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リーボックの二大技術「ポンプ」「DMX」がミックスされたスニーカー「FURY DMX TXT」を購入してみた!この一足にリーボックが凝縮されている

投稿日:2019/06/11 更新日:

| インスタポンプフューリー、DMXともに現代のリーボックを構成する核技術だ |

さて、リーボックのスニーカー「フューリー ディーエムエックス TXT [FURY DMX TXT](21,600円)」を購入。

これはぼく的に「過去最大級の衝撃」を持つスニーカーだと考えていて、というのもリーボックのアイコンとも言える「ポンプ」と「DMX」とが合体しているから。

この説明は後に回すとして、正直言うとスニーカーについて、ぼくはナイキよりもアディダスよりもプーマよりも「リーボック」派でもあります。

ボクはナイキよりもリーボックのほうが好きだ

ナイキだと「エアフォースI」や「エアジョーダン」「エアマックス」の人気が高く、これらがナイキをスニーカージャンルにおける王者たらしめているわけですが、ぼくとしては「インスタポンプフューリー」に軍配を挙げたいと考えています。

画像に含まれている可能性があるもの:1人、靴

「インスタポンプフューリー(リーボックによる解説はこちら)」は1994年の登場で、その斬新なデザインやカラーリングによって一躍人気に。
いわゆる「ハイテクスニーカー」の代表格と言ってよいかと思います。
ただ、リーボックがそこからナイキを追い上げるに至らなかったのは「ポンプに続くヒットがなかった」から。

もちろんリーボックはあの手この手でポンプを超える製品を企画してきましたがいずれもヒットに至らず、しかし唯一「まだ売れた」のが”DMX”。
DMXはナイキの「エア」に近い構造を持っていて、いくつかのチャンバー内へと体重移動にあわせてエアが移動するシステム(チャンバーそれぞれが一本のチューブで接続される)。

写真の説明はありません。

もともとは第三者の持っていた機構ですが、リーボックがそれを実用化したものだとされています(ナイキの”エア”も発明家の技術をナイキが購入したもの。その発明家はナイキの前にアディダスに売り込んだが、アディダスはそれを採用しなかった)。

「ポンプ」と「DMX」とは採用されるパーツが異なる

なお、「インスタポンプフューリー」が全体的に丸っこいというか縦方向にボリュームがあるのに対し(その技術的特徴がアッパーにあるので)、DMX採用シューズはソールに特徴があったため、ソールを目立たせるためかアッパーがスリムにつくられていたのが特徴。

つまりポンプは「上」、DMXは「下」という、それぞれ異なるウリを持っていた、ということになります。

そんなワケで、「ポンプ ”The Pump Technology(ザポンプテクノロジー) ”」と「DMX ”DMX Moving Air Technology(ディーエムエックス ムービング エアー テクノロジー ”」なる、リーボックにおける2大技術が一つのシューズに内包されているのがこの「FURY DMX TXT」。
なお、これは2001年にリーボックが発売した「FURY MILLENNIUM(フューリーミレニアム)」の復刻という位置づけでもありますね。

画像に含まれている可能性があるもの:靴

リーボックは「ポンプ」をひとつの資産だと位置づけている

なお、リーボックは今年「ポンプフューリー25週年記念」として、インスタポンプフューリーのプロトタイプを復刻販売。
これは蛍光イエローをメインとした「シトロン」と呼ばれるカラーリングを持っています。

そしてこの「シトロン」についてはちょっとした逸話があり、インスタポンプフューリーの開発チームは「見たことがないシューズ」を作ろうとし、機能とカラーリングともに前例のないスニーカーを考え出したものの、マーケティング部門は「色をブラックかグレーにしてくれ」。

当時としては斬新すぎ、デザイナーの意図がまったく理解されなかったということですが、まさにアインシュタインの言った「偉大な精神を持つ人は、常に、凡庸な考え方を持つ人からの激しい反発にあるものだ」。

ナイキの「エア」についても様々な逸話が残りますが、こういった「前に進むためになにか画期的なことをしようとした」という人々の話はぼくの心を捉えて離さず、実際にインスタポンプフューリーについては、25年を経過してなお「当時反発にあった」カラーリングがもっとも高い人気を誇っているということになります。

そういったこともあり、リーボックはいつからか「ポンプを超えるものを作る」のではなく「ポンプをブランドの核に据える」という商品展開に切り替えていますが、これはポルシェが「911を超えるものを作ろうとしたが、それはできないとわかり(マーケティング的な意味が大きい)、であれば911をブランドの核に」という方向転換によく似ています。

画像に含まれている可能性があるもの:靴

そもそも「ブランド」の成立要件のひとつに”歴史”があると言われ、その歴史には「ヒット商品」が内包されると認識していますが、その意味でも歴史を持つブランドが、どんどん出てくる新興勢力に対抗するには「歴史を活用する」のが最良の判断ということなのでしょうね。

FURY DMX TXTはこんなスニーカー

そしてこのFURY DMX TXTですが、見ての通り「金」つまりゴールド。
さらにブラックも組み合わせられ、なんともいえない派手さを持っています。

ポンプ部は光沢のある樹脂で成形され(ほかのポンプのようなファブリックではない)、ケブラーのようなテクスチャを持ちます。

そしてシュータンやヒール部は「ラメ」。

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つま先、かかと部分は半光沢のゴールド。
「Fury」のロゴが入り、ここからも「ポンプフューリーを重要資産として位置づけている」ことがわかります。

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ポンプ部は「新ロゴ」。

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アッパーの一部はメッシュ、サイド部はほかのインスタポンプフューリー同様に「貫通」。

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リーボックは昔から通気性を意識するブランドでもありますね。

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そしてソールは「DMX」。
実際のところDMXはクッション性に非常に優れ、かなり歩きやすい、と思います。

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DMXは「ラウンド」が一つのモチーフであり、エッジやヘキサゴンをモチーフとしてきたインスタポンプフューリーとは相反するものがあると思いますが、FURY DMX TXTでは、そういった「異なる要素」がうまく融合させられているようですね。

写真の説明はありません。

そのため、通常のインスタポンプフューリーとはやや異なる印象を持っており、もともとDMXの持っていた「ダッドシューズ(オッサンスニーカー)」っぽい雰囲気も見え隠れするようです。

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