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ホンダがS660/S660 Modulo Xをマイナーチェンジ!内外装が上品な仕上がりとなって「当初想定とは異なる高い年齢層」オーナーばかりという実情を反映か

2020/01/11

| なかなかクルマというのは思い通りのターゲットが思い通りに買ってくれるとは限らない |

ホンダが先行ティーザーサイトにて公開していた、新型S660とS5660 Modulo Xを発表(マイナーチェンジ版)。
マイナーチェンジのコンセプトは「デザインの深化」だといい、全体的にはややマイルドに、そして上品になったようにも見えますが、これは「想定よりもずっと高い購入年齢層」を意識したものかもしれず、実際にホンダは2018年にも「上質」をテーマにした「ブルーノ・レザー・エディション」をS660に追加していますね。

ホンダがS660に「ブルーノ・レザー・エディション」追加。ブラウンとブラックでシックに

新型ホンダS660 / S660 Modulo Xはこうなった

まず新型S660のエクステリアについては「ヘッドライト/サブリフレクターの色変更」「アクセサリーライト追加」「リアコンビネーションランプ/インナーレンズの色変更」「フロントグリルのデザイン変更」。

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インテリアにおいてはステアリングホイール/シフトノブ 表皮にアルカンターラを採用し、シート表皮のデザインも変更がなされています。

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なお、このボディカラーは新色の「アクティブグリーン・パール(かつてCR-Xデルソルに採用されていたパラダイス・グリーンパールを思い出す)。

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S660 Modulo Xはこう変わった

そしてこちらはS660 Modulo X。
Modulo(モデューロ)はホンダのアクセサリーブランドですが、S660、ヴェゼルに対してカスタムパーツを組み込んだコンプリートカー「モデューロX」を発売しています。

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こちらについては新色アルミホイール(ブラックスパッタリング仕上げ)、ドアミラーカバー色(ナイトホークブラック・パール)の変更が今回のマイナーチェンジの内容だとアナウンスされていますが、ブレーキローターのハウジング部分がなんと「レッド(前モデルからこうであったのかどうかはわからない)」。

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S660 Modulo Xのインテリアについてはアルカンターラと本皮巻きのステアリングホイール、さらにはサイドブレーキカバー、シフトブーツにアルカンターラを拡大採用し、レザーシートのデザインも変更に。

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なお、今回のS660 / S660 Modulo Xについては、内外装以外つまりエンジンやドライブトレーン、サスペンション等の変更はアナウンスされておらず、先代同様だと思われます(販売台数を考えると、そこまで手が回らないのだと思われる)。

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価格についてはS660αが2,321,000円、S660βが2,031,700円(6速MT、CVTともに価格は同じ)。
ちなみにこの「α」「β」というグレード名はホンダが好んで用いるもので、1990年代のレジェンドにも採用されていたと記憶しています。

そしてS660 Modulo Xだと3,042,600円という設定を持ち、一気に価格がジャンプするようですね。

VIA:Honda

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