気になるBMW i3の電費。
先日アップしたとおり、BMW i3は車両情報をアプリによって取得できます。
それによると、ぼくの場合は100キロあたり(納車から今までの平均で)12.5kWh消費しているようです。
つまり1kWhあたり8km走行できる(1kWh/8km)ということになりますね。
通常の電気代では(深夜電力ではないという意味で)1kWhあたり平均して(使用量によってかわる)25円位なので、25円で8キロ走れる、ということになります。
ガソリンの価格を仮にリッターあたり150円とすると、150/25=6となり、これを8キロにかけると48キロという数値に。
つまりガソリン価格が1リットル150円だとすると、ぼくの走り方ではBMW i3はリッター48キロ走るのと同じ計算になるわけですね。
別の角度から見てみると、BMW i3が納車されてからフルに一ヶ月たった後の電気代について、上昇分は5500円位。
月に走行する距離は1200キロくらいなので、5500円で1200キロ走行できている計算です。
つまりキロあたり4.6円で走行できていることになり、ガソリン価格を同じく1L/150円とした場合、150/4.6=32.6となり、こちらの計算ではリッター32.6キロ走る、ということになりますね。
だいたいリッターあたり32-48キロ位走るということになりますが、予定通り(もしくはそれ以上)の我が家の経費削減になっている計算です。
なお、BMW i3に乗り始めてまだ2ヶ月ほどですが、それまで毎週通っていたガソリンスタンドに行く機会がめっきり減ってしまい、そんな中でランボルギーニ・ウラカンにたまに給油して1万円オーバーというレシートの金額を見ると、非常に驚いてしまいます。
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BMW i3のホイールについて。実は左右対称に見えるよう作られていた模様
BMW i3のホイール。
しばらく気づきませんでしたが、先日洗車の際にふと「左右対称」なことに気づきました。
左右対称、とはつまり左右で形状が反転しており、装着した時に左右同じように見える、ということです。
なお、ランボルギーニ・ガヤルドのホイールは左右非対称つまり左右で装着した時にホイールのスポークがツイストしている向きが異なる(逆になる)仕様で、これはつまり「右と左のホイールが同じもので、コスト削減」されていることを意味します。
(ブレーキローターも同じで左右同一品番となり、ドリル孔の向きが装着時に左右で反対を向く)
ちなみにフェラーリやパガーニはちゃんと「右には右用、左には左用」を用意(単純に考えてコストは少なくとも倍になる)しており、このあたりはメーカーとしての考え方の差が現れるところです。
BMW i3も同様に右用と左用が分かれており、つまりローテーションは不可能ということですね。
※ピュアの場合は前後輪のローテーションが可能。REXは前後タイヤの幅が異なるのでローテーション不可
※タイヤの回転方向指定は無いので、スポークのねじれの向きが逆になってOKであればローテーション可
BMW i3のホイールは細いことでも有名ですが、そのスポーク(というには薄く平べったい)はとにかく薄く、かつスポークの裏側に溝(ホイールの内側を一周している)があったり、とかなり薄肉化されています。
鍛造かどうかの記載はないのですが、こういった複雑な形状は鋳造では難しいと考えられ、おそらくは鍛造ホイールではないかと考えられます。
なお、「平べったい」スポークは見栄えが悪くなる可能性があり、それを避けるためにBMWは切削加工を施してシルバーの部分を擬似的に「細いスポーク」に見せ、足元を軽快に見せるという手法を取っていますね。