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| やはりG-SHCOKの魅力は”過剰なまでのこだわり”に尽きる |
カシオがG-SHOCKに新製品「メタルカバードGショック」、GM-6900シリーズを発表(発売は2020年2月)。
これは文字通りケース表面をメタル(金属)でカバーした腕時計ではありますが、このメタルカバーについては「プレスでポン」と作ったのもではなく、鍛造・切削・研磨など約20工程を経て精密に仕上げたもの。
カシオは少し前にも「こだわりの緻密すぎる迷彩柄を手作業で刻印した」メタルカモフラージュシリーズ、GMW-B5000TCM-1JR/MTG-B1000DCM-1AJRを発売していて、こちらは「ベルトのコマを詰めたときでも迷彩柄に破綻が出ないよう」に考えられた超のつくほどのこだわりモデル。
こういった”愛すべき”無駄が詰まったのがG-SHOCKという腕時計だということを再認識させられます(どうりで、男にはウケるが女性にはウケないわけだ)。
G-SHOCKがまたやった!手作業にて迷彩柄をレーザー刻印した「メタルカモフラージュGショック」発売。チタン製スクエアモデルGMW-B5000TCM-1JRは期間限定生産?
単にメタルを被せただけのG-SHOCKではない
ちなみに本体構造はこんな感じ。
メタルカバーと本体(ガラス繊維強化樹脂ケース)との接合には「中空構造(わざと隙間ができるフローティング構造)」を採用し、耐衝撃性能を高めているようですね。
![img1](https://live.staticflickr.com/65535/49448069363_ab7ee364ef_z.jpg)
そして問題のメタルカバーはこう。
金属の塊をまずはプレスにて「大まかな形をつくり」、そこから切削と研磨を行っています。
![img2](https://live.staticflickr.com/65535/49448069303_473c2ea62a_z.jpg)
そしてこちらがメタルカバードG-SHOCK、GM-6900G-9JF(26,000円/税抜き)。
フロントボタンもメタル、文字盤はミラー加工によってメタル風に、そして反転液晶の文字部分は「ゴールド」。
重量は約96g。
![gallery1_l](https://live.staticflickr.com/65535/49448774702_13c9dabd73_c.jpg)
今回発売されたメタルカバードG、”GM-6900”のラインアップは3種類。
ブラック×ゴールドのGM-6900G-9JFに加え、こちらはG-SHOCKのテーマカラー「ブラック×レッド」を表したGM-6900B-4JF。
ケースはメタルブラック、ベルトはハーフスケルトンのレッド。
価格は26,000円(税抜き)に設定されています。
![GM-6900B-4_l](https://live.staticflickr.com/65535/49448543791_eebd651aa4_z.jpg)
こちらはシルバー×ブラック、GM-6900-1JF。
ちょっと安めの23,000円(税抜き)。
![GM-6900-1_l](https://live.staticflickr.com/65535/49448069233_de4dc067a8_z.jpg)
なお、G-SHOCKでこういったメタルケースを持つものとしては「GMW-B5000」系がありますが、こちらの価格は樹脂バンドで50,000円(税抜)、メタルブレス採用モデルだと60,000円~68,000円(税抜き)なので今回のGM-6900系とはかなり価格差があります。
構造を見るとGMW-5000系も、樹脂製のコアに金属製のカバーを装着している(つまりGM-6900と同じ)ように見えますが、この価格差を見るに、GMW-5000系の「メタルカバー」はまた別の製造方法を採用しているのかもしれません。
VIA:CASIO