「これは自分にとって、幸運のお守りみたいなものなんだ」。F1にてチャンピオンを獲得したマックス・フェルスタッペン愛用の腕時計はタグ・ホイヤー・モナコだった

｜ タグ・ホイヤーとレッドブルとはパートナーシップ関係にもある ｜

身につけているのはタグ・ホイヤー モナコ スペシャルエディション

さて、先日の日本グランプリにて二度目のF1ワールドチャンピオンを獲得したマックス・フェルスタッペン。

F1にてワールドチャンピオンとなったドライバーのうち、複数回の優勝を成し遂げることができたのはわずか半数つまり17人しかいないと言われますが、マックス・フェルスタッペンは最年少デビュー、そして最年少入賞記録なども保有しており、かつ年齢も若い（25歳）ので、もしかすると今後ルイス・ハミルトンを抜いて「最多ワールドチャンピオン」を記録する可能性があるのかもしれません。

マックス・フェルスタッペンが愛用している腕時計は「モナコ」だった

そして今回、腕時計メディアによるマックス・フェルスタッペンへのインタビュー動画が公開されており（今年のモナコGPの際に収録されたもの）、そこで明らかになったのが、マックス・フェルスタッペンが「タグ・ホイヤー・モナコ」を愛用していること。

そしてモナコを愛用している理由としては、「昨年のモナコGPの際に（タグ・ホイヤー）モナコを贈られ、それ以来幸運のお守りとして身につけている」とのこと。

たしかに2021年の第5戦モナコGPでは2勝目をあげ、その後の第7戦（フランス）、8戦（シュタイアーマルク）、9戦（オーストリア）、10戦（イギリス）でも優勝を飾っているので、実際に「幸運のお守り」だと考えて良いのかも。

見たところ「タグ・ホイヤー モナコ スペシャルエディション（CBL2180.FC6497）」のようですが、このモデルは昨年の時点では発売されていないので、マックス・フェルスタッペンは複数のモナコを所有しているのかもしれませんね。

なお、フォーミュラ1という最先端のレーシングカーに乗って戦う身でありながらも「機械式腕時計」というアナログなモノを身に着けていることに対しては、「時間を知るにはスマートフォンで事足りるけど、なにか実体のあるものを身に着けていたんだと思う」とも語っています。

タグ・ホイヤー・モナコはこんな腕時計

モナコは「世界初の角型腕時計」としても知られ、初代の発表は1969年で、その翌年に（当時の）ホイヤーがスポンサーを務めるレーシングドライバー、ジョー・シフェールが「栄光のル・マン」撮影現場にこのモナコを身に着けてゆき、そこでスティーブ・マックイーンがこの腕時計を気に入って映画全編にわたり着用したことから一躍その名を轟かせることになっています（ジョー・シフェールは、スティーブ・マックイーンのドライビングコーチ、そしてスタントを請け負っていた）。

近年だとベル＆ロスが「そのインパクトの強さから」ラルフローレンの広告に起用された例もあり、機械式腕時計といえど、（機能はもちろん）見た目は非常に重要だと感じさせられる出来事でもありますね。

実際のところ、モナコを身についていると「あ、モナコ」とすぐにわかるのも事実であり、同時にぼくは、モナコを身に着けている人を見ると「なかなかやるな」と思います。

ちなみにですが、角型、そしてトノー型腕時計は現代では珍しくはなく、しかしそれを選ぶ人はごく少数。

そして実際に身につけたときの印象はラウンド型とは全く異なるものがあり、それこそがスティーブ・マックイーンが目を留めた理由なのかもしれません。

ただ、かくいうぼくもまだ一度もモナコを購入したことがなく、しかしどこかの時点で「手に入れねばなるまい」とも考えているのですが、あまりにバリエーションが多く、一体どういったモデルが自分に似合うのかがわからないといった状態です。※たぶんモナコは、編み込みベルトへと交換するとかなり上品になるはずだ

マックス・フェルスタッペンへのインタビュー動画はこちら

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参照：Time+Tide Watches