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マセラティMC20を見てきた!実車は画像で見るよりもずっとセクシーそしてグラマラス。これほどエキゾチックという表現が似合うスーパーカーもほかにない

マセラティMC20

| 非常に期待していたが、マセラティMC20はその期待よりも遥かに上のカッコよさを持っていた |

正直、マセラティはよくぞここまで独自のデザインを練り上げたと思う

さて、マセラティMC20を見てきたのでここで紹介したいと思います。

MC20は「久々」のマセラティ製スーパーカーですが、完全新設計のシャシー、そして自社設計のエンジンを持つクルマ。

印象として、最近のマセラティは「同じコンポーネントを長年使いまわしている」というものがあり、よって「何から何まで新設計」というのが(MC20の発表時には)信じられなかったものの、このMC20は正真正銘のマセラティによる独自の設計を持つスーパーカーです。

ちなみにMC20はバタフライドアを採用しており、開閉に際しては横方向には片側+60センチほど、上方向には合計190センチほどを要するようですね。

ボデイサイズは全長4,669ミリ、全幅2,178ミリ、全高1224ミリ、そしてこのボディカラーはオプションのジアッロ・ジェニオ。

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マセラティMC20の外観はこんな感じ

そこでまずはマセラティMC20の外観ですが、一見するとかなり抑揚があり、他のどのメーカーのスーパーカーにも似ていないエキゾチックさを持っています。

写真で見るとちょっとノッペリして見えるものの、実車は相当に抑揚があり、かなりグラマラスといった感じ。

とくにこのサイドの絞り込み(正確に言うならば、絞り込んでいるように見える構造)はかなりセクシーです。

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フロントはグリルを中心にかなり「前に突き出している」という印象があり、これはマセラティMC12を強く連想させるところ。

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トライデントはかなり大きなサイズとなり、これを避ける形でフロントグリル左横にナンバープレートが装着されています。

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ヘッドライトは新しいデザインを持つ「縦長」。

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フロント含む全体的な造形は張りのある表面にて構成されており、これもほかのスーパーカーとは全く似ていない、MC20ならではの特徴です。

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フロントグリルから入ったエアはフロントフード左右上部から排出される構造を持っています。

このフロントフード上のダクトはMC12へのオマージュなのかもしれませんね。

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ドアには「MC20」のロゴが記された装飾。

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フロントフェンダー後方の下側からエアが抜け・・・。

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そのままリアへ。

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ちなみにここからはそのまま小石や水などを跳ねるので、けっこう(ボディ下回りが)汚れるのを覚悟する必要がありそうです(プロテクションフィルム必須!)。

なお、この車両にはオプションの「エクステリア・カーボンファイバー・パッケージ」が装着されています。

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なおブレーキはカーボンセラミックディスク。

ホイールは「バードケージ」、ブレーキキャリパーはイエローです(ほかにブルー、グレー、ブラック、レッド、シルバー、マットブラックを選べる)。

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マセラティMC20は至るところがカーボン製だった

ちなみにこういったドア、フロントフード、リアフードの内側は「鍛造カーボン」。

とにかくあちこちがカーボンファイバーにて作られているといった印象があり、そのため車体重量は1500kgに収まっています。

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フロントフードの内側も鍛造カーボンファイバー。

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ルーフは丸く、キャビン全体が「バブル形状」となっていますが、パネルとガラスとの段差が少なく、限りなくフラッシュサーフェスに近いという印象。

ぼくはマセラティMC20のデザイン上のハイライトはこのバブル状のルーフにあるんじゃないかと考えていますが、これがMC20を「レーシングカーっぽく」見せている要素の一つだと思います。

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リアフェンダー上にはエアインテークがあり、このあたりは写真で見るよりもかなり立体的な構造を持っています。

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エアの流れに沿って切込みが入っていることもわかりますね。

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Cピラー上にも「トライデント」。

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こうやって見ると、けっこうリアフェンダーが盛り上がっていることを見て取れると思います。

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正面から見ても、けっこうこのインテークが目立ち、それがいいアクセントとなっているようですね。

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リアフードにはマセラティの「トライデント(三叉の銛)が構造的に再現。

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リアフードにはカメラ、そしてハイマウントストップランプが内蔵。

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リアスカートもカーボン製。

意外とディフューザーはコンパクトに纏められており、そこからテールパイプが顔を出します。

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リアエンドには「Maserati」の立体エンブレム。

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全体的に見て、予想していたよりも遥かにグラマラスであり、そしてセクシーで、独自の魅力に溢れているといった印象で、MC12へのオマージュ、そしてマセラティならでは独自性も感じられ、かなり魅力的なクルマなんじゃないかと思います。

加えてボディ下回りをブラック(この車両の場合はカーボンファイバー)とすることで抑揚を強く感じさせるデザインが与えられており、これが車体を軽快かつ力強く見せているものと思われますが、これによってランボルギーニともフェラーリともマクラーレンとも異なる「スーパー」な雰囲気を獲得しているようですね。

マセラティMC20を見てきた際の動画はこちら

マセラティMC20を見てきたのはマセラティ大阪北にて

今回マセラティMC20を見せていただいたのはマセラティ大阪北」さん(この車両は展示車兼試乗車)。

いつもお世話になり、ありがとうございます。

マセラティ大阪北
住所:〒563-0034 池田市空港1-12-3
電話:06-6857-7788
ウエブサイト:https://maserati-hakko.com/osakakita/

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