>ポルシェ911関連 ■新型車情報/スパイフォト/噂など

新型ポルシェ911GTSカブリオレの試作車が走行中!フロントはGT3系、リアは911ターボ系で”911シリーズのいいとこ取り”

| ブレーキはホワイトキャリパーのPSCB? | 新型ポルシェ911カレラGTSカブリオレのプロトタイプが走行中。カレラGTSは「カレラS以上、ターボ以下」というモデルです。「GT」と名はつくものの911GT3、911GT3RSに積まれる自然吸気エンジンではなく、GTSではターボエンジンを搭載することになりますが、フロントバンパーは「GT3」系に近い、3分割式のエアインテークを持つようですね。なお、911「カレラ」系のエアインテークはこういった感じで「横長」となっており、ターボ系もこういった横長グリルを採 ...

ReadMore

■新型車情報/スパイフォト/噂など >BMW(ビー・エム・ダブリュー)

新型BMW M3の画像がリーク!ワイドフェンダーにボディ同色大型ディフューザー装備の過激マシン

| グレードや駆動方式の選択肢も拡大し、メルセデスAMG、ポルシェを追撃 | これまでに何度かBMW M3のスパイフォトが目撃されていますが、今回はなんと「偽装なしの」BMW M3が捉えられています。この画像を見るに「工場内」で撮影された可能性が高く、となると新型M3はもう生産が開始されているとも考えられます(プリプロダクションモデルかも)。画像では巨大なリアフェンダー、トランクリッドスポイラー、アグレッシブなリアバンパーにボディカラー同色のリアディフューザーが確認でき、「4本出し」テールパイプの存在も。 ...

ReadMore

>トヨタ/レクサス(Toyota/LEXUS) ■新型車情報/スパイフォト/噂など ■ニュース

TRDがGRスープラを「怪物」に仕立て上げると予告。1994年の80スープラ「3000GT」を90スープラでも再現

| そのルックスはまさにレーシングカーといっても過言ではない |  TRD(Toyota Racing Development)がスープラをベースにしたコンセプトカー、「3000GTコンセプト」を発表すると予告。発表は東京モーターショーではなくSEMAとなり、世界へ向けて広く発信する、という意図がありそうですね。今回公開された動画だとその概要を示すに止まり、しかしこれは以前、TRDが80スープラをベースに製作した「3000GT」を90世代で再現する、というプロジェクトのようです。 1994年の東京オートサ ...

ReadMore

■新型車情報/スパイフォト/噂など >マツダ(MAZDA)

マツダの新型EV「MX-30」リーク!マツダはホンダやVWとは異なるアプローチの電気自動車を考えたようだ

| このボディ形状は他メーカーのコンパクトEVに対して優位性を持つことになりそうだ | マツダは、そのブランド初となるEVを第46回東京モーターショーにて発表の予定ですが、今回その画像が発表を目前にしてリーク。資料には「MX-30」の文字も見え、つまりはコンセプトモデルながらもその車名がMX-30である、ということも同時に判明。なお、マツダが車名に「M」を用いるのは珍しくなく、「MX-5(ロードスター)」「MPV」「MS-6/8/9」といったものが過去に存在。ただしそれぞれ「マツダ」「マルチ」「メガロ」な ...

ReadMore

■新型車情報/スパイフォト/噂など >スバル(SUBARU)

新型SUBARUレヴォーグがリーク!VIZIV風のアグレッシブなデザインを持ち、市販車というよりコンセプトカーのようだ

| 実際に見るとかなりエッジの効いたデザインだと思われる | スバルは東京モーターショーにおいて新型レヴォーグを発表することになりますが、それに先んじてモデルチェンジ版レヴォーグの画像がリーク。現行レヴォーグは「全車ターボ」、トップレンジの2リッターターボは300馬力を発生するというスポーツワゴンで、後ろに向けてスロープしたルーフラインを持つなど、実用性よりもスタイルを重視したと思われるクルマ(スバルはほかにフォレスターやXVといったラインナップを持っていて、それぞれの用途にて棲み分けている)。 なお、新 ...

