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ポルシェがマカンEVの情報を追加公開!最上位モデル「ターボ」にはリアエンジンを彷彿とさせる、モーターを車軸後方に搭載した「パフォーマンスアクスル」が採用

投稿日:2023/01/13 更新日:

ポルシェがマカンEVの情報を追加公開!最上位モデル「ターボ」にはリアエンジンを彷彿とさせる、モーターを車軸後方に搭載した「パフォーマンスアクスル」が採用

| ポルシェは電動化時代に突入するに際し、「よりポルシェらしい」クルマを実現する方法を模索しているようだ |

マカンEVは「エレクトリックSUV」セグメントにおける大きなヒットとなる可能性を秘めている

さて、ポルシェは「もっとも売れているモデル」のひとつ、マカンのピュアエレクトリック版である、マカンEV(正式名称がどうなるのかはわからない)の発売を計画しています。

ただ、このマカンEVは、「マカン」と名がつくものの、現行のガソリンエンジンを搭載したマカンとのメカニズム的関連性はなく、プラットフォーム自体もアウディとの共同設計によるPPE(プレミアム・プラットフォーム・エレクトリック)を採用し、その外観も現在のマカンとは大きく異なるものとなる予定です。

そして今回、ポルシェはそのマカンEVの製造風景やテスト風景、さらにはいくつかの情報を公開しており、ここでそれらを見てみましょう。

ポルシェは2025年までに販売の50%を電動化

ポルシェはこのマカンEVを2024年に発売する予定ですが、2025年までには販売台数の半分をエレクトリック(ピュアエレクトリックもしくはPHEV)化するという計画を持っており、2030年には新車販売の80%をピュアエレクトリックモデルにするという意向を示しています。

そしてこのマカンEVは、タイカンに継ぐ第二のピュアエレクトリックモデルとなりますが、800ボルト・アーキテクチャを持つ最初のポルシェでもあり、最先端のバッテリーと充電管理システムを搭載している”非常に戦略的な”クルマでもあるわけですね。

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加えて、ポルシェによれば、マカンEVは「このセグメントで最もスポーティなSUVになる」と述べており、トップレンジには電子制御式リアディファレンシャルに加え、リアアクスルの後方にエレクトリックモーターを配置した「パフォーマンス・リアアクスル」が採用される、とも。

なお、トップレンジでないマカンではエレクトリックモーターが「リアアクスルの前」なのか「リアアクスルの上」なのか定かではありませんが、この「リアアクスルの後ろ」というレイアウトは興味深く、というのもこれはポルシェ911の「リアエンジン」をイメージさせるから。

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このリアエンジンレイアウトはポルシェ911の構造上の特徴であるとともに、独特の乗り味を演出する最大の要因であり、さらにはほかのレイアウトでは得られないほどの「強力なトラクションを確保できる」というメリットも(ただし重心が後ろに寄りすぎ、そのため限界時の挙動が不安定になるなどのデメリットもある)。

ただ、今回ポルシェがこの「リアエンジン」に相当するレイアウトを”パフォーマンス”という名とともに提供することは非常に興味深く、もしかするとポルシェは同様のレイアウトを「ピュアエレクトリック時代の911」にも採用し、ガソリンエンジン時代と変わらない挙動や特性、重量配分を実現するのかもしれません。

いずれにせよ、ポルシェによると、このパッケージングによって「4WDながらも」後輪のトルクを重視した走行が可能になるといい、具体的には「コーナーからの加速時に高い俊敏性を維持することができる」。※前後重量配分は48:52

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マカンEVの最大出力は603馬力

なお、このトップレンジはタイカン同様に「ターボ」と称されることになり(ターボSが登場するかどうかは不明)、その出力は603馬力に達するそうですが、ポルシェはこのパワーとトルクを手懐けるために足回りを新設計しており、ガソリンエンジン搭載のマカンに採用されるダブルウィッシュボーンベースから(フロントは)デタッチドストラット式へ。

リアはガソリン版マカン同様にマルチリンク式を採用するものの、”弾性的”に取り付けられたサブフレームを介してボディに接続され、エレクトリックモーターの発生するトルクを最大限に生かせるように設計されている、とのこと。

もちろんポルシェ・トルク・ベクタリング・プラス・システムもマカンEV専用に再キャリブレーションがなされ、ポルシェ・アクティブ・サスペンション・マネジメント・システムには新しく2バルブ・ショックアブソーバーが使用されることもアナウンスされています。

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この2バルブ・ショックアブソーバーは、それぞれ独立した調整が可能なだけでなく、より高いダンピング特性を実現し、スチールスプリング式サスペンションとエアサスペンションの両方に対応するといい、最大で22インチサイズのホイール(前後で幅が異なる)を許容します。

そして優れた充電機能もマカンEVの特筆すべき機能のひとつであり、前述の800ボルト技術によって、バッテリー残量5%から80%までの急速充電をわずか25分で行うことが可能です。

現時点では一回の満充電あたりの航続可能距離、発表/発売時期、価格等の情報はなく、しかし今年後半には発表がなされ、2024年後半には納車が開始されると言われているようですね(今回公開された画像を見るに、すでにプリプロダクションシリーズの生産が可能なラインを持っているように思われる)。

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