フェラーリはSUV「プロサングエ」を2022年12月11に発表とのウワサ。場所はスイスの山岳リゾート、グシュタードにて

｜　なんだかんだ言いつつも、いつものように熱狂的に迎えられる新型車となりそうだ　｜

フェラーリのニューモデルに「ハズレ」の文字はない

さて、つい先日、フェラーリの新型SUV「プロサングエ」の画像がリークされることになりましたが、そのプロサングエの発表が2022年12月11日、そして場所はスイスにて行われる、というウワサ。

なお、会場はスイスの有名な山岳リゾート地であるグシュタードに設けられるという具体的な話まで伝えられており、（もしそうだとすれば）たしかにプロサングエと山岳リゾートとの相性は非常によく、プロサングエのデビューとしてはこれ以上の場はないのかもしれません。※その走行性能を示すため、なんらかのデモンストレーションが行われるのかもしれない

フェラーリオーナーはこういった発表会に馳せ参じることも要求される？

ちなみにこういった発表会は誰でも参加できるわけではなく、当然ながら招待が必要となるわけですが、いったん招待を受けたならば、フェラーリオーナーはこれに馳せ参じる必要がありそう。

というのも、世界各地で行われる新車発表会に「どれくらい参加したか」もフェラーリが顧客をランク付けする要素のひとつとして加味していると聞いたことがあり、やはりフェラーリ内での自分のプライオリティを上げてゆくのには相当なお金と努力が必要なのかもしれません。

プロサングエは「スポーツカーメーカーの中では有数の美しさ」？

そこでこのフェラーリ・プロサングエですが、リークされた画像を見る限りでは「SUV」というよりは車高を上げたワゴンに近く、フェラーリが言うようにGTC4ルッソの後継と言われても十分に納得ができる範囲です。

最低地上高が上げられ、ホイールアーチにはカバーが取り付けられ、ボディの厚みが増して4ドアにはなっているものの、一般的なSUVとは一線を画する美しさを持っており、このスタイルだとフェラーリファンも十分に納得できるかもしれませんね。

現在、「美しい」SUVというとアストンマーティンDBXの存在が挙げられますが、DBXにとってこのプロサングエは「憂鬱な存在」となりそうです。

見た感じだとフロントはローマ、リアは296GTBといったところですが、パワートレインについてはそれらとは異なり「V12」を搭載すると言われていて（ほかにもハイブリッドが用意されるようだ）、つまりフェラーリはこのプロサングエをかなり高いポジションに位置づけているということになります。

参考までに、すでにプロサングエの転売も出てきており、4600万円ほどで販売されているところを見るに、新車価格は4000万円ちょっとくらいなのかもしれません。

生産は年末から開始されると言われていますが、そうなると発表が行われる12月から受注を開始したのでは時間的整合性が取れず、転売の存在を見ても、すでにVIP顧客に向けての案内が行われ、受注もスタートしていると考えて良さそうですね。

ちなみにですが、現在のSUVの方向性全般としては「ちょっとワイルドなオフロード風味」という傾向が感じられるものの、このプロサングエの登場によって（高価格帯だけではなく普及価格帯であっても）エレガントなSUVというコンセプトを取り入れるメーカーが登場する可能性があり、プロサングエはもしかするとゲームチェンジャーとなりうる可能性も秘めている、と考えています。

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参照：Ferrari Chat