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豪ではGRヤリスの限定台数が6日で完売!一方日本ではさほど好調と言う話を聞かず、「年間25,000台」のホモロゲーション取得条件をクリアできるのか

2020/10/06

| ファーストエディションの予約状況は日本と欧州とあわせて6,000台と言われていたが |

オーストラリアでもGRヤリスが発売され、「6日間で予定販売台数の1,000台が完売した」との報道。

なお、トヨタの現地法人はこの1,000台を売り切るには12〜18ヶ月かかると考えていたようですが、フタを開けると最初の24時間で560台が完売し、残り440台は5日で売り切れるという人気っぷりを示しています。

もともとGRヤリスはラリー・オーストラリアの場で発表される予定だったものの、現地の山火事でレースが中止となり、そのままGRヤリスは発表の場を失うことになった結果として東京オートサロンにて発表されていますが、それを考慮するに、もともとオーストラリアが最大マーケットだと考えていたのかもしれません。

気になるのは日本での販売状況

そして気になるのは日本におけるGRヤリスの販売状況はどうなのか?ということ。

日本だと発売前に大きな話題を呼び、先行予約を受け付けるという方式を取っていますが、どうやら受注はあまり好調ではなく、というのもぼくが「GRヤリス ファーストエディション」受注締め切り数日前にディーラーを訪問した際、「まだ枠が余っている」と聞いたため。

GRヤリスはラリー参戦のためのホモロゲーション取得モデルとなり、これは「連続する12ヶ月の間に25,000台を売らねばならない」という縛りがあるものの、先行受注時に申し込みがあったのは日本と欧州とであわせて6,000台だとされ、おそらくGRヤリスにとって大きな市場である日本と欧州でこの状況であっては、必要な台数である25,000台を売るのはけっこう難しいのかもしれません。※ただ、GRヤリスの月販販売目標は1,100台なので、不調というわけでもない

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GRヤリスは一般人にはあまり気にならないなクルマだった?

なお、GRヤリスの展示イベントについては、「入場制限をする」と聞いていたので、会場には朝イチに向かったものの拍子抜けするくらい人がおらず、その後メガウェブを訪れた際にもGRヤリスに興味を示す人は皆無に近かったので、GRヤリス発表時に盛り上がっていたのは一部のマニアだけだったのかもしれません(一瞬GRヤリスを買おうかと考えたが、今思うと買わなくてよかったのかもしれない・・・)。

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よくよく見るとアグレッシブなフロントバンパーやブリスターフェンダーを持つものの、遠目で見ると通常のヤリスと(素人目には)大きく雰囲気が変わらず、近くで見ないかぎりはその素晴らしさが理解できないようにも思います。

それを考えるとプジョー206の「WRCウイング」くらいのわかりやすい(素人目にもわかるほどの)差異が必要であったのかもしれませんね。

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