| BMW M4を過激にカスタムした”マンバ GT3ストリート |
2年ほど前にCGとして公開された「マンバGT3ストリート」ですが、今回ついにホッフィ・オートモビル(Hoffy Automobile)が実車を公開。
ベースとなるのはBMW M4で、見ての通りヘッドライトとキドニーグリルにほんのり面影を残す以外は完全に外装が入れ替えられることに(今まで見たBMW M4カスタムではもっとも過激かも)。
ホッフィ・オートモビルによるとボディパネルはCFRP製で、これはDTM/GTEスペック、つまりレーシングカーに使用されるグレードだと述べています。
エンジンルームには一体何が入っているのか
フロントバンパーとリアバンパーはもちろん、サイドスカートや前後フェンダー、リアウイング、リアディフューザーも入れ替えられ、おそらくもとのパネルとして残るのはピラーとルーフ、ドアスキンくらい。
ヘッドライトも変更されて新しいイカリングにレーシングライト、そしてテールランプは(BMW純正オプション?)OLED。
ちなみにエンジンは出力750馬力とのことで、これはノーマルの+300馬力以上。
チューニング内容は不明ですが、ボンネトッガ大きく盛り上がっているところをみると、(純正のターボに加えて)スーパーシャージャーでもドッキングさせたのかもしれませんね。
マンバGT3ストリートのインテリアはこうなっている
マンバGT3のインテリアはほぼフルアルカンターラ張り。
ダッシュボードやステアリングホイールにもアルカンターラが張られており、シートやドア内張りにはダイヤモンドステッチも採用されています。
なお、シートやボディサイドに入るグラフィックはマンバ(毒蛇)を図案化したもの。
助手席足元には消化器。
なおオーディオシステムには力を入れているといい、快適性は損なっていないようです。
反面、需要があればロールバーを装着することも可能だとしており、インテリアはいかようにでもスイッチできる模様。
ステアリングホイールには「MAMBA(マンバ)」の刺繍。
マンバはコブラ科に属する猛毒を持つ蛇の一種で、とくにブラック・マンバは噛まれた際の致死率が高いことで知られ、コービ・ブライアント選手の果敢なプレースタイルをさして「ブラック・マンバ」が彼のニックネームに用いられていますね。
要は米国では「マンバ」の性格や、その名前の意味するところがよく知られているということになりますが、まさに今回の「マンバGT3 ストリード」は毒性の強い”危険な”BMW M4だと言えそう。