![](https://intensive911.com/wp-content/uploads/2020/01/Honda-S660.jpg)
| なかなかクルマというのは思い通りのターゲットが思い通りに買ってくれるとは限らない |
ホンダが先行ティーザーサイトにて公開していた、新型S660とS5660 Modulo Xを発表(マイナーチェンジ版)。
マイナーチェンジのコンセプトは「デザインの深化」だといい、全体的にはややマイルドに、そして上品になったようにも見えますが、これは「想定よりもずっと高い購入年齢層」を意識したものかもしれず、実際にホンダは2018年にも「上質」をテーマにした「ブルーノ・レザー・エディション」をS660に追加していますね。
新型ホンダS660 / S660 Modulo Xはこうなった
まず新型S660のエクステリアについては「ヘッドライト/サブリフレクターの色変更」「アクセサリーライト追加」「リアコンビネーションランプ/インナーレンズの色変更」「フロントグリルのデザイン変更」。
![2020-Honda-S660-JDM-spec-4](https://live.staticflickr.com/65535/49364890967_e5be7df185_c.jpg)
インテリアにおいてはステアリングホイール/シフトノブ 表皮にアルカンターラを採用し、シート表皮のデザインも変更がなされています。
![2020-Honda-S660-JDM-spec-6](https://live.staticflickr.com/65535/49364890787_59854785f5_c.jpg)
なお、このボディカラーは新色の「アクティブグリーン・パール(かつてCR-Xデルソルに採用されていたパラダイス・グリーンパールを思い出す)。
![2020-Honda-S660-JDM-spec-7](https://live.staticflickr.com/65535/49364681986_64ef372e11_c.jpg)
S660 Modulo Xはこう変わった
そしてこちらはS660 Modulo X。
Modulo(モデューロ)はホンダのアクセサリーブランドですが、S660、ヴェゼルに対してカスタムパーツを組み込んだコンプリートカー「モデューロX」を発売しています。
![2020-Honda-S660-Modulo-X-JDM-spec-5](https://live.staticflickr.com/65535/49364890957_b65b1ef13d_c.jpg)
こちらについては新色アルミホイール(ブラックスパッタリング仕上げ)、ドアミラーカバー色(ナイトホークブラック・パール)の変更が今回のマイナーチェンジの内容だとアナウンスされていますが、ブレーキローターのハウジング部分がなんと「レッド(前モデルからこうであったのかどうかはわからない)」。
![2020-Honda-S660-Modulo-X-JDM-spec-6](https://live.staticflickr.com/65535/49364219188_93cfc9480b_c.jpg)
S660 Modulo Xのインテリアについてはアルカンターラと本皮巻きのステアリングホイール、さらにはサイドブレーキカバー、シフトブーツにアルカンターラを拡大採用し、レザーシートのデザインも変更に。
![2020-Honda-S660-Modulo-X-JDM-spec-7](https://live.staticflickr.com/65535/49364890797_09c4aaefdd_c.jpg)
なお、今回のS660 / S660 Modulo Xについては、内外装以外つまりエンジンやドライブトレーン、サスペンション等の変更はアナウンスされておらず、先代同様だと思われます(販売台数を考えると、そこまで手が回らないのだと思われる)。
![2020-Honda-S660-Modulo-X-JDM-spec-8](https://live.staticflickr.com/65535/49364219108_b03452db1f_c.jpg)
価格についてはS660αが2,321,000円、S660βが2,031,700円(6速MT、CVTともに価格は同じ)。
ちなみにこの「α」「β」というグレード名はホンダが好んで用いるもので、1990年代のレジェンドにも採用されていたと記憶しています。
そしてS660 Modulo Xだと3,042,600円という設定を持ち、一気に価格がジャンプするようですね。
VIA:Honda