ReadMore

>トヨタ/レクサス(Toyota/LEXUS) ■新型車情報/スパイフォト/噂など

トヨタ、レクサスが2021年までに3台のEVを発売とのウワサ。「すでに技術を有しており、発表時期を待つのみだ。消費者にとっても”求めやすい”価格になるだろう」

| 現段階では現実的に発売できそうなEVコンセプトがまだ発表されていない | 英国Autocarによると、トヨタとレクサスは2021年までに「3種の」エレクトリックモデルを発売する、とのこと。これは”内部の人”の話だとして報じられたものですが、「いずれかのモデルがエレクトリック化される」のか、「全く新しいエレクトリックモデルが登場するのか」は今のところ語られず。さらにはトヨタ、レクサス両方からプラグインハイブリッドモデルが登場するということについても言及されているようですね。

ReadMore

■バイク(自転車/自動二輪) ■近況について ■ニュース

ホンダCBR250RR用にアライのヘルメット「HR-mono4」購入!ROOFやノーランのヘルメットに比較すると「さすが日本製」

| やはり日本メーカーならではの気遣いが随所に見られる | さて、アライのヘルメット(バイク用)を新しく購入。これは「HR-mono4」というモデルで、いろいろな機能を省いた廉価版という位置づけです(よって実勢価格3万円前後という、アライのフルフェイスとしては破格の安さ」。ただ、アライだけに安全性に関しては抜かりなく、帽体そのものはスネル規格M2010を満たすなど高い水準を持っています。 こちらもオススメ、関連投稿10選FIAがF1向けに新しいヘルメットの基準を設定。視界がどんどん狭くなってゆく模様レクサ ...

ReadMore

>ポルシェ911関連 ■ニュース

「997世代の911GT3 RS風の」カラーリングを持つ991.2世代の911GT3 RS登場!未だにボクは997GT3 RSのインパクトが忘れられない

| ”黒ベースのオレンジアクセント”、”オレンジベースの黒アクセント”が与えたインパクトは過去最大級 | 991.2世代の911GT RSを997世代の911GT3 RS風にカスタムした車両が登場。水冷世代の911GT3 RSは「996」世代から今に至るまで続いていますが、「オレンジ×黒」「黒×オレンジ」といったコントラストカラーは13年前の997世代(初期)911GT3 RSで初めて登場しています。なお、当時は内外価格差、情報差がけっこう大きかった時代でもあり、アートスポーツなどいくつかのディーラーが並 ...

ReadMore

>フェラーリ(Ferrari) ■ニュース

【動画】フェラーリ・デイトナを現代風に再デザインしたユーチューバー登場!さすがにオリジナルを超えるのは難しかったか・・・

| 昔のピニンファリーナによるフェラーリが持つデザイン的完成度は現代の技術をも寄せ付けない | 最近ではすっかりおなじみになったカーデザイナー兼ユーチューバー、スケッチモンキー氏。これまでにも過去のクルマや現行車などを「もしも自分がそのデザイナーだったらこうする」というレンダリングを作成して公開していますが、今回手を付けたのはフェラーリ・デイトナ。デイトナはもはや伝説級のクラシックフェラーリとも言えるクルマで、それだけに「禁断の果実に手を付けたな」という印象も。 こちらもオススメ、関連投稿10選意外と出て ...

ReadMore

>アウディ(Audi) >シボレー(CHEVROLET) >アルファロメオ/フィアット/アバルト(Alferomeo/FIAT/ABARTH) >トヨタ/レクサス(Toyota/LEXUS) >ランボルギーニ関連ニュース・ネタなど >シトロエン/DS(CITROEN/DS) >AMG/メルセデス(Mercedes-Benz) >ジャガー(Jaguar) >ホンダ/アキュラ(HONDA/ACURA) >ルノー/アルピーヌ(RENAULT/ALPINE) ■自動車各メーカー業績/統計/ランキング等 >フェラーリ(Ferrari) >ベントレー(Bentley) >ブガッティ(BUGATTI) >日産/インフィニティ(Infinity) >フォード(FORD) >スマート(SMART) >中国/香港/台湾の自動車メーカー >プジョー(PEUGEOT) >BMW(ビー・エム・ダブリュー) >三菱(MITSUBISHI) >VW(フォルクスワーゲン/Volkswagen) >レンジローバー/ランドローバー(RangeRover) >ロータス(Lotus) >その他ポルシェ関連/ニュース >ロールスロイス(Rolls-Royce) >ダイハツ(DAIHATSU)

アルファロメオ、ポルシェ、ランボルギーニ・・・。あのブランドはどのグループに属するの?最新情報をまとめてみた

| 驚くべきことに、まだまだ単独メーカーも多く残っている | さて、再編激しい自動車業界。様々なブランドが売買され、たとえばランボルギーニは今に至るまで7回も経営が変わっており、アストンマーティンも7たび経営者が変わっています。そのほかロータスは中国企業に買われたりといった驚きの事例もあり、ここで「どのブランドがどのグループに属しているのか」を見てみたいと思います。 こちらもオススメ、関連投稿10選2018年11月の国内輸入車登録ランキング。ヒットが出るも「後が続かずに」反動で落ち込むブランドも意外と出て ...

