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トヨタが東南アジア、欧州に続き北米でもカローラクロス発表!ベースグレードは200万円から、「C-HR以上、RAV4未満」の魅力的な選択肢

トヨタが東南アジア、欧州に続き北米でもカローラクロス発表

| しかも2リッターガソリン+4WDをラインアップ、日本市場での発売も期待 |

「カローラ」の世界、そして日本におけるプレゼンス向上のためにも、日本でカローラクロスを発売しない手はない

さて、トヨタが欧州に続いて北米市場向けとしてもカローラクロスを発表。

北米仕様のカローラクロスには169馬力を発生する2リッターエンジンとCVTが搭載され、駆動方式はFFもしくは4WDを選択可能。

現時点では、欧州向けに設定されているハイブリッドは(北米市場向けに)ラインナップれていないものの、今回発表となった「ガソリン2リッター+4WD」というパッケージは非常に魅力的だと思います。

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4WDモデルでは後輪に50%のトルク配分が可能

なお、カローラクロスの4WDモデルでは後輪に50%のトルクを配分でき、680kgの牽引能力を発揮するそうですが、4WD化に際しては7%ほどしか燃費が(FFモデルに比較して)落ちていないといい、なかなかに高い実用性を誇ると言えそう。

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北米にて展開されるグレードは「L」「LE」「XLE」で、これらの相違はパワートレインではなくホイールサイズや内装の素材、快適装備の差異など。

価格については今回公表されていないものの、ベースとなる「L」では200万円以下になるだろうと言われており、かなり魅力的な選択肢となりそうです。

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細部を見ると、比較的手の込んだ、そしてトヨタらしい造形・ディティールを持っており、「安っぽさ」が感じられないのがいいですね。

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Aピラー付け根にはブラックのパーツ。

トヨタではRAV4から導入された意匠だと認識していますが、Cピラーとルーフとに境界を設ける手法と相まって、「ツートーンカラー」を再現しやすくなるのだと思われます。

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テールランプ内には「Corolla CROSS」の文字。

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新型カローラクロスのインテリアはこうなっている

そしてこちらが米国仕様カローラクロスのインテリア。

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Apple CarPlayとAndroid Autoは標準装備ではあるものの、8.0インチサイズののタッチスクリーン・ディスプレイ7.0インチのデジタル・インストルメント・クラスターはオプション扱い。

アメリカ人の大好きなワイヤレス充電はLEとXLEグレードに標準装備される、とのこと。

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トヨタ・セーフティセンスはカローラクロス全グレードに標準装備され、ブラインドスポットモニターとリアクロストラフィックアラートがLEとXLEモデルに標準装着となるそうですが、こういった仕様の差異を見ていると、「L」はとことん装備を簡略化したエントリーグレードということになりそうですね。

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日本での発売は?

そこで気になる日本市場での発売ですが、今のところは「未定」。

カローラクロスについて、最初はタイ含む東南アジア市場にて、アクティブなデザインを持つ、求めやすい価格のSUVとして(FFのみのレイアウトで)発売され、その後には欧州で求められる「電動化」という要件を満たしたハイブリッド版が登場。

さらに北米市場で重視される「4WD」という要素を追加しての今回の発売となっています。

ポジション的には「C-HRとRAV4との中間」ということになり、これらの販売を侵食する可能性もありそうですが、すでにこれらが発売されている地域でもカローラクロスを投入していること、日本市場ではC-HR、RAV4ともに販売が減少しているので、トヨタ車、そしてトヨタのSUVのラインアップ拡充そしてテコ入れとしてはかなり有効だとも考えられ、現行のほかカローラシリーズの人気の高さを考慮しても、日本市場へと投入する意義は大きそうです。

参照:Toyota

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