｜ 正直、期待していた以上に新型GLCの変化は大きかった ｜
細部の仕上げにおける高級感が著しく向上し、ワンランク上のクルマといっても通用しそう
さて、メルセデスミー大阪にて新型メルセデス・ベンツGLC（GLC 220 d 4MATIC クーペ）を見てきたので紹介したいと思います。
ボディカラーはパタゴニアレッド（メタリック）、インテリアカラーはブラック、オプションとしてはレザーエクスクルーシブパッケージにパノラミックスライディングルーフ、車両価格は898万円。
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メルセデス・ベンツGLCは「第2世代」に
なお、初代メルセデス・ベンツGLCは2016年（日本では2017年）に発売されており、今回発売された新型GLCは「2代目」に相当するフルモデルチェンジバージョン。
メルセデス・ベンツとしてはかなり早めのモデルチェンジだと思いますが、それだけこのセグメントの競争が厳しく、メルセデス・ベンツとしてはなんらかの手を打つ必要があったのかもしれません。
全体的にはキープコンセプト（GLAのようにキャラクターが変化してない）、メルセデス・ベンツによれば「エレガンス、スポーティ、オフロード」とのバランスを重視したとのことで、ヘッドライトとフロントグリルとを連結し幅広感を強調したフロント部、（新世代のメルセデス・ベンツのアイコンでもある）楕円状のデイタイムランニングランプ採用が新型GLCの視覚的ハイライト。
もちろんデザイン言語の根底にあるのはおなじみのデザイン言語「センシュアル・ピュアリティ（官能的純粋）、そしてエモーションとバランスとを追求した仕上げがなされています。
新型メルセデス・ベンツGLC（220 d 4MATIC クーペ）はこんなディティールを持っている
そこで新型メルセデス・ベンツの細かいところを見てみると、ヘッドライトがグリル連結となり・・・。
内部構造が変化しデイタイムランニングランプは「2つの楕円」に。
グリルインサートはメルセデス・ベンツのオフロードモデルに採用される「ウイング」状に。
メッシュには「スリーポインテッドスター」が用いられ、マイバッハ同様にブランディングを強く意識した仕上がりとなっています。
そして各部のクロームパーツは「ポリッシュされたアルミニウム風」のフィニッシュを持っており・・・。
かなり高級感のある仕上がりです。
なお、各パーツ間の段差が小さくなり、そのせいかCd値は先代の0.3から0.27へ（異なるフィニッシュを持つ複数のパーツが精密に組み合わせられているという印象があり、高級機械式腕時計のような雰囲気も）。
さらにはこれまでのメルセデス・ベンツが採用していた「可能な限り明確なエッジやプレスラインを排除する」という方向からやや変化が生じ、いくつかのプレスラインによる凹凸、それによる陰影が演出されているもよう。
特にサイドにはその傾向が顕著ですね。
なお、テールランプは左右が連結されて「EQ風」のデザインに。
発光グラフィックもEQ風。
リアアンダーもフロントと同様、ポリッシュ仕上げ風のパーツが採用されることで高級感が演出されています。
モールやルーフレールもやはり金属調の仕上げを持つパーツが使用されており、その価格を正当化する一助となっているようですね。
新型メルセデス・ベンツGLC（220 d 4MATIC クーペ）のインテリアはこうなっている
そしてこちらは新型GLCのインテリア。
エクステリア同様に高級感を重視した作りがなされており、おなじみアンビエント照明に・・・。
メルセデス・マイバッハを連想させるダーク仕上げのアンスラサイトライムウッドにインレイも。
このパネルは肉眼で見るとかなり質感が高く、「いかにも高級車」といった印象を強く受けます。
そしてドアインナーパネルや・・・。
ルーフのアンビエント照明は「フロート」にて表現されています。
相変わらずメルセデス・ベンツの内装はぼくにとって魅力的であり、このためだけにお金を払ってもいいと思わせるほど（ぼくは光り物が好きである）。
新型GLCクーペのグレードは「GLC220d 4MATICクーペ」みとなり、これに搭載されるパワートレーンは2リッター直4ターボエンジン（197馬力）＋マイルドハイブリッドシステム「ISG」。
トランスミッションは9速オートマチック、駆動方式にはもちろん4WDを採用しています。
この他の画像はFacebookページのアルバム「メルセデス・ベンツGLC 220d 4MATIC クーペ」に保存中。
新型メルセデス・ベンツGLCクーペ（220 d 4MATIC）を見てきた際の動画はこちら
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