|香港の電脳街へ行ってきた |
さて、香港の電脳街、深水埗(シャムスイポー)へ。
とにかく香港というと「電脳」という感じで、それは士郎正宗氏のコミックや、それを原作とする「ゴースト・イン・ザ・シェル」でもおなじみ。
ただ、以前は旺角(モンコック)あたりにあった電脳街ですが、最近は旺角も下町から繁華街/観光地化してしまってマニアックなお店が減り、香港の電脳街はいまや深水埗を残すのみ、といった感じ。
行き方としてはしごく簡単で、電脳街はMTR(地下鉄)深水埗駅を上がってすぐ。
するとイキナリ上の画像のような基盤と地球儀の合体したオブジェがドドンとそびえています。
↓おおよそこのあたり
いかにも香港っぽい雰囲気
さらに進んでゆくとマンション、看板、露天という「いかにも香港っぽい」雰囲気に。
露天はゴミなのか商品なのかよくわからないものが散乱。
店番の人もいなくて「どうやって買うのコレ」というものも多数あります。
この「目のないドラえもん」はちょっとヤバくない??
こういった食べ物系のお店も多数。
見た目はアレなものも多いですが、ぼく的には「イケる味」だと思います。
パンやまんじゅう、蒸し物も。
蒸したての肉まんはかなり美味。
ジャンクなカーステレオ、カメラ、双眼鏡、計測器など。
誰が買うんよコレ・・・。
イキナリ仏ゾーン出現。
見るからに電脳街っぽい、何かを期待させる「GOLDEN CYBER CITY」。
中はパソコンパーツやスマホ用アクセサリを販売するお店多数。
以前はもっと自作パソコン用のコアなパーツなどが多かったそうですが、最近はスマホでゲームを行う人が増えてパソコン自体の需要が減り、今ではあまりパーツを販売しなくなった、とのこと。
なお、昔はiphoneのツインSIM化やアンドロイド化など改造も盛んだったことを思い出します。
周囲はこんな感じ。
洗濯物を道路にはみ出して干すのは「香港名物」ではありますが、再開発に伴い”頭上の看板”とともに減ってきていますね。
これもまたガラクタを売るお店。
ぼく自身「ガラクタ大好き」なので一日中見ていても飽きないのが深水埗。
しかし「鍋のふた」「外した電線」など、どう考えても使いみちがなさそうなもの多数。
とにかく数珠は大人気。
そのほか骨董なのかゴミなのかわからないものも多く見られます。
建て替えによって破壊した、古い建物から引っ張り出してきたような廃材や掛け軸のようなものも多数あり、「探せばもしかすると値打ちものもあるんじゃないか」という気もしてくるのが不思議。
こちらの靴はまだいいほうで、中には「左右で違う」靴を売っているところも。
炊飯器やスーツケースも売られていて、もはや何がテーマなのかわからなくなってますね。