMW M3

| BMWは「M」50周年の折に強力なメンツを送り込んでくるようだ |

もしかしたらこのメンバーでニュルブルクリンク制覇を狙うのかもしれない

さて、BMWはそのモータースポーツ部門「M」の50周年を迎え、M3初のワゴンボディ「M3ツーリング」に加え、サーキット志向モデル「M4 CS」「M4CSL」を発表すると言われます。

すでにM3ツーリングについては公式ティーザーキャンペーンも開始されており、そのスタイルが明確にわかるリーク画像が出回っているものの、M4CS、M4CSLについてはスパイフォトやウワサ話以外の情報はなく、登場時期やスペック、デザインについても謎のまま(BMWによると”公然の秘密”らしいが)。

さらにM3 CSも登場?

そして今回、M3CSについてのウワサがBMW専門フォーラムから上がってきており、これによると「もともとM3 CSの生産予定は2023年7月だったが、2023年3月に前倒しされた」とのこと。

ちなみにこのM3 CSについては「台数限定」ではなく「期間限定」生産モデルだといい、2024年2月まで11ヶ月が生産されることになるもよう。

このM3CSについては、「それらしい」プロトタイプがスパイフォトグラファーによって撮影されていますが、このM3CSについては540馬力を発生する3リッター直6ツインターボを搭載するとされ、これはM4 CSLと同じスペックだと言われています。

ただ、M4 CSLとの差別化を図るためか、M4 CSLが「後輪駆動」であるのに対し、M3 CSではxDriveつまり4WDを採用すると言われていて(トランスミッションは両方ともZF製の8速AT)、さらにはM4CSLではリヤシートが取り外されると言われるものの、M3CSでは(おそらく)リヤシートが残されると推測され、M3CSは「かなり実用的な」ハイパフォーマンスセダンになると考えて良さそうです(アルファロメオ・ジュリアGTAmや、ジャガーXE SVプロジェクト8に対抗し、リアシートを外す可能性がないとは言えない)。

BMW M3
BMWが隠し玉を用意?M部門50周年に際し「特別モデルを発表」とのウワサ。AMG GTに対抗できる特別仕様のM8?なおM3とM4には50周年記念モデルも追加されるもよう

| BMWは「スーパースポーツ」の必要性を感じながらも、なかなかチャンスを見いだせない | さすがにM部門の50周年記念モデルが「XMだけ」では納得できない向きもあるだろう さて、BMWはここ最近多数 ...

続きを見る

さらに、このM3CSにつき、フロントにバケットシートを装着していること、M専用ヘッドライトを装備する最初のモデルとなることも報じられており、ベースとなるのは今年フェイスリフト(マイナーチェンジ)を受ける後期型3シリーズになる、と言われます。

なお、どのみちMモデルではあらゆる面において強化されるので、ベースモデルがフェイスリフト前でも後でもあまり変わりはなさそうですが、フェイスリフトモデルを使用する最大のメリットは最新のインフォテイメントシステム「iDrive8」を使用することなのかもしれませんね。

ちなみにぼくとしては「M専用ヘッドライト」が気になっていて、いったいどんなヘッドライトなんだろうな、とソワソワしています。

さらにBMWは「隠し玉」も

そしてBMWはM4CS、M4CSL以外にも「隠し玉」を用意しているようであり、こちらは「M4 GT/H」を名乗り、極限の軽量化に加えてマニュアル・トランスミッションを装備する、とも。

なお、このM4 GT/Hの「H」はマニュアル・トランスミッションのシフトゲートを表しているといい、なんとハンドビルトによって一台一台が製造される可能性が大。

もちろん規格外の価格設定がなされ販売台数が極端に絞られることになりそうですが、なぜか(もっとも売れそうな)米国では販売されない、と言われます。

BMW M4
BMWがM4 CSLに加え、さらにハードなM4限定モデルの投入を計画しているようだ!M部門50周年記念車として少量を生産し、MT搭載の可能性も

| 今後の価値を維持し、上昇させることを考えるならば「MT以外」の選択肢はない | ただしBMWはハイパワーに耐えうるマニュアル・トランスミッションを持たないと報じられる さて、2022年はBMWのモ ...

続きを見る

その理由は定かではありませんが、一見して規制のユルそうな米国は妙なところで規制が厳しく、初代BMW M3の一部モデル、メルセデス・ベンツ190E 2.3-16など、ホモロゲーションモデルやそれに準じるモデルの販売がなされないことが多いようですね。

またまた登場、メルセデス・ベンツ190E 2.5-16 EvoII。速さだけを求めたチューンが施され2500万円

| メルセデス・ベンツは昔からけっこう過激なクルマを作ってきた | 25年ルールによってアメリカに入るようになったメルセデス・ベンツ190E 2.5-16 Evolution II。これまでも何度かオ ...

続きを見る

これらの正式な情報についてはBMWからの発表を待つしかなく、もしかするとBMWはこれらのハードコアモデルによってセダンなりFR車なりの「ニュル最速」を狙うのかもしれません。

あわせて読みたい、BMW M関連投稿

BMW M4 CSLが轟音とともにニュルを周回!軽量化のために後部座席が取り外されると言われるが、「ATのみ」「MTも用意」など諸説あるようだ
【動画】BMW M4 CSLが轟音とともにニュルを周回!軽量化のために後部座席が取り外されると言われるが、「ATのみ」「MTも用意」など諸説あるようだ

  | つまるところ、BMWから公式発表があるまではすべて憶測の域を出ない | ただし、M4 CSLはガソリン時代の記念碑的、かつアイコンとなるモデルになりそうだ さて、ニュルブルクリンクを走行する新 ...

続きを見る

BMW
新型BMW M4 CSLは後輪駆動、しかしMT「ナシ」?BMWが高トルクに耐えうるマニュアル・トランスミッションを持たないことが原因か

| M4のハードコアモデルに搭載されるのがトルコン式ATというのは納得し難いが、事情が事情だけに仕方がない | 2022-2023年は新型BMW M4CSLのほかにも様々なモデルが登場するもよう さて ...

続きを見る

参照:BimmerPost

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

->BMW(ビー・エム・ダブリュー), ■新型車・スパイフォト・ウワサなど
-, , , , , , ,