ただしクルマの運転には全く向いていないスニーカー
リーボックがなんとインスタポンプフューリー(INSTAPUMP FURY)「プロトタイプ」を復刻し3月22日より発売を行う、と発表。
インスタポンプフューリーというとぼくが大好きなスニーカーのひとつですが、この「プロトタイプ」が復刻されるのは今回が「初」。
これはいかなる犠牲を払ってでも手に入れねばなるまい、と考えています。
なお、インスタポンプフューリーが誕生したのは1994年で、今回発売されるのも発売年にちなんで1994足のみ。
正式名称は「INSTAPUMP FURY PROTO 94」、価格は21,600円という設定です(通常版よりちょっとだけ高い)。※販売ページはこちら
インスタポンプフューリー「プロト94」はこうなっている
なお、リーボックによればこのプロトタイプは「半年間だけ市販されたことがある」とのこと(全然この存在は知らなかった)。
その後仕様変更がなされたため、この「プロトタイプ」は非常に貴重で、今回はそれと同じモデルを手に入れる「初の」チャンスということになります。
ここで今回復刻されるプロトタイプ、そして通常版との比較を見てみようと思いますが、まずポンプ部の文字がプロトタイプ(左)では"THE pump"、通常製品では"insta pump" 。
なお、シュータンには限定モデルであることを主張するシリアルナンバーが入ります。
甲に当たる部分の刺繍については、インスタポンプフューリー・ プロトタイプ(左)だと”Reebok"文字のみ、通常版ではReebok文字に加えてベクターロゴ入り。
インスタポンプフューリー・ プロトタイプ(左)にはシュータンとヒール部分のループがなく、かなりスッキリとしたデザインに。
インスタポンプフューリー・ プロトタイプ(左)のアウトソールはイエロー、通常版はブラック。
インスタポンプフューリー・プロトタイプ(左)のインソールにはポンプフューリーをデザインしたチーム「RAC」のロゴ。
今回の インスタポンプフューリー・ プロト94の特徴はざっとこんな感じ。
なお、インスタポンプフューリーはクルマの運転には向いていないと考えていて、それはソールが滑りやすく、(ペダルに当たる)ソール面積が狭いから。
加えてソール自体が柔らかく、MT車や、ブレーキペダルの重いクルマ(ロータスやマクラーレン)だとかなり苦労することになる、と考えています(その意味ではナイキのエアフォース1、アディダス・カントリーがクルマの運転には向いている)。
リーボックによるインスタポンプフューリー [INSTAPUMP FURY PROTO 94]の説明は下記の通り。
1994年にランニングシューズとして登場し、リーボックの最も代表的なモデルである「INSTAPUMP FURY(インスタポンプフューリー)」の初回生産版“プロトタイプ”の初復刻モデル「INSTAPUMP FURY PROTO 94(インスタポンプフューリー プロト 94)」を、発売25周年を記念し、1994年発売にちなみ、全世界で1994足数量限定(シリアルナンバー付)にて発売。
VIA:Reebok
発売時のファーストカラーとして知られる、イエローやレッドといった原色を大胆に使った通称“シトロン”カラーには、“プロトタイプ”と呼ばれる半年しか販売されなかった、初回生産版が存在します。“プロトタイプ”のアウトソール前足部には、イエローのラバーパネルが使用されていましたが、鮮やかなシトロンイエローの染料は柔らかく、すぐに劣化してしまうという問題があった。品質改良がなされ、1994年9月に耐久性に優れたブラックのラバーソールに変更し、同時にいくつかのディテールも変更して再度発売された。