ReadMore



>ポルシェ911関連 ■TEST DRIVE(色々な車の試乗記) ■近況について ■ニュース

【試乗:ポルシェ911(992)】 ポルシェはいつも、ボクらの期待の「ずっと上」を行く。これだけバランスの取れたスポーツカーは他にない

投稿日:

| ポルシェはもともと「小型で効率性の高いスポーツカー」を標榜していた。その精神は今も新型911に受け継がれる |

さて、待望の新型ポルシェ911(992)カレラSに試乗。
ぼくは「もう911を購入することはないだろう」と考えていましたが、それはRRならではの不安定な挙動のため。
ただ、ぼくがそう判断したのは997世代の911に乗っていた頃で、それ以降の919、991.2を運転してみると徐々にそういった(不安定な)印象が薄れてきていることにも気付かされます。

最新の992世代ではその傾向がさらに強くなっているはずで、「乗ったらたぶん欲しくなるんだろうな」という、今回はやや警戒と恐れを抱いての試乗といわけですね(ある意味では、買いたくならないよう、その理由を探すための試乗だとも言える)。

ポルシェ911カレラS

ボディサイズ:全長4,519 全幅1,852 全高1,300ミリ
エンジン:3リッターフラットシックス・ツインターボ
出力:450PS/6500rpm
トルク:54.0kgm/2300-2500rpm
トランスミッション:8速PDK(デュアルクラッチ)
0−100km/h加速:3.7秒
車体重量:1515kg
価格:16,660,000円

新型ポルシェ911の外観は?

新型ポルシェ911のエクステリアは、明らかに「911」ではあるものの、991世代に比べて明確なプレスラインが減り、よりなめらかになった印象。
さらにリアフェンダーがワイド化され、イメージとしては993世代のワイドボディに近い、と感じます。

そのほか、フロントバンパーの表面と開口部とのつなぎ目がスムーズになったり、テールランプが左右連結してさらに「薄く」なったり、ドアハンドルがフラッシュマウントされたり、フロントフード先端が「初代911、930、964、993」つまり空冷世代のポルシェっぽく変更されていることもトピック。

L1120601

外観の詳細については以前にショールームにてチェックしてきているので、こちらを参考にしてもらえればと思います。

新型ポルシェ911(992)を見てきた!単なる過去のリバイバルじゃない、新しい世代のポルシェを見てみよう(外装〜前編)

【動画】新型ポルシェ911(992)を見てきた!前後フェンダーの張り出しはもはやRSモデルなみ(外装〜後編)

新型ポルシェ911のインテリアは?

992世代の911では、やはり「先祖返り」傾向がより強くなり、ダッシュボードとセンターコンソールが分割されたり(水冷世代では連続していた)、メーターが初代911風のデザインへと変更されたりといった部分で旧世代へのオマージュが見えますが、そこへ非接触式のスイッチ、液晶パネルなど現代の装備を融合させていることも見逃せないポイント(単なる懐古趣味ではない)。

そして「シフトレバー」がなくなって走行レンジの選択が「スイッチ」によって行われるという劇的な変化があった一方、キー(のかわりのデコイ)を捻ってエンジンをスタートさせるという「儀式」を残してくれたのはありがたいところ。

インテリアについても、下記に詳細をまとめています。

L1120720

新型ポルシェ911(992)内装編!これまでの「平面」「から「立体」へ、そして初代911を意識したデザインを見てみよう

新型ポルシェ911に乗ってみよう

早速ここで新型911に試乗してみましょう。
まず試乗車がパーキングロットから回されて来ることになり、その際のエンジン音はかなり大きく、もしかするとランボルギーニ・ウラカンよりも大きいかも(比較しやすいよう、ウラカンに乗ってポルシェセンターに行った)。

着座位置はちょっと低くなった

そしてフラッシュマウントとなったドアハンドルを引いて車内に乗り込み、ここで気づくのは「着座位置がかなり低い」ということ。
実際に991世代よりも低くなっていると報道資料にあって、そのおかげでダッシュボード、サイドのドアパネルの位置がかなり高く見えます。

ポルシェはもともと(剛性確保のためか)グラスエリアが狭いクルマで、そのためにこういった「囲まれ感」の強いインテリアを持っているものの、992ではそれがさらに加速しているようですね。

