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ポルシェ911SCをラリー仕様のSCRS、しかも”ロスマンズ仕様”に本気カスタムしたショップが登場

2018/11/03

| 本気の911ラリーカー”仕様”911SCが販売中 |

ポルシェ911SCRSロスマンズ・サファリのレプリカが中古市場に登場。
ただしレプリカといえどもこれは可能な限り本物と同じように、そしてもちろん911をベースとして製作した車両です。

これはもともと1983年に「911SC」として製造され世に出たクルマですが、販売元のトリッスル・スポーツ・カーズ・フローレンスがその911SCを仕入れた際は「レストアが必要な状態」。

しかし「普通にレストアするだけじゃ面白くない」とのことで、1984年の「911SCRSロスマンズ・サファリ」へと改造してしまったというのがコトの流れのようです。

ごく稀にですが、911を「ラリー仕様」にカスタムする人やショップがいて、少ないながらも「911のラリーカー」に熱い想いを抱いている人がいる、ということですね。

カスタムにかけた手間とお金はハンパではない

この911は相当な情熱をもってカスタムされていることがよくわかりますが、燃料タンクはこんな感じでカスタムメイド。
なお、なぜマスターバッグやバッテリーなど重量物が車両左側に寄っているのは謎です。

この4連ライトポッドも本物の911SCRS同様、とのこと(このアディショナルランプのない個体、カバーがついている個体もある)。

ボディはアメリアイランドにある、コンクールにて入賞経験のあるペインターの手によって塗装されているそうで、つまりこのロスマンズカラーはラッピングではない、ということですね。

サスペンションもレース用のビルシュタイン、ブレーキもレース用など、見えないところにまでとことんこだわった仕様。

ホイールは16インチの”フックス”製です。

リアウイングは「ダックテール」。
ウイング内にルーバーがあるもの、周囲に(930ターボみたいに)黒い縁取りがあるバージョンもあるようですね。

レストアにあたってエンジンはリビルトされ、カムシャフトはレース用に、そしてポート研磨が施されるなどまさに本物のラリーカー同様。

室内はダッシュボードやドアインナーパネルが簡素化された「軽量仕様」。
MOMO製バケットシート、ロールケージも装着されます。

オーディオ、リアシートは取り払われているようですね。

なお、販売元によると、この仕様にレストア&カスタムしてからは160キロしか走っていない、とのこと。

問題は「合法に登録できるのかどうか」ですが、日本だとサイズ(車高が上がっている)変更や定員の変更を行う必要があり、登録のハードルがかなり高そうです。

VIA:ebay

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