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ハリケーンにて水没した車たち。フェラーリ、ランボルギーニ含む50万台がただ「廃車」を待つばかりの動画

2017/10/16

hurricane

| ハリケーン・ハービーによって水没し、廃車にするより他ない車たち。フェラーリやポルシェも多数 |

ハリケーン・ハービー、イルマの猛威が報じられたのは記憶に新しいところですが、ハリケーン・ハービーによって水没し、修理できずに廃車になるのを待つだけの車たちを捉えた動画が話題に。
正確には保険会社の「査定」を待っているとのことですが、その結果がどうであろうとも(保険金が出ようとも出なくても)修理される可能性は低く、どのみち廃車になる運命だと言えそうです。

廃棄予定の車の中にはポルシェ911GT3、メルセデス・ベンツSLS AMGなど希少車の姿も

なお「水没」を修理するには車をすべて分解して清掃する必要があり、その手間をコストに換算すると「新車購入の方がずっと安い」ほど。
加えて浸水後に感想させたとしても「臭い」が消えないためにシートやカーペット、内張などはすべて新品にする必要があるとも聞きますが、そういった意味では水没をカバーできる保険では「廃車」という判断、修理費用が出なくとも「自費での修理は不可能」という可能性が大。

今回この場所に保管されている車はおよそ50万台と報じられ、その中にはポルシェ911GT3/ターボ、シボレー・コルベット、ランボルギーニ・アヴェンタドール、ダッジ・ヴァイパー、アルファロメオ4C、フォード・マスタング、フェラーリFF、メルセデス・ベンツSLS AMG他希少車や高額車多数。

このまま「廃車」になるのはあまりに忍びなく、なんとか「生きる道」が見つかって欲しいとは思うものの、やはりその可能性は低そう(置物として保管するとしても輸送費用、置いておく場所の費用がかかる)。
もしくはメキシコあたりに運んでレプリカ工場で「使える部品だけでも再生」してはとも思いますが、それはモラル的に問題があるか、と考えたり。
とにかく「もったいない」とは思いますが、廃車以外にやはり方法はないのかもしれません。

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