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フェラーリが2016年に発売した一連の限定モデルのうち、”世界に一台”しかないカラーリングを持つF12ベルリネッタが中古市場に登場。
これは現在アメリカのエキゾチックカーディーラー、Marshall Goldman Ohioにて販売されているもので、走行距離わずは257キロの「ほぼ新車」となっています。
この「70周年記念モデル」について説明しておくと、フェラーリが2016年に「70周年」を迎えた際に発売したの一連の記念限定モデル。
この限定モデルの内容としては、フェラーリの歴史にちなんだ70パターンのカラーリングを、当時の現行モデル5車種(488GTB、カリフォルニアT、488スパイダー、F12、GTC4ルッソ)に対して施すというもの。
よって70パターン×5車種ということで350台の限定モデルが存在するわけですが、一つの車種につき、そのカラーリングは「1台しか存在しない」ということになり、すなわちそのカラーリングを持つ該当モデルは「世界に一台のみ」ということを意味します。
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イメージは1958年のフェラーリ250GTO
このF12ベルリネッタは1958年の250GTOベルリネッタをイメージしたボディカラーを持ち、メインのボディカラーは「グリージョ・アロイ」。
そこへオフホワイトのアクセントが用いられるというシックなカラーリングを持っています。
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搭載されるエンジンは通常のF12ベルリネッタと変わらず6.3リッターV12、740馬力。
販売価格は398,000ドル(邦貨換算で4300万円くらい)とさほど高くはなく、やはりV8モデルに比較するとV12モデルの人気はちょっと低めと言わざるを得ないようですね。
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なお、興味深いのはホイールもボディカラー同色のグリージョ・アロイにペイントされていること。
これらは青みがかったシルバーのように見えますが、独特の色合いを持っているようですね。
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ブレーキキャリパーはブラック、そしてリアフェンダーには「1947-2017」、そしてフェラーリのプランシングホース(跳ね馬)に「70」の文字。
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このアイボリーのアクセントは「ソリッド」のように見えますが、メタリックカラーである「グリージョ・アロイ」との対比がなかなかおもしろいと思います。
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70周年記念「ワンオフ」フェラーリF12の内装はこうなっている
そしてこちらはこの70周年記念限定となるF12ベルリネッタのインテリア。
そのカラーは「デューン」だと記載されています。
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下半分はブラックが使用され、センタートンネル下部にはダイヤモンドステッチを施したレザーが貼られています、
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カーゴスペースにもダイヤモンドステッチ入りレザー。
こういったクラシカルな雰囲気が似合うところはさすがフェラーリ。
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ダッシュボードやセンターコンソールの一部、ステアリングホイールベゼル、エアコン吹出口も「グリージョ・アロイ」。
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リアバルクヘッドには「1/1 Inspired by 250 GT BERLINETTA 1958」の文字が入ったプレートが装着されています。
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そして内外装と同色のラゲッジセットも付属。
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こちらはバッグに取り付けられたタグ。
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こちらはキー、そして限定シリアルプレートやモデルカーを収めるケース。
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なお、もともとの特別仕様に加えてクルーズコントロール、熱線吸収フロントガラス、イエロー仕上げタコメーター、パーキングカメラ、助手席ディスプレイ、ハイパワーオーディオ等が装着され、合計で1600万円程度のオプションが装着されている、とのこと。
そのほか、過去にはこんな70周年記念モデルも売りに出されている
この70周年記念モデルについては過去に何度か中古市場に登場していますが、中には1億円で販売された「グリーンジュエル」が有名ですが、日本の中古市場にも何度か別の個体が登場したこともありますね。
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まさか日本にあったとは!世界に一台、1956年のフェラーリ290MMをモチーフにした限定488GTBがカーセンサーに掲載中
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またまた登場、フェラーリ70周年限定「ワンオフの488スパイダー」。1957年の250テスタロッサをイメージしたカラーリング”ザ・シルバーフォックス”
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