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ポルシェが2019年ニューモデルとして「ケイマンT」「パナメーラGTS」「911スピードスター」登録。”ケイマンT”?

2018/07/20

| ポルシェがまさかの「ケイマンT」発売? |

ポルシェがアメリカの陸運局に当たる機関、NHTSA(National Highway Traffic Safety Administration)に2019年の新モデルとして「718ケイマンT」「パナメーラGTS」「パナメーラ・スポーツツーリスモGTS」「ポルシェ911スピードスター」を登録したことが書類より判明。
ここに登録されるということは「発売される」と見て良さそうですが、発売時には名称が変更される場合も(フェラーリ488PISTAの場合がそうだった)。
ただ、今回のポルシェの場合、これまでのモデルや命名法則に従っているので、おそらくはこの名称にて発売されることになりそうですね。

718ケイマンT?

この中で「初耳」なのは718ケイマンT。
現在ポルシェで「T」の名称を持つのはポルシェ911カレラTで、おそらくはこれと同じ手法に従い、よりシンプルで軽量性を追求したクルマになるのかもしれません。

ポルシェ・ジャパンによる911カレラTのページを見てみると、「ツーリングカーを示す”T”」「ロードの征服」「無駄を削ぎ落としたボディ」といった言葉が並んでいます。
実際、911カレラTのリアサイドウインドウ、リアウインドウには軽量ガラスを採用して25kgの軽量化を達成。
専用グラフィックやブラックのドアミラー等で差別化が図られています。
一方でエンジンは911カレラと同じ370馬力で、つまり「パワーアップなし」。
911カレラTは出力に頼らない楽しさを追求したモデルということになりますが、ケイマンTもこれと同様、軽量化によって運動性能を追求したモデルとなりそうで、「ケイマンの新たな方向性」だと言えそうです。

なお、911カレラの価格は1244万円、911カレラTの価格は1432万円なので、ケイマンTの価格もベースモデルよりも高く設定されるのは間違いなく、しかし「ケイマンS」やケイマンGTSではなく、ケイマンTを選ぶ」理由付けもなされるのだろうと考えています。

パナメーラGTS/パナメーラ・スポーツツーリスモGTSは既定路線

パナメーラGTS/パナメーラ・スポーツツーリスモGTSについては登場すべくして登場するモデルと言え、現在のポルシェの手法としては「ベースグレード」「S」「GTS」「ベースグレード、S、GTSの4WDバージョン」「ターボ」「ターボS」が設定されるのが常で、これに911であれば「カブリオレ」「GT」といったバリエーション、パナメーラ/カイエンであれば「Eハイブリッド」が追加されることに。

ポジショニングとしては「ターボの下」となり、どういったエンジンや外観が与えられるのかは楽しみなところですね。

911スピードスターは現行世代「最後の大物」?

911シリーズについては今年のパリ・モーターショーにて次期モデル(992)が発表されると言われますが、現行モデル最後の限定モデルとなるであろう「911スピードスター」は非常に大きな期待のかかるモデル。
ポルシェが自動車メーカーとしてのスタートを切った1948年にちなんで1948台が限定生産されると見られ、しかし今のところ詳細は不明。

おそらくは「911スピードスターコンセプト」に準じた仕様、そして歴代スピードスター最強モデルとして登場することになると思われるものの、一部は現実的な意匠に変更されると思われます。

↓こちらはニュルブルクリンクでテストを続けるポルシェ911スピードスター

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