その後にはいざエンジンをスタートと相成りますが、この試乗車には「ポルシェ・エントリー&ドライブシステム」が装着されているので、エンジンスタートはステアリングコラム右横のスイッチを「捻って」スタートさせることに(これがついていない場合、どうやってスタートさせるのかは不明)。

L1120660

この捻るという操作は、近年のほとんどのクルマが採用する「プッシュボタン」とは全く異なるもので、しかしポルシェは安易に「プッシュボタン化」せず、この古(いにしえ)の手法を最新モデルでも採用してきたことに喝采をおくらずにはいられません。

ただ、タッチは991までとは大きく異なり、やはり「スイッチ」っぽい印象がありますね。

そしてその後はミラーやシートを調整しますが、それらスイッチの位置はこれまでとおおよそ同じ。
ただし一部スイッチの表面はつるりとしたピアノブラック仕上げへと変更されています。

新型911は何もかもが「軽い」

そして各部の調整が終われば、センターコンソールにある「スイッチ」を手前に倒してDレンジに入れ、クルマをスタート。

このスイッチのタッチ然り、ブレーキペダルやステアリングホイールの操作に要する力はかなり軽減され、相当に「軽い」印象です。

L1120637

ただ、軽くなったといえどもその操作に対する反応、フィードバックは「ポルシェならでは」。
そこには曖昧さが微塵も介在せず、特にブレーキペダルのタッチはかなり軽くなったのに「しっかり反応」。
効きはじめ、そして停車直前のフィールも申し分なく、安心して踏めるブレーキですね。

なお、これまでのポルシェで指摘されていた「チープな操作感」を持つウインカーレバーのタッチも改善され、しっとりとした操作フィールに生まれ変わっています。

新型ポルシェ911のドライブモードは4種類

試乗したポルシェ911は「スポーツクロノ・パッケージ」と「スポーツエギゾースト」が装着されており、ステアリングホイールのスポークに装着されるロータリーコマンダーにてドライブモードの変更が可能。

これを変更するとアクセル操作に対するレスポンス、シフトチェンジのタイミング、エキゾーストサウンドが変化します。

このドライブモードは「ノーマル」「スポーツ」「スポーツプラス」そして「インディビデュアル」の4種類(992の目玉、”ウェットモード”を入れると5種類)。

L1120657

実際に運転した感じだと、それぞれのモード変更時における体感上の差は991よりも大きく、「ノーマル」だとかなり早めにシフトアップする設定を持ち、時速70キロくらいで走っていると「8速1000回転」といった状態に(7速と8速はオーバードライブの設定)。

そして「スポーツ」に入れるとサウンドが大きく太くなり、より高い回転数まで引っ張って変速を行います。

そして「スポーツ+」だともうひとつ音が大きく、そしてさらに回転数を高めに維持。
なお、このモードだと「アクセルオフ」でもエンジン回転数がほぼ下がらず、つまりは「いつでも加給ができ、再加速できる」状態を作っているようですね(空冷ポルシェの、一気に回転数が落ちるエンジンを知る人にとってはかなり驚く部分でもある)。

なおエンジンは991世代と同じ3リッターツインターボを採用し、基本構造は変わらないものの過給圧は1.1から1.2Barへ(出力は30馬力向上している)。
中間加速以降重視へと変更されているようで、出力とトルクカーブが「若干右へ」スライドしているということも公表されています。

L1120669

さらにはレッドゾーンも「7400回転」に設定され、これは(GT系以外の)ポルシェ、そしてターボエンジンとしてはかなり高め。

つまり992世代の911は「比較的高回転寄り」の設定を持っているということになりますね。

エンジンサウンドについては、一言でいうと「重低音」。
ノーマルだと室内に侵入する音は最小限(992は遮音性もかなり高い!)で、しかしモードを上げてゆくとけっこうな重低音が入ってきます。

▼こちらは一般道をゆっくり走っている状態。ロードノイズが聞こえないので、意外とエンジン(エキゾースト)サウンドがよく聞こえる

ただ、不快なノイズそして振動はなく、「心地よい」たぐいのサウンドを発していて、できれば「スポーツモード以上」で走りたいものだ、と思わせるほど。

▼こちらはトンネル内を4−3−2速で走ってみた動画。制限速度を守っているのであまり速度を出せず、エンジンサウンドよりもロードノイズのほうが大きく聞こえるのはちょっと残念

