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ノヴィテックがランボルギーニ・アヴェンタドールSVJ用のチューニングパーツ発表。SVJはもともとスペックが高くパーツは少なめ。ある意味ではチューナー泣かせなクルマ?

2019/12/07

| アヴェンタドールは純正状態の完成度が高すぎる |

最近立て続けにランボルギーニ向けのカスタムパーツ/チューニングパーツを発表しているノヴィテック。
今回はアヴェンタドールSVJ向けのパーツ群をリリースしています。
アヴェンタドールは現時点でも「ニュルブルクリンク市販車最速」の記録を保持していますが、それだけにノヴィテックは大きな変更を加えようとせず、「クルマの基本を変えず、効率を向上させることを考えた」方向性にてパーツを開発。
そしてこれらエアロパーツはウインドトンネルにてテスト済みだと紹介されています。

NOVITEC製アヴェンタドールSVJ向けパーツにはこんなモノがある

ノヴィテックがアヴェンタドールSVJ用としてラインナップするのはまずエキゾーストシステム。
競技用のフラップ無し(爆音)エキゾーストシステムと直管、そしておそらく合法に公道を走行できると思われるフラップ付きエキゾーストシステム、そしてスポーツ触媒。
なお、エキゾーストシステムは12〜13kgほど、ダウンパイプだと5〜7kgほどの軽量化が可能です。

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ちなみにエンジン出力については変更がなく770馬力のまま。
つまりノヴィテック得意のECUが用意されていないということですが、エキゾーストシステムの交換で「若干は」出力向上とレスポンス向上が期待できそうですね。

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ホイールだとセンターロック対応にてフロント20インチ(9J)、リア21インチ(13J)が用意され、カラーについてはカスタムに応じることが可能で(最大72色!)、ポリッシュも揃う、とのこと。
ちなみに適合するタイヤ幅はフロント255、リアはなんと355幅。
参考までに、GRスープラ(RZ)のフロントタイヤは、ノヴィテックがアヴェンタドールSVJのフロントに推奨するのと同じ255幅ですが、これはパワーや車体サイズに比較してかなり太く(フロントエンジンということを考慮しても)、275幅を履かせるチューナーも多数。
これについてはいつも不思議(確固たる理由があるはず)に思うところです。

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足回りについては35ミリダウンさせることができるスプリングキットが用意されますが、これはさすがに実用性を大きく削ることになり、装着前にはトレードオフにて失うものを慎重に考える必要がありそう。

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なお、エアロパーツはけっこう充実していて、カーボン製ボンネット(全部両端からエアを取り入れ、リフトを防ぐ)、ボンネット両脇に装着するカーボン製ダクト、フロントバンパーのエアアウトレットに装着するヒゲ状のパーツ、リアクォーターウインドウ後ろのエアインテーク、Cピラー上のエアインテーク、フロントリップ、サイドウイングを横方向に拡大するフラップ、ALAへと風を導くルーフエアガイド、リアフード上のエアアウトレット上に装着するリアフラップという構成。

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いずれもノヴィテックが主張するとおりに純正のデザインや機能を大きく変えるものではなく、それだけアヴェンタドールSVJの各部がもとから(非常に)高いレベルにある、ということですね。

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VIA:NOVITEC

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