992の乗り心地は大きく改善された

そして各メディアが口を揃えて述べているのが「乗り心地の改善」。
たしかにこれは走り出してすぐにわかるもので、いわゆるNVH(ノイズ、ヴァイブレーション、ハーシュネス」がかなり小さく、これは「スポーツカーにしては」というレベルを超えていて、サルーンとも比較しうるレベル。

ポルシェは第2世代のパナメーラで驚くほど乗り心地を向上させていますが、ポルシェはもともと「乗り心地」には非常にこだわるメーカー。
実際に初代セルシオ(レクサスLS)が登場し、ポルシェのエンジニアが試乗したときに「これこそが我々の求める乗り心地だ」と発言したといわれる程です。

なお、ぼくは水冷世代のポルシェだと986ボクスターS、997カレラ、981ボクスター、718ケイマンを乗り継いでいて、「986/996」「987/997」「981/991」と世代を重ねるごとにポルシェはその乗り心地を改善していることもその身をもって理解しています。

たとえば986/996世代だと、段差を超えるときには体をこわばらせて「身構えた」ものですが、987/997世代ではそれが大きく和らぎ、981/991世代ではさらにマイルドに。
これはサスペンションのセッティングも関係しているものの、タイヤサイズ(直径)も大きく影響しているようですね。

L1120583

そして最新の992だと、もう歩道と道路との段差を超える際には「(誇張抜きで)ほぼわからないレベル」にまで到達しており、このあたりはパナメーラで培った技術が生きているのかもしれません。

ちなみにポルシェがサルーンを作るということに肯定的な意見を持たない人も多いようですが、パナメーラから(911への)技術的フィードバックも多分にあると思われ、ぼくは「ポルシェがパナメーラを作ることによって991は更に良くなった」とも考えているのですね。

その意味では、パナメーラにまだ乗ったことがない人はぜひ一度パナメーラを試乗し、できればメルセデス・ベンツSクラス、BMW 7シリーズ、アウディA8も運転してみて、「パナメーラがいかに優れているか」を体感して欲しい、とも思います。

なお、992の乗り心地改善については、フロント20インチ、リア21インチとタイヤサイズを前後異径化したことでタイヤ内部の容量が大きくなり、そのぶん空気圧を下げることが可能になったからだというのは発表済み。

L1120589

新型911ではエンジンの搭載位置が「ミドシップに近くなった」と言われますが、それによってトラクションがさらにかかりやすく、かつ挙動もマイルドに。
加速時に「フロントが浮く」印象、そして段差超え時にリアが「ドッスン」と落ちる印象もほぼなくなり(ミドシップのケイマンに比較するとRRを感じる部分はあるけれど)、かなり安定性の高いクルマに仕上がっている、と思います。

ちなみにポルシェ911は「速度感が希薄なクルマ」で、つまり体感速度が非常に低いクルマ。
これは「囲まれ感の強いコクピット」に加え、徹底的に抑えられたNVH、岩のようなボディ剛性、優秀な足回りに担保された高い安定性がそう感じさせるということですが、(911に限らず)ポルシェに人を乗せて走っていると、「(スピードメーターを見て)え?もうそんなにスピード出てるの?」と驚かれることが多いということもその証左かも。

結局どうなの新型ポルシェ911?

ポルシェは自身によって、その期待値と製品づくりのハードルを上げてきた会社ではありますが、今回の992は「期待以上、予想以上」。
992発表以降メディアがその運動性能や快適性、先進性をベタ褒めしており、その良さを十分に予想できる一方、「またメディアの911礼賛か・・・」という”やれやれ”といった思いが試乗前にあったのもまた事実。

ただ、実際に自分で新型911のステアリングホイールを握ると「すごいなこのクルマ」としかいいようがありません。

ぼくが高く評価したいのは「乗り心地がよく、安心して運転できる」こと、「室内の静粛性が高く、運転していて疲れない」こと、「先進的なインテリア」、「魅力的なサウンド」。

L1120582

一方で気になるのは「あまりに高価になってしまった」こと、さらに「オプションを装着するとさらに高価になる」こと(乗り出し2000万円!)、そしてその割に見かけが「スーパーカー的ではない」ということ。

よって、現在スーパーカーセグメントに置いて「比較的」安価なラインナップを持つマクラーレンに”ポルシェの顧客が流れている”のもわかるような気がしますが、911の真価はもちろんその外観ではなく、その「中身にある」ということを改めて知ることになった試乗でもあったと思います(この部分は言葉ではなかなか表現できない)。

ぼくは「(自分には乗りこなせなかったので)991はもう買わない」という”911不買の誓い”をたてていますが、その誓いをうっかり忘れそうになるほど新型911は扱いやすく、「911カレラSは高価すぎるので、ベースグレードの911カレラが出たら買うか・・・」と思ってしまったほど。

おそらくはこれほど扱いやすく、どこにでも乗って行けて(そんなに大きくない)、信頼性も高く、かつユーティリティも高いスポーツカーは他になく、スーパーカー的ルックスを求めないのであれば(スーパーカーはそのサイズや形状の問題もあり気軽には乗れない)、まさにベストバイだと言えそうです。

L1120639

なお、ポルシェ創業の理由は「自分がほしいと思うクルマ、つまり小型で効率の良いスポーツカーがどこにもなかった。だから自分で作ることにした」というもので、かつポルシェの考えるスポーツカーは「日常性を持つクルマ」。

よって、「エキゾチックであること」「エクスクルーシブであること」を目的としているスーパーカーとは根本が異なるクルマでもあり、その意味で「ルックスがスーパーカー的ではない」のは当然なのかもしれませんね(その意味で、ポルシェは実用性を犠牲にしてまでスーパーカールックスを目指すべきではない)。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

JUN

新しいモノ、テクノロジー好き。「クルマ好き」に分類されるはずだが、一般にはそれを隠して生きている。クルマだと軽自動車、スーパーカー、電気自動車まで興味を広く持つ。どんなクルマにも作られた人の魂が込められていると信じていて、そのため「よりデザイナーが情熱を注いだであろう」珍車がとくに好き。座右の銘は「情熱と愛情さえあればなんとかなる」。職業は(それが職業と言えるならば)投資家、ブロガー。 現在は複数カーメディアにて記事を連載中。

こちらもどうぞ。人気記事

1

| 乗ってゆくクルマでディーラーの対応は間違いなく変わる | 高価な車に乗ってディーラーを訪問すると態度が変わるのか?ということはよく言われます。 ディーラーのセールスの人もぼくらと同じ人間ですので、 ...

2

| ロレックスは「在庫が足りずに」値上がりしているわけではない | さて、高価なこと、そして値上がりが継続することで知られるロレックス。今回は「なぜ」値上がりするのか、その構造について考えてみたいと思 ...

3

| レクサスLFAの相場はちょっと下降気味? | ちょっと前までは非常に高いプライスタグを提げていた、レクサスLFAの中古相場がやや下がり気味。6000万円くらいを記録していた時期もありますが、それが ...

4

フロントバンパーレス、悪魔のZっぽい インテリアのカスタムで知られるVilnerがフェアレディZの内外装をカスタムして公開。なんとも魅力的なボディカラーを持つフェアレディZですが、この個体にはちょっと ...

5

「オレ、ランボルギーニ買うわ」 (一般的な収入の人が)そう言ったときの、奥さんもしくは彼女さんの反応はほぼ一様だと思うんですよね。 あきれたり、「絶対無理」と一蹴されるよりも先に、結婚前だと「あたしと ...

6

ランボルギーニ・アヴェンタドールSの購入を検討開始。 ぼくはガヤルド、ウラカンと二台ランボルギーニを乗り継いだ割にはV12モデルには疎く、その標準装備やオプションについてはほとんど無知。 まずは見積も ...

7

一定以上から増えた年収は「余剰金」のようなものだ 収入について、ふと思うことが。 例えば、年収400万円から倍の年収800万円になったとして、使えるお金が倍ではなく「それ以上」になる、ということ。 一 ...

8

フェラーリ売却価格が高く、はある意味「もっとも割安な」車なのかもしれない 世の中には残価設定ローンというものがあり、ぼくはこれが大好きです。たとえば1000万円の車を購入する際、3年ローンで残価が50 ...

9

高額な腕時計(どれくらいから”高額”なのかは人によって意見が分かれるのでここではあえて触れない)をしていると周囲の反応が変わる、ということはよく聞きますよね。 レストランやホテルでの待遇が良くなったと ...

10

| フェラーリ=速い、という印象があるが | 「速い」と思われたものの、実際はそんなに速くなかった車ベスト(ワースト)8が公開に。その順位は下記の通りですが、フェラーリが8車種のうち2つ、ポルシェが1 ...

->ポルシェ911関連, ■TEST DRIVE(色々な車の試乗記), ■近況について, ■ニュース
-, , , , , ,

Copyright© Life in the FAST LANE. , 2